みんなのシネマレビュー

日本春歌考

1967年【日】 上映時間:103分
ドラマ青春もの
[ニッポンシュンカコウ]
新規登録(2007-11-14)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2025-02-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1967-02-23)


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監督大島渚
キャスト荒木一郎(男優)中村豊明
串田和美(男優)広井克巳
小山明子(女優)谷川高子
吉田日出子(女優)金田幸子
宮本信子(女優)里見早苗
田島和子(女優)藤原眉子
伊丹一三(男優)大竹
脚本大島渚
田村孟
佐々木守
音楽林光
製作中島正幸
配給松竹
美術戸田重昌
編集浦岡敬一
録音西崎英雄
その他吉岡康弘(スチール)
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1.《ネタバレ》  3度目の鑑賞。  受験のため上京してきた7人の男女高校生。そのうち中心に描かれる男子4人が受験会場のそばで出くわした「紀元節復活反対」デモに対するシニカルな反応に、この映画のコンセプトは表れた。  彼らの念頭にあるのは性欲であり、大人たちがふっかけてくる政治の話題にはほとんど興味がない。否、興味がないというより、大人が押し付けてくるイデオロギーへの嫌悪感から、担任教師から教わった猥歌で対抗するのである。  つまり、この映画の主題は「政事」vs「性事」という人類史における「現実」との向き合い方をめぐる対立ではないか。  何しろ男子高校生たちの性欲の標的となる「469」(受験番号)の姓は「藤原」である。したがって、彼女を凌辱しつつ歌う猥歌は古代日本国家における一大権力者にして、その後の日本社会において「血筋」や「家柄」という価値観を至上のものとして根付かせた元凶に対するプロテスタント・ソングという意味が込められているのであろう。そうした精神は反戦フォーク集団の偽善的な「革命」のスローガンにも向けられる。  ことに青春のニヒリズムの権化というべき荒木一郎の存在感が素晴らしい。だが、そんな彼が同級生・金田の歌う「慰安婦」の歌の意味に真っ先に気づくという感受性を持っていたりするのが面白い。  戦後日本の「民主主義」における旧態依然さや、隔靴搔痒ぶりに対する大島渚の反抗的主張が最も色濃く煽情的に表現された作品ではないだろうか。 あやかしもどきさん [DVD(邦画)] 10点(2025-01-31 06:37:54)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.00点
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