みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
10.みんな歌が巧いなぁとか、死に際でも歌うんかいとか、そういう事ではない。力強く生きようとする民衆、それを力強い歌で伝える俳優たちの集中力に感動する。作品全体がパワーに満ち溢れている。圧巻であった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2015-09-09 18:07:37) 9.《ネタバレ》 踊らないミュージカル 普通のセリフがない すべてのセリフが歌 フランス革命前夜 革命に参加する学生 コゼットの恋愛 悪人たちの思惑 シャベールの追跡 これらすべての人の思惑が一曲の歌に集約していくシーンは圧巻につきる コゼットの里親夫婦の娘エポニーヌが予想に反していじらしい 傑作としか言う言葉が見つからない 途中何度も泣きかけたがラストは号泣だった 哀しいから泣いてるのじゃなくて、感動すると涙が出るんだという自分に驚いた希有なエンディング 何んだか凄いものを見た気がした 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-01-08 02:04:21) 8.公開翌日に観に行きました。私は元々英語のミュージカルが大好きですが、ロンドンでレミゼの舞台を観た時は、主役が誰なのかさえ知らない状態で、「レ・ミゼラブル」ってどんな作品?程度の意気込みでした。結果、今まで観た舞台の中で、断トツカロリーを消費させられて疲労する作品でした。2時間半の中で、なんて凄まじい大河ドラマを見てしまったんだろう・・と。普段は鑑賞後に劇場内の写真を撮る私が、それすら忘れてヨロヨロと帰りのバスに乗り込みました。良い意味で鑑賞するのは1度で良い、何せ魂を持って行かれる作品でした。そんな思いの強い作品、しかも私、当てるつもりで応募したキャスト来日イベントに見事当選し、生ヒュー&アン&アマンダ&トム・フーパー監督、そしてオペラ座の怪人loveの私にとっては神様サー・キャメロン・マッキントッシュを見て、期待度あがりにあがり、待ちに待った映画版を鑑賞。。。。人生で初めて、嗚咽が来るんじゃないかというくらい、震えるほど泣きました。エンドロール、ハンカチで顔を覆っていたので見えてません・・。映画版の完成度は非常に高く、舞台版では見られない俳優さんの表情などを見ることが出来て、大満足です。今日までに3回映画館で観ました。多分もうこれ以上は見ないです。オペラ座の怪人は映画館で15回観ました。でもこの作品はもうこれ位で良いかなと。これ以上見たら、本当に魂を持っていかれて抜け出せなくなってしまうかな・・。そんな作品です。ちなみにマリウスとアンジョルラスが男前すぎて、今後注目したいです。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-14 08:48:57)(良:1票) 7.歌に、打ちのめされ、魂を揺さぶられ、希望を見出した。「歌」って、最高に素晴らしい!!! 【おおるいこるい】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-02 20:35:19)(良:1票) 6.《ネタバレ》 無情=悲惨な人々たち。ファンティーヌはまさにそれに当たる。冒頭から夜のシーンが続き、彼女は髪を抜かれ、歯を抜かれ、どんどん堕ちていく。しかし「無情」がこの物語の本質ではありません。彼女の死後、突然スクリーンから暗闇が消える。突然光が溢れ出す。あのとき、暗闇に慣れた観客は「あ、まぶしい」と思ったはずです。そして光のなか、突然クソガキが現れて歌いだす。ガブローシュとか言う小僧らしい。私だったら彼に助演男優賞を与える。それぐらい躍動感があった。革命だ、戦争だ、クソだ、という絶望感などサラサラありません。そこにあるのは歓びです。私はこれから死のうとしている学生さんたちが賛歌を謳っているように感じました。ミュージカル映画で時々「なぜ突然歌いだすのか意味不明」とかいう人がいますが、俳優たちは歌うのではありません。謳うのです。民衆の歌、それは暴政に対する絶望の悲鳴ではなく、「生」に対する純粋な歓びの歌だ。生きることが困難な時代だからこそ、生きていることに対する歓びが声になり、歌となり、そしてその歌声が我々の耳に届く。これぞミュージカルなり。これぞ生の本質なり。残業がきつい。金がない。亭主の息が臭い。そんな他愛もない悩みで年間3万人が自殺する我が国に欠けているものをレミゼは教えてくれる。これからは生きるのはやめて活きよう。命は燃やすものだ。人は生きている以上はやはり謳わずにはいられない。むしろ人生において謳わないほうが不自然だ。一流俳優たちの演技は素晴らしい。しかしこの作品の一番の素晴らしさはガキのガブローシュや、痛すぎる幸薄女性のエポニーヌをはじめとする民衆たちの躍動感なのです。「民衆の歌」を聞いてください。彼ら脇役の歌声が次々と重なり合い、最後に大合唱となる瞬間を見届けてください。彼らは決して不幸ではなかったのです。涙どころか鼻水までもが洪水です。DVD化され自宅で観るときは今度こそ民衆の歌の後に、1人スタンディングオベーションを実行することをここに誓います。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-02-21 21:00:38)(良:3票) 5.本っ当に面白かった!私は満点を付けます。 ほぼ全ての台詞を歌で歌ってしまう異色の映画なので、そういうのに抵抗がある方にはちょっと勧められませんが、そうじゃない方、ミュージカルや洋楽、クラシック音楽に抵抗が無い方は見て損はないでしょう。特にラストシーンは珠玉ですね。フィナーレとエンドロールの間の静寂を拍手と歓声で埋められないもどかしさ。日本人に生まれてきて損したなと思いました。 本作はミュージカルが原典なので、舞台版が頭にある人はどうしても歌の技術ばかりが気になるようです。でも私は「歌が上手い選手権」を見るために映画館に足を運んだんじゃない。すごい声量でビブラートぐわんぐわんかけられても逆に興ざめな場面もあるのです。私はこの作品の全てのキャストの、全身で演技をしながら魂から絞り出す歌に素直に感動しました!ただ、初見ではリアルなセットの中でリアルな衣装を身に纏ったキャストが歌いまくるという特殊な世界観に若干とまどった部分も正直あったので、今からでももう一度映画館に行きたいです。とりあえずサントラもBDも買います。 【Mum,theSanChrys】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-15 22:07:01)(良:1票) 4.《ネタバレ》 舞台は見たことがありません。 一度は見てみたいなぁと憧れていた作品、映画になってそれもヒューさまが主演だ!と小躍りして待っていました。 冒頭の船を引くシーンは圧巻ですね。 ジャン・バルジャンもジャベールもファンテーヌも、みんなみんな切なく、説得力を持って私に迫ってくる印象を受けました。 迫力ある大画面で素晴らしい音楽と歌に包まれて、至福のひと時を過ごす事が出来ました。 なかなか舞台に行けない地方のものには、映画化していただくと本当に助かると言うのが本音です。 いつか舞台の「レ・ミゼラブル」も観てみたい。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-14 21:49:18)(良:1票) 3.《ネタバレ》 初めて10を付けました。観終わった瞬間、自然にスタンディングオベーションをしてしまいそうでした。たしかにミュージカルであり、すべてのセリフが歌なのですが、それが気になったのは始めの5分くらいで、それからは感情移入して気にならず。いくつか感涙ポイントがあるのですが、私は「I love him」の箇所。号泣。 【ドクターペッパー】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-11 13:38:53)(良:1票) 2.もう中毒になってしまいました。2度目の観賞なので、レビューも書き直しです。 この映画は、DVDで観るものではありません。大画面のスクリーンでこそ、感動は伝わってきます。ですから、もっともっと多くの人に足を運んでもらいたことを伝えたいです。 家では、25周年記念コンサートのDVDで同じ感動を味わっています。 この映画の主人公はジャンバルジャン、ファンティーヌ、コゼット、ジャベール…そしてすべてのキャストなんだと思います。 ラストの壮大な感動は映画のチケット代では安すぎると思います。 9点から10点にしました。 もう一度行くつもりです。 おそらく、否、絶対DVDも購入してしまうでしょう(笑)。 【クロエ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-02 21:40:10)(良:1票) 1.2012年、年の瀬。たぶん、今年一番泣いた。 生命をまっとうした人物たちが、人生の讃歌を高らかに歌い上げるラストシーンに涙が止まらなかった。 こんなにも泣くつもりはなかった。「レ・ミゼラブル」という物語については、原作も読んだことがあるし、過去の映画化作品も観ていたので、描き出されるストーリー自体に感動こそすれ号泣などはすまいと思っていた。 実際、涙が止まらなかった直接的な理由は物語に対しての感動によるものではなかったと思う。 映画の持つ素晴らしさ、音楽の持つ素晴らしさ、芸術という表現そのものが持つ果てしなく大きな「力」に対して、感動し、むせび泣いてしまったという感じだった。 この物語に本質的な意味で“間違っている”人物は登場しない。 すべての人物は、ただただひたすらに“生きる”ということに執着しているだけだ。必死に生き抜こうとしている彼らを誰も否定することなど出来ない。 ただ、だからこそ人間同士はぶつかり合い、すれ違い、「人間」であるが故の悲喜劇が生まれる。 この物語が、時代と国を越えて愛され続けているのは、そういう人間そのものの本質的な葛藤とそれに伴う壮大なドラマが、決して色褪せるものではないからだと思う。 その色褪せない人間ドラマが、音楽、歌唱、映像、演技、それらすべてをひっくるめた「光と音」で彩られる。 スクリーンいっぱいに繰り広げられるその映画世界は、もはや奇蹟的で、神々しさすら感じた。 そんな映画にこれ以上言葉など必要ない。 今この時季にこのミュージカル映画を観られたことへの多幸感に対して、立ち上がって拍手を送りたくなった。 いつか必ず舞台版も観たい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-12-23 00:57:58)(良:3票)
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