|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
8.《ネタバレ》 あぁいい映画みたなぁとしっとり思える映画。企画段階で「~といったあらすじの映画をつくりたい」と説明しても聞いた誰もがおもしろ映画になるとは想像できない、そんな言葉では説明しづらいいい映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-08-05 00:29:48)
7.《ネタバレ》 「いつもちょっとだけ間に合わない...。」思わずはっとしてしまった。
この瞬間いっきにいろいろな感情が自分のなかで湧き出てくる。
『歩いても歩いても』か~なるほどね。 【ideko】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-03-13 11:48:37)
6.《ネタバレ》 ただぺちゃくちゃしゃべっているだけのように見えてまったく無駄のない脚本、その会話から見えてくる登場人物たちの事情、観終わった後に繋がっていく「歩いても 歩いても」というタイトルに込められた意味・・・。
大きな展開はないのに、セリフの一つ一つが心に染み渡っていくような、ここまで面白い映画を作ることができるというのは自分にとって目からウロコでした。 邦画にしか出せない「味」がこの映画には詰まっていると思います。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-01-15 22:14:21)
5.大傑作。あえて時代性を感じさせないような設定に、丁寧に作り込まれた脚本。そこには登場人物の自由さと、昨日もここで暮らしていて、明日も同じように過ごすのだなぁと思わせる本物さ。キャスティングの妙なのでしょうか、普段あまり評価していなかったような俳優さんもとてもピッタリに見えます。鳥肌が立つシーンもあり、ほんわかするシーンもあり、邦画の最高峰です。現代の東京物語。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-07-14 01:22:16)
4.日本人を深く深く描いた映画。
言葉の全てに深い含みを感じ取れ、でもそれは日本人の最も無意識で自然なかたち。
練りに練られた脚本と素晴らしい俳優陣の演技により、圧倒的にリアルな日本人の姿が描き出されている。
上手く言葉で表現出来ない感情を、表情、雰囲気、仕草で本当に巧みに表現しているから、観賞後はずっしりと心に残る。
「いつもちょっとだけ間に合わない」という台詞。
そうそう!それが日本人だよなぁ って唸らされた。
ノスタルジックなゴンチチの音楽は優しいが、この作品は決して優しくは無いと思う。
観賞後覚えたのは上質な純文学を読んだような感覚。日本人の複雑な胸中を是枝監督は完璧なかたちで具現化してくれた。
文句無し10点です。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-11-21 11:31:44)
3.《ネタバレ》 映画の舞台となっている三浦海岸には半年ほど住んでいたことがあるので、画面に描かれる夏の終わりごろの色彩と空気の質感はとても懐かしいものがあった。
高台から見える青い海とその手前の街を走る京急電車の高架。所々に茂る緑。国道を跨ぐ歩道橋の向こうに広がる砂浜。海岸線の先には浦賀の岬、海の向こうには房総の山々。
とても印象に残る映画だった。
淡々とした日常の生活を描くものであるが、そこに確かな生の質量を感じる。言葉は単なるコミュニケーション手段であることを超えて、家族としての記憶を確実に紡いでいく。夫々が発する言葉は止め処なく拡散していくようにみえるけど、それは確実に風景として家族の歴史に刻まれる。
「人生はいつもちょっとだけ間に合わない」
この物語、僕ら40歳周辺のアラフォー世代にはとても身に詰まらされるものがある。親や兄弟との距離、子供との距離、家族の中の自分。子供の頃の記憶を自分の子供に重ねつつ、教育という名のもとに親としての役割を演じる。親の老いを見て人生を知り、また自らの老いへの予感に思いを馳せる。人生の中途だからこそ思うこと。
僕の父親は数年前に死んでしまったけど、彼が自分と同じような弱い人間で、人生の中の様々な引き合いの中で、いくつかの諦めがあり、手の負えなさがあり、それでも家族の為に必死に生きてきたという自負があり、それらのいろんな思いを僕は彼の死ぬ間際になってようやく実感した。子供の頃、学生の頃、そのことに気づいていたら、もっと違った関係を築くことができたのかもしれない、、、でも、人生とはそういうものなのだろう。大事なことは年をとって初めて気づく。その時に改めて本当の優しさというものを知るのだ。
小津安二郎や成瀬巳喜男が描いた北鎌倉の風景が現代の三浦海岸の風景に重なる。全ては新しくなったけれど、確実に紡がれているものがあるのだなぁ。家族の歴史の中で、彼らの言葉の断片は記憶となり、風景となり、伝えられるのだなぁ。
映画の最後に、切り取られた1日の出来事が永遠の風景となったことを僕らは告げ知らされる。引き延ばされた瞬間という永遠。彼の人が亡くなり、新しい命が生まれる。その中で気づくこと。すばらしいエピローグだと思う。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-03-18 20:37:01)
2.《ネタバレ》 いつも母の料理を作る所作には無駄が無く美しい。また、その言葉は例え周囲が眉を顰めようとも悔いはなく、その存在は力強い。父は若き頃は妻、子供、家庭の柱であったろう。今は老いて頑固で、溶け込まない。決して楽しい映画ではないが、温かい底には冷たい物が、冷たい時間も流れるとまた温かくなる。その繰り返しで和んでしまった。音楽もよかった。 【プライベートTT】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-11-02 22:45:57)
1.実に美しい映画である。私はこんなにも映像のひとコマひとコマに「愛」が注がれている映画を見たことがない気がする。人間はそんなに簡単には他者と分ち合える者ではないのだろう。身近な者だからこそ、尊大な態度を取ることもあるし、照れのゆえに無関心な態度を取り、あえて言うべきことを言わないこともある(日本人的?)。しかし、計算など出来ない、何気ないひと言や出来ごと(食事も)の中に、あぁ、私たちは不思議にも、何ものかによって結び合わされているのだと、何とも言えない温かな感情を抱くことがある。そんな人間のいのちの不思議さ、哀しさ、いとおしさが、ドキュメンタリーではない、映画という作品によって表現され尽くされるとは!是枝監督がいる限り、これからの日本映画は大いに期待できます。
俳優陣はみな見事ですが、自分としては、YOUがあまりにも空気が妹とそっくりなのでビックリでした。あと、ゴンチチのギターが、この映像に優しくいのちを吹き込んで素晴らしい。当然といえば当然ですが、ラストにJポップなどを使わないところもさすがです。 【ワンス・モア】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-07-05 23:16:53)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
98人 |
平均点数 |
7.58点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 2 | 2.04% |
 |
4 | 2 | 2.04% |
 |
5 | 6 | 6.12% |
 |
6 | 15 | 15.31% |
 |
7 | 13 | 13.27% |
 |
8 | 30 | 30.61% |
 |
9 | 22 | 22.45% |
 |
10 | 8 | 8.16% |
 |
|
【その他点数情報】
|