みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
40.《ネタバレ》 もうね、映画界の金字塔ですよ。アクション、パニック、人間ドラマ、それらを全部高い水準で兼ね備え、次々に押し寄せる困難に立ち向かう人間たちは、良くも悪くも儚く美しい人間賛歌。こういう作品を撮られると、後々の作品は大変だな、と気の毒にすらなりますが、この年のアカデミー賞はゴッドファーザーPART2でした。良い時代。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 10点(2021-07-05 19:33:01)(良:1票) 39.《ネタバレ》 子供の頃観て感動し、その後も何度か観てる好きな映画です。最近再観賞しました。 何回も見てると内容的には突っ込みどころ満載なのですが、当時よくこれだけの映画を作ったものだと感心です。ストーリーは解っていても、名俳優たち(脇役も含めて)の演技でグイグイ映画に引きずり込まれます。最近は少ないのですが、昔の俳優さんたちは顔だけで迫力の演技が出来ましたね。 又ジョンウィリアムスの音楽が緊張感を高めてくれて、スターウォーズの前から一流の仕事をしてたんですね。 おそらくまだまだ見てしまう映画です。 【YAE】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2020-05-15 22:59:49) 38.15年ぶりくらいでブルーレイで観ました。いや〜、はらはらドキドキ。マックィーンとポール・ニューマンもメチャ渋くて、改めて何も言うことありませんでした。文句無し10点とだけ言っておきましょう(笑) 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-05-05 12:46:18) 37. この作品がきっかけで、映画の世界にのめりこみました。俳優・脚本等はもちろん、音楽・照明・美術・撮影にも興味を持つようになりました。今では金のかかっていない作品も好きですが、やはりこのくらい金をかけた贅沢な映画は面白いですね。 【海牛大夫】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-04-01 19:46:35) 36.製作者アーウィンアレン絶頂期の作品。 しかしその後の彼の凋落はひどかった。 だからこの作品は彼の製作者としての最高傑作と思う。 2016年の目で見ればいろいろあらは見えてくるのだろうけど、当時中学生で映画館でワクワクして見た私としてはそんな見方は出来ようもない。 何度観ても面白い。 大スタースティーブマックィーンとポールニューマン競演、しかも双方がそれぞれ大活躍。 他の競演陣も豪華この上ないし、それぞれのストーリーが良い。 あのO.Jシンプソンが出演しているのも今となってはなんかあれな感じ(どんな感じって聞かれても説明できないけどあの事件を覚えている人なら分かってもらえるかな) 劇中に出てくる歌も良い。 パーティシーンその他演出など名探偵コナン映画が影響を受けているんじゃないか。 当時(70年代前半)はホラー映画やパニック映画全盛だったと記憶するが、このタワーリングインフェルノはその中でも突出したできの作品だと思う。 ブルーレイで何年ぶりかに見直したのだが、鮮明な画面で感動した。 【称えよ鉄兜】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 10点(2016-01-08 05:27:51) 35.「ポセイドン-」とあわせて何回も観ています。何回観ても興奮します。感動という見方では「ポセイドン-」の方が上ですが、 こちらはエンターテイメントに徹している分、興奮が最後まで持続します。主演二人の見せ方もうまい。お互いが足を引っ張らないよう住み分けがしっかりしています。いろんな救出方法が登場しますが、今見てもリアルです。現代は超高層ビルが当たり前のように建っていますが、火災が起きたときはこの映画が何かの役に立ちそうだ、観ていて良かった、という話も出てきそうです。パニック映画って「実際こんな事故が起きたときは、このように行動すれば助かるかもしれませんよ」という手本になるかもしれません。少なくとも「助け合うことの大切さ」は自分にも十分伝わりました。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-05-22 20:48:22) 34.《ネタバレ》 他の方の投稿を観て、何だか無性に懐かしくなり改めて夜中の鑑賞。 やはりマックイーンは相当に格好いい。 特に、宙吊りエレベーターの必死の救出後、息つく間もなく再度屋上に誰かを登らして、貯水タンクを爆破しその落下水圧で消火しろ、という実際滅茶苦茶な計画を上層部から告げられる場面。 緊張感がすごく高まり、ついにマックイーンがキレるかと思わせた直後、一瞬の呆れ顔と自虐の捨て台詞を残し、彼は自ら颯爽と現場へと立ち向かう。このヒロイズム、ニヒリズム。 あと建築家のポール・ニューマン。身内業者の手抜きが火災の原因という負い目はあったにせよ、率先して人命救助に当たり、パイプ伝いの必死の救出劇を繰り返す。 頭も身体も目一杯使う。昨今の先逃げ船長たちに見せてやりたい彼の責任感。 また、冒頭、ジョン・ウィリアムスの躍動感あるテーマ曲に乗せて、ヘリコプターでビルの屋上に降り立ったニューマン。 拳を掲げてパイロットに挨拶するさりげない仕草。本当に格好いい。 もう二人とも故人。 懐かしさと寂寥感に包まれた再見であった。 【こた】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-01-15 08:02:04)(良:1票) 33.《ネタバレ》 超高層ビルで火災が発生し、逃げ場の無い最上階の人達をどう救助するかというパニック映画。パニック映画ということを忘れさせてくれるほど濃厚な人間劇が展開される。特撮よりこちらの方が白眉だ。死を覚悟し、自分は詐欺師であると告白する老詐欺師。それを聞いて「知っていたわ」と許す未亡人。鎮火後、老詐欺師は未亡人を探すが、彼女は転落死しており、助かった猫を渡される。これだけで一本の映画になる。密かな恋愛関係にあった上司と秘書。気付いたときは煙が充満していた。「昔は短距離選手だった」と、助けを呼びに駈け出した上司は火達磨になり、秘書も炎上転落する。二人の恋愛は誰にも知れることなく終わった。バーテンダーは非常時でも平常心で仕事をこなし、子供の面倒もみる。地味だが忘れがたい存在だ。火災の原因は、ビルのオーナーの娘婿が施工した手抜き工事と電線を規格以下に変更した所為だ。だがこれには、オーナーから経費節減を迫られ、実際、オーナーはビル建設で娘婿以上の上前をはねているという背景があり複雑だ。設計者ダグは、設計責任者でありながら数週間も旅行に出ていた。火災が発生してからスプリンクラーが動作しないとか、廃棄セメントで非常扉が開かないことを発見しても遅いのである。それでも彼は八面六臂の活躍で、人々の救助にあたる。その中には彼の恋人もいる。消防隊長は給水塔の爆破を命じられるが、戻る手段のない危険な任務だ。男らしく唯々諾々と従うが、胸底では自分の運命を呪ったことだろう。火災が次々と延焼拡大し、それに従って救出手段が変るところが事新しい。内部エレベーター、展望エレベーター、屋上に救助ヘリ、隣のビルへワイヤーで吊るす救命籠、ヘリでエレベーターを吊り下げる。極めつけは給水塔の爆破による鎮火だ。よく思い付いたものと思う。この奇抜な着想がこの作品に命を吹き込んでいる。数分間に渡る爆発散水場面は圧巻である。火災原因が手抜き工事という人災という点が怖ろしい。対岸の火事ではなく、身近な問題として感じられるのだ。この点が、今日でもこの作品が新鮮さを失わない要因だろう。「今日は二百人の死者で幸運だった。いつか一万人以上の死者が出るだろう」の言葉には現実味がある。色褪せることのない傑作だ。文化の違いを感じたのは、事務所に寝台があり、情事を楽しんでいる点。違和感があるのは、女性が椅子で窓硝子を叩き割るところ。 【よしのぶ】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-01-13 23:01:21)(良:1票) 32.《ネタバレ》 もぉ~とにかく、ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンの共演というのがスゴイ。で、どちらも甲乙つけがたいが、どちらかというとマックイーンの方がカッコイイね! 恐ろしい程消防士役が似合っていて、一瞬たりともユルいシーンが無い。まさに消防士としての正義感を奥に秘めた素晴らしい演技で、当時大絶賛されたのも大納得! 高層ビル火災の恐ろしさ、人間の慢心・確執、そして責任感、、、多くの想いが込められたパニック映画の代表作。何かどこかで観たことあるかな~とか思う場面が多いけど、よくよく考えたらこれがオリジナル。3時間弱の長い時間も全く飽きさせない造りは、ワーナーbrosと20世紀foxの史上初の合作という大きな力が全てプラスに働いた結果であると感じます。富と権力の象徴の豪華高層ビル。人間の「虚栄心」に警告を発する意味でも偉大な映画だとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-02-17 09:45:58)(良:1票) 31.《ネタバレ》 素晴らしい映画。2時間40分画面から目が離せませんでした。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-12-27 22:57:17) 30.《ネタバレ》 やはり1974年当時に映画館で見た人とDVDやテレビ(短縮版、おまけに間にCM入り)で見た人とのギャップは相当あるようですね。当時ワーナーブラザースと20世紀フォックスという2大映画会社がP・ニューマンとS・マックイーンというこれまた2大スターを競演させた恐るべきパニック大作です。二人主役ゆえ、テロップの出し方が左下と右上という不思議な配置。というのも、格の優劣を避けるため左上隅から見て等距離という、珍しい表記で乗り切ったというエピソードを思い出します。内容的には、最近の映画に慣れてしまうとこのグランドホテル形式のストーリーはやや冗長気味に思われるかもしれませんが、地上138階、逃げ場のない地獄に閉じ込められた人々を、映画館という閉鎖的な空間で見ていると、自分もいつしかビルの中に閉じ込められてしまった気持ちになったものでした。そういう意味で、確かに中だるみ的なシーンもあるかもしれませんが、遅々として進まぬ救援活動、徐々に迫り来る炎など、見るものに確実にプレッシャーとなっていく展開は私にとっては必要不可欠のものであると思います。見終わり映画館から外に出たときに、助け出された客たち同様の気分だったことを思い出します。それにしても、P・ニューマンはもちろん、消防服からネクタイ姿になるS・マックイーン、政治家といえば悪の権化が一般的なっていた中でのR・ボーンの正義感ある政治家、救助に向かう二人の消防士など惚れ惚れするキャラクターたちが見事。R・ワグナーと秘書の人知れずの恋と想いやるゆえの電話の嘘、市長夫婦の子を想う会話、バーテンダーの子供へのパフェなどさりげなく極限状態に置かれながらもにじみ出る人間性は泣けてきます。「慕情」でカップルだったW・ホールデンとJ・ジョーンズの配役の妙、R・チェンバレンの当時としては珍しい悪役振りと見所満載。「ポセイドンアドベンチャー」と並ぶパニック映画の金字塔です。ススによってしわがくっきり刻み込まれるP・ニューマンとマックイーンのあきらめないブルーアイズの目力も実に印象的。それにしてもヘッドフォン型ラジオはそこそこの音量で聞かないといけないと痛感した映画でもありました。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-09-01 00:48:46)(良:2票) 29.何度観ても面白い。 最近のリアルなCG,大仰なカメラワーク,スピーディで変化に富んだ展開,奇抜な救出劇,などに慣れた人には退屈に思えるかもしれませんけれど,逆に CGを使わず,身近なカメラアングル,ごく当たり前の消火活動などがリアリティを高めていると思います。 我が身をかえりみず,勇敢に消火・救出活動をする消防士たちの姿がとても印象的で,しかし決して英雄視していないのでくどさも感じず,2時間半以上の上映時間があっという間です。 解説的な台詞がほとんどないのも良いですね。 【YHWH】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-21 12:12:53)(良:1票) 28.私の人生で映画好き、マックイーン好きになった記念の作品です。小六のとき最後のロードショウというので観ました。(S40年生まれ。)東映まんがまつり以外の初めての劇場映画体験。 その体験はアメリカ、世界、ハリウッド、スーパースター、スペクタクル、絢爛豪華、上流社会、遠い夢の世界でした。そしてスチーブマックイーンしか目にはいらず、なんちゅう超かっこいい人間がいるもんだと、それ以来いまもぞっこんです。 これは製作当時のハリウッドの最高のキャストの出演を実現させた、絢爛豪華な、二度と届くことのできない,孤高の超作品にほかならないのです。 ところで、マックイーン出演予定でボツになった作品で、地獄の黙示録、ジョーズ、遠すぎた橋、エンテベの勝利、タイパン、等がありました。もし、マックイーンが出演していたらどうなっていただろうといつも想像し、ほくそ笑みます。タワーリングは彼の出演作品のなかでは非常に異色で、ボツになってしまった作品群と似た特色を感じます。しかしタワーリングはなんと実現してしまったのです。スチーブマックイーン、ポールニューマン主演というかたちで!それが金字塔、声に出すのも嬉しい、スチーブマックイーン主演の”タワーリングインフェルノ”です!また、見ていてワクワク、共演の妙がありました。”傷だらけの栄光””戦う翼””荒野の七人””華麗なる掛け”そして”慕情”、、、(ドンゴードンは入れない!)特にしびれたのはマックイーンとホールデンです!共にペキンパー作品では優越つけがたい足跡を残す。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-04-16 00:18:00)(良:2票) 27.昔テレビでよく見ましたが、DVDが安価で発売されており購入してます。マックイーンとニューマンはもちろんのことSHOGUNのリチャード・チェンバレンや当時テレビによく出ていたロバート・ワグナーが出演しており豪華な映画だなと思って見ていました。 【pokobun】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-04 00:05:28) 26.実は最近までちゃんと観たことなかってん。んでここの評価がいいのでかなりの期待大で観てみてんけど、映像が思ったより迫力あってびっくり。本物の火をふんだんに使ってるし、ビルも模型とは思えないし、消防隊も大量出動、ビル内のセットもよくできてるし、まー合成マルワカリなところもあるんやけど、それでも、こっちからのってあげれば、そないおかしくないし(CGだってまるわかりな時あるしね)、なにより最初に火がちゃんとバックドラフトしてることろがリアルやってん(映画バックドラフトと同じ)。屋上での展開もエレベーターでの展開も今観ても迫力満点。70年代の映画でもお金かければすごいのが出来るってことがよくわかりました。ただ、ほんと申し訳ないんやけど、ドラマ部分ではそないのめりこめんかってん。特にやたら男と女がお互い思いつつ離ればなれになるってシーンが目について、しかも音楽や見つめあう表情のアップとかで盛り上げちゃったりして、いや映画やから盛り上がるのはいーねんけど、盛り上がるのはカップルだけかい?って感じがしてちょっと鼻についてもーた。後、不倫カップルの女は火を見てもなんか落ち着いてるし(綺麗に演じすぎ?)、落ち着いてるわりには下半身パンツいっちょのままやし、耳の不自由な家族を助けるおばさんも、みんなと下の階におりたはずやのに、いつのまに?、そんなところに一人でおるの?って展開やし(家族救出を消防士に頼む事できたはずやねんけど)、所々人間ドラマ的に綺麗に見せたいのかリアリティーが薄い感じしてんな。ハラハラ感があんまなかったんはそのせいかな。その中で消防隊の働きだけはハラハラできたけど。色々突っ込みましたけど、きっと期待がでかすぎたんやろね。ご都合主義なところは映画やし。ただ三時間、ほとんど退屈じゃなかったんで(多少ダレましたけど)、ちょっと甘めに満点にしときます。でも、これを超えるビル火災映画は今のところ観たことないです。映画的にねらい目かも。 【なにわ君】さん 10点(2004-10-21 14:58:18)(良:1票) 25.ドラ息子に尽きる・・・・・。 【やぶ】さん 10点(2004-10-10 23:37:31) 24.エレベーターのシーンとラストの決め台詞でマックィーンに軍配が挙がったかな?ニューマンには他にも良い映画が沢山有るから良しとしましょう!映画界最高のツーショットだと今でも思います! 【teruhisa】さん 10点(2004-08-09 01:01:32)(良:2票) 23.私の中では最高峰とも言える傑作です。本作品を越えるパニック映画には未だお目にかかれません。スティーブ・マクイーンの消防隊長は本当にハマリ役で渋いです。でも、主役はやはり世界一(当時の設定)の高さを誇るグラスタワー。冒頭のツインピークスからの遠景、最後の方に出てくる俯瞰で捉えた映像などなど、随所に見られるビルの高さを強調したカメラワークも印象的です。もう一度でいいので、映画館のスクリーンで見てみたい作品。 【ひかり109号】さん 10点(2004-06-12 20:42:27) 22.例えるなら、最近のゲーム機のソフトがどんなに映像や音が良くなろうとファミコンのドラクエの方が名作。 【taron】さん 10点(2004-06-10 18:16:16) 21.うーむ、どうだろう。観た当時は確かに最高だったが、今はどうなのだろうか。個人的には初めてのハリウッド・オールスターキャスト、ニューマン&マックィーン夢の競演、メジャー2社による合作....と話題は尽きず、そしてやっぱり面白いのだからどうしようもない。今まで何回観ただろう。多分...数え切れない。しかも未だにリチャード・チェンバレンを見る度になぜか怒りが込み上げてくる(多分、「キング・ソロモンの秘宝」を観て腹を立てていたのは私だけかもしれないな...)。フレッド・アステアを見ると涙が沸いてくる(多分、「バンドワゴン」を観て泣いたのは私だけかもしれないな...)。そんなこんなでやっぱり10点。でも、今、観る、勇気は無い。 【nizam】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-01 19:08:39)(良:1票) (笑:1票)
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