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【クチコミ・感想(10点検索)】
1.《ネタバレ》 妹月子の呼吸器を意図的に外して殺した市子は、母なつみに叱られるはずだった。それで母に「目を離しているうちに呼吸器が外れていた」などの巧妙な言い訳をするつもりでいた。だが母は全部見抜いて、市子に過大な負担を強いていたと察知し、市子の話に聞く耳も持たず「ありがとうな」と言って、全部受け容れた。
このとき、市子の心は壊れてしまったのだろう。母もまた、童謡「虹」を歌うことで平静を保つのがやっとだった。そして母の内縁の夫小泉に死体を隠蔽させたことで、3人の暮らしも壊れてしまう。
市子が夏の道を一人で歩くシーンは、全ての時系列の最後に当たる。歩くだけでしんどそうだが、人の姿はなく、彼女は孤独に一人で歩いて行かねばならない。ここで市子は「虹」を歌う。
庭のシャベルが一日濡れて
雨があがってくしゃみをひとつ
雲が流れて光が差して
見上げてみれば ラララ
虹が虹が空にかかって
君の君の気分も晴れて
きっと明日はいい天気
大仕事を無事に終えた市子の脳内には、アドレナリンが出まくっているのだろう。彼女を苦しめた忌まわしい事件も、新しい人生を手に入れた今の彼女にとっては、ただの通り雨に過ぎない。人生大荒れの日があっても、きっと明日はいい天気だろう。 【高橋幸二】さん [インターネット(邦画)] 10点(2024-08-04 16:16:28)(良:1票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
7.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 16.67% |
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7 | 3 | 50.00% |
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8 | 1 | 16.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 16.67% |
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