みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
16.《ネタバレ》 その昔、テレビの洋画劇場の予告編で「衝撃のラストシーン、何百何十何発!」という、まだ未見だった私を完全に怒りにかられたのを覚えていますが、この映画、ラストシーン以外でも、全てにおいて完璧なのが理解できます。 毎回衣装が変わるフェイ・ダナウェイは、この時点で最高のファッションモデルでした。 映画評論家の町山智浩さんの本で知ったのですが、ウォーレン・ベイテイ演じるクライドが何故、女性と接することができなかったのかは、クライドがゲイだったということ。(勿論設定上の話し) この時代に、ハリウッドでは、さすがにゲイ描写はできず、こうなったそうです。 バンジョーのBGMが、古臭さを感じさせますが、当時のヒッピーやカウンターカルチャー世代が喜んだ背景が目に浮かびます。 若くして死ぬことの格好良さが上手く描かれています。 私はヒッピー世代ではありませんが、10代後半に60年代の古い音楽に目覚め、ドアーズのジム・モリスンに出会いました。 当時の「30歳以上を信じるな」という言葉には衝撃を受け、ジム・モリスンの人生のように生きたいとさえ思いました。 今、30歳を遠に超えましたが、未だに私の中にはジム・モリスンが生きています。 この映画で彼を思い出しました。 「明日に向かって撃て」と比較されがちですが、あちらは常に未来を夢見た男性二人なのに対し、こちらは、まだ未来ある若者、実際には現実に未来を持てなかった若者二人の設定が、全く違う点だと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-05-29 01:44:40) 15.《ネタバレ》 点数は相当悩んだんだけれど、あの最後の二人の眼差しが脳裏から離れないので、基本は10点。なんて凄い映画なんだろう。冷静に考えたら相当酷い悪人の二人にここまで感情移入させるって。 特にクライドの少し少年ぽいオドオドしたところが好き。ボニーに「女も喜ばせられないくせに」って言われて普通は手が出るだろと思ったらしょぼんとうなだれたのが悲しかった。 だからこそ初めてきちんと彼女を愛することができたときの喜びもひとしおだったんだろう。その直後には死が待ってるだけに、このシーンで早くも落涙w。 そしてフェイ・ダナウェイ ぶっちゃけこの作品以外では一度も魅力を感じたことが無いのに、この中ではどんどん綺麗に、可愛く、魅力的になっていく。 悪人をこれだけ魅力的に描くのって本当はまずいんだろうが、映画の力って改めて凄いと思う。 平成26年7月12日 午前十時の映画祭 DVD持ってるのにわざわざ映画館にでかけ、しかも最前列中央という普通だったら絶対あり得ない座席をわざわざ選んで鑑賞。ぶっちゃけ夜勤明け、しかも映画開始直前にビールを呑むという愚行のためあまりいいコンディションでなく、ストーリーがほぼ頭に入ってることも加えて完璧に楽しめたというと嘘になるのだが………ラスト。銃撃が始まる直前の一瞬の空白、二人がお互いを見つめる眼差し、そして二人に撃ちこまれる何十発という銃弾の衝撃。本当に映画館で観て良かった。(今日から二週間、お勧めです、これこそ映画館で観るべき映画だと思う。 ただ、最前列は避けた方がいいねw さすがに見づらくて) 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-07-17 13:45:23) 14.ボニーとクライドほど素敵なならず者は見たことがない。勇敢なボニーに優しいクライド。強盗だって殺しだって,そんな二人にはデートと同じ。一緒に駆け抜けた青春が,あのラストをむかえてもなぜか爽やかな感じがするのは,人生を全力疾走した達成感のような笑顔を二人が浮かべていたからなのだと思う。 【さそりタイガー】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-06-15 23:59:08) 13.今でもよく見ますよ。 【TVC15】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-02-25 10:39:27) 12.《ネタバレ》 銀行強盗を始めた頃は世界を征服したような気分になったり,「仕事は銀行強盗」と自慢げに名乗ったりしていたものの,母に拒絶(というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが)されたり警察に追われたりする日々の果てに,自分たちが世界を征服したわけでも何でもなく,徐々に居場所がこの世界からなくなっていっていることに気づくボニーが素晴らしかったです。二人がどんなに悪事を犯そうと結局は無力な存在であることが,終盤の映画全体から伝わる虚無感,そして呆気ないラストが哀しいほど象徴しているような気がしました。ラストが少々読めてしまったこと,ウォレン・ビーティのルックスが個人的には受け付けなかったのが残念でしたが。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-01 23:09:05)(良:1票) 11.ウォーレンビューティとフェイダナウエイが素晴らしいです。ただその一言です。映画って本当に素晴らしいです。あの密告した、仲間のちんぴらの親父が許せないです。トホホ。 【yasuto】さん 10点(2003-11-19 23:45:05) 10.《ネタバレ》 け、刑事さん、もうちょい弾を大事にしなって。ね、ふつう、ふつうコレだけ撃たれれば死んでるでしょ!!あああひどいよ!もう死んでるのに!2人人間だし!ホラーじゃないからまた立ち上がって襲ってきたりしないよ、ホントだよ、あーやめてー!!!!どがががががががががががが 【かなかなしぐれ】さん 10点(2003-10-24 08:56:20) 9.なんといっても編集の妙ですね。ラスト、鳥がバサバサーっと飛び立って、フェイ・ダナウェイのハッとした顔のクローズアップ。次にウォーレン・ベイティがフェイ・ダナウェイを見つめるカット。そうすると次のフェイ・ダナウェイのカットでは表情に諦念が・・・。 【じゅんのすけ】さん 10点(2003-06-17 00:49:55)(良:1票) 8.MJフォックスの名前の由来のポラートの演技はよかった。ところで当時の視点で見れば、ハックマンの演じる兄とクライドバローは、兄弟の絆を失いつつあると感じた。その無意味なじゃれあいなんか、気持ちを隠す材料のようにも。務所がえりのクライドの心理は、そうは単純ではない。ボニーの肉体を借りて世俗への慣れをはかろうとするもそうもいかない。バンクラバーを次々と重ねる本質は、どこにあるのか。おそらく、クライド自身もわからない。クライドは単純でいて短気な装いをしているが、務所を出たときから実は結末に向かう十字架を背負っているふうにも思える。銃弾の数云々よりは、ほんの瞬間クライドとボニーの瞳と瞳が見つめ輝きあう、あの閃光のような時間の停止がこの映画を永遠のものとしていると言える。人はだれしも弱い者、そしていかなる人生であってもあの一瞬で「愛」として結晶するからだ。 【トラヴィス】さん 10点(2003-06-16 11:16:56) 7.傑作中の傑作。特にウォーレン・ビーティの演技力には脱帽。毛も抜けた。ストーリー的にも見れば見るほど、完璧にラストに向かっているのがわかる。兄、兄嫁、モスなどの脇役も見事。個人的に注目したのはボニーの母とクライドとのやり取り。リアルでありながらドラマチック。衝撃のラスト。すごすぎてあまり書くことができない作品。 【ベル&かず】さん 10点(2003-06-01 04:55:00) 6.子供のころ、最後のシーンを親が観ているそばで観た覚えがあってずっと覚えていて、この映画と知らずに大人になって見たとき、あのときの映画はこれだったんだ!気付いた思い出の映画(笑)怖かったけど印象的なラストシーンが好きです。あとフェイ・ダナウェイがかっこいい。 【べランス】さん 10点(2003-05-10 18:19:31) 5.素晴らしい! 【RS】さん 10点(2003-03-13 01:27:42) 4.自分が一番最初に観た映画です。話のテンポのよさ、個性的なキャラクターたち、そしてボニーとクライドの最後、今になって観てもまったく古さを感じささせない、まさに傑作中の傑作素晴らしいです! 【呂布】さん 10点(2003-02-13 16:03:24) 3.小学生の時、めちゃくちゃに泣きました。すっごく切なかった。はじめて大泣きした映画。 【cocooon】さん 10点(2003-01-14 11:59:34) 2.永遠の名作。 ボニー&クライドの話は有名であるが、それを見事に描写している。 不況の世の中を楽しむかのように犯罪を繰り返す二人。 コメディタッチの前半を考えると、あまりにもラストが・・。 銃弾をうける直前の二人見合わせる顔が頭から離れない。 この映画は永遠に語り継がれるだろう。 我が家の永久保存版です。 【やわらかうんこちゃん】さん 10点(2001-04-27 03:20:06) 1.1930年代の不況時代に出逢ったボニー&クライドが、やがて87発の銃弾に青春を散らすまでを描いた、まさしくアメリカン・ニューシネマの代表作であるとともに映画史に残る秀作。ボニーとクライドが束の間の愛の時間を過ごすときに、ボニーの詩を書いた紙片が風に舞う草原の美しさ。銀行強盗に入ったまではよかったが、あまりの不況で銀行にお金が無いと分ったときの彼らのリアクションや、車中で同じ笑い話を聞かされる羽目になった彼らの無表情なシーンといった、血生臭い描写の中にもユーモラスな部分があって印象深い。 【ドラえもん】さん 10点(2000-11-20 00:22:25)(良:1票)
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