みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
5.《ネタバレ》 初見。ロッド・スタイガーが絶品。曲折を経た末に見せた別れの際の笑顔と「元気でな」の一言はこの先も忘れることはないでしょう。1967年に本作を世に送り出した製作者の気概に脱帽。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-09-17 00:20:08) 4.《ネタバレ》 この映画、吹き替えが最高にハマっているんです。昔は土曜の洋画劇場で頻繁に放送されていました。署長さんの嫌味ったらしい「バ~ジルぅ」の言い方が最高なんです。 けど、DVDには吹き替えが収録されていないのでガッカリ…。メーカーには是非吹き替え収録版の発売を切望します。 先日、久しぶりにテレビで吹き替え放送されたのですが、やっぱり最高なんです。 初の黒人オスカー俳優、シドニー・ポワチエ、ルックスも含めて全てめっちゃカッコいい。 白人署長が自分を見失って熱くなる黒人刑事に「バ~ジル、お前も人間なんだなぁ」と言う嫌味なセリフに加えて、反対に黒人刑事が署長に「アンタも淋しいんだな…」と同情され、逆切れする署長に、人間は皆一緒なんだと痛感します。 スパイク・リーの人種差別映画とはまた違うメッセージを受ける映画です。 主題歌のレイ・チャールズのナンバーも最高です。 でも、デンゼル・ワシントン主演のリメイクは観たいとは思わない。あの役者は、なんか偽善的なイメージがあって、オリジナルの本作を台無しにしそうです。 オバマさんが主演なら興味は湧きます。 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 10点(2009-07-18 03:48:47)(笑:1票) 3.犯罪捜査モノとしてもそれなりに見応えがあり、人種差蔑を扱いながらも見終わった後人類の未来にそれほど絶望しなくてもすむ、監督の絶妙なバランス感覚が際立った作品。主役のシドニー・ポワチエは勿論、ロッド・スタイガーもいいが、とりわけ音楽がすばらしい。ラストも本当に格好良いです。デンゼル・ワシントンでリメイクですか?私も是非見てみたいですね。 【gray_ghost】さん 10点(2003-06-06 04:43:00) 2.第二次世界大戦前から北部が工業化し、ミシシッピーをはじめとする南部からシカゴを代表とする北部に黒人労働者が大挙して移住し、安価な労働力を奪われた南部は急速に凋落してゆく。その結果、北部と南部の貧富の差が広がる。「黒人でありながら」北部で知的労働に従事して高い給料を取るシドニーポワチエ。南部でくすぶっている白人にとって、シドニーポワチエは南部を捨てた(そして自分達を貧しくした)黒人を象徴するのでしょう。人種差別だけでなく、そういう米国内の南北問題が巧みに織り込まれた奥深い作品だと思います。 【とり】さん 10点(2003-03-31 23:28:55)(良:1票) 1.ロッド・スタイガー演じる、人生に疲れきった、惰性で生きてるような、でもプライドだけは高い警官が、「そういうことにしておけばいいんだ」「面倒もないんだ」という「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」的な姿勢から、いかにして辛くてきついけど、自分の良心に正直な道を選ぶようになったか。という映画ですね。 【mic550】さん 10点(2002-10-20 22:39:08)
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