みんなのシネマレビュー

捜索者

The Searchers
1956年【米】 上映時間:119分
アクションドラマウエスタン小説の映画化
[ソウサクシャ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1956-08-23)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・フォード
助監督ゲイリー・ネルソン(第二助監督)(ノンクレジット)
キャストジョン・ウェイン(男優)イーサン・エドワーズ
ジェフリー・ハンター(男優)マーティン・ポーリー
ヴェラ・マイルズ(女優)ローリィ・ヨルゲンセン
ウォード・ボンド(男優)サミュエル・ジョンストン・クレイトン
ナタリー・ウッド(女優)デビー・エドワーズ
ヘンリー・ブランドン(男優)スカー
ハリー・ケリー・Jr(男優)ブラド・ヨルゲンセン
アントニオ・モレノ〔男優・1887年生〕(男優)エミリオ・ガブリエル・フェルナンデス
ピッパ・スコット(女優)ルーシー・エドワーズ
パトリック・ウェイン〔1939年生〕(男優)グリーンヒル
ラナ・ウッド(女優)子供時代のデビー・エドワーズ
メエ・マーシュ(女優)暗い服を着た女性(ノンクレジット)
小林昭二イーサン・エドワーズ(日本語吹き替え版【1968年テレビ朝日 / フジテレビ / DVD】)
野沢那智マーティン・ポーリー(日本語吹き替え版【1968年テレビ朝日 /1973年テレビ朝日 / DVD】)
武藤礼子デビー・エドワーズ(日本語吹き替え版【1968年テレビ朝日 / DVD】)
納谷悟朗イーサン・エドワーズ(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日 /1979年テレビ朝日】)
渋沢詩子デビー・エドワーズ(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
雨森雅司サミュエル・ジョンストン・クレイトン(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日/1979年テレビ朝日】
柴田侊彦マーティン・ポーリー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田みゆきデビー・エドワーズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大宮悌二(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
槐柳二(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野本礼三(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
蟹江栄司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
村山明(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
阪脩(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
松金よね子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
村松康雄(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宮内幸平(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
冨永みーな(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富山敬マーティン・ポーリー(日本語吹き替え版【1979年テレビ朝日】)
岡本茉利ローリィ・ヨルゲンセン(日本語吹き替え版【1979年テレビ朝日】)
原作アラン・ルメイ
脚本フランク・S・ニュージェント
音楽マックス・スタイナー
撮影ウィントン・C・ホック
製作メリアン・C・クーパー
配給ワーナー・ブラザース
美術ヴィクター・A・ガンジェリン(セット装飾)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
【通常表示】/【改行表示
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(10点検索)】

別のページへ(10点検索)
1


5.《ネタバレ》 ビスタサイズで撮られた映画の最高作、と言ったのはスコセッシだが、私が見 た西部劇の最高作はこれ。映画史上の真の最高傑作、と言われても不思議ではな い映画的興奮度満点の「画面と音」の映画。 とにかく、演出技術であらゆる感情 を画面に定着させる事が可能だった映画史上ただ一人(ちょっと言い過ぎ)の監督 による究極の画面を堪能することができる。 イーサン・エドワーズ(ジョン・ウェイン)の情動によってこの映画に表出して いる怒りと悲しみと誇りと、そして落伍者としての寂寥の凄み。 私が最も好きなのは前半部分、デビー(ナタリー・ウッド)捜索の長い旅に出る 前の追跡シーン。イーサンが、埋葬されたインディアンの死体、その両目を拳銃 で打ち抜くシーンがあるのだが、私は恥ずかしながら何度見てもこのシーンで必 ず目が潤んでしまう。それは決して倫理的な感情で心を揺すぶられているわけで はない。純粋に映画というメディアで、ここまで徹底したキャラクターを、俳優 の所作と撮影(繊細な照明や完璧なフレーミング!)と、こだまする銃声音の音響 効果で造型したことに心を揺すぶられているのだ。 私にとって映画とは情動を突き動かされるメディアであって、歴史や風俗なり を学ぶメディアではない。映画は「興奮」のために見るのであって、付随的に 、知識」が得られるとしても「知識」を得るために見るのではない。 映画は決して「現実」を映さない。あくまでも「虚構」しか映さない。極論を 恐れずに言えば、ドキュメンタリーというジャンルの映画であっても、ひとたび 現実をカメラが切り取ってしまった瞬間に「虚構」に転じる。 映画を「現実らしさ」の指標で論じることは決定的に間違っていると思う。 間 違っているというのが言い過ぎであれば、ナンセンスだ。現実に起こり得ない、 つじつまが合わない部分があっても当然、全ての映画は「虚構」であり「フィク ション」だからだ。勿論、つじつまの程度の問題はあるけども。 ただし、映画を道徳的、倫理的、人道的な観点や、作者の時代認識や題材に対 するスタンスでもって評価する姿勢は、これは嗜好の問題。 私のようにそんなこ とには殆ど関心が無く、「画面と音」という表層(といっても大変奥深いのよ!) を最重要視するのも嗜好。両者が並存しているからこそバランスがとれていると 認識している。 まあ極私的には映画以外のメディアで学べたり楽しめたりする事柄は映画以外 のメディアでやればいいんじゃないのって思いますが。 繰り返しますが『捜索者』は最高の「画面」を持った映画です。美しい細部を 上げていくとキリがない。 ゑぎさん [映画館(字幕)] 10点(2017-03-28 05:56:26)

4.映画では表現するのが難しい距離と時間を見事に体感できる映画です。「もういいよ。諦めようよ」と見ている方に思わせるこの説得力!西部の広大さを常に意識させる、人間なんてちっぽけであると思わせる素晴らしい構図。厳しさとその中でも決して失われる事のないユーモア。否応なく気持ちを高揚させる馬上でのスピードとアクション。そして皆々様が既にご指摘の通り、人々があるべき場所に収まっても、一人帰る所のないさすらい人、ジョン・ウェイン。いやもう最高です。私ごときが今更言うことではないかもしれないけど、ジョン・フォードは映画のなんたるかを熟知している人です。 黒猫クロマティさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-09-14 22:54:06)(良:1票)

3.観終わった瞬間の充実感、格別のものがあります。映画冒頭、暗い家の中から女性が扉を開けると、そこは広大なる荒野、観るものをいきなり別世界へといざないます。すると向こうから馬に乗ってやってくる人影、それこそが、久しぶりに現れたジョン・ウェインなのでありました。で、話は飛んで映画の最後、残念ながら冒頭シーンとは別の家なのですが、今度は人々が家の中に入って来て、カメラも屋内に下がり、ジョン・ウェインだけを外に残して扉が閉められ、THE END。↓おっさん様もご指摘の通り、誠にシビれる大団円であります。さてこの映画、先住民に身内を殺され、誘拐された男達の壮絶なる追跡劇でもあり復讐劇でもあるのですが、陰惨な雰囲気に堕していないのは、絶妙のユーモア感覚のお陰でしょう。今で言うところの、ロード・ムービーみたいな味わいすらあります。途中、エピソードと手紙朗読を交差させる等、演出の面白さにも事欠きません。そして戦闘シーンのダイナミックなこと!俯瞰の構図による立体感、カメラが全速力の馬に併走する躍動感。まさに満腹感を味わえる一本だと思います。 鱗歌さん 10点(2004-02-01 16:29:10)(良:4票)

2.へんなインディアン擁護映画こそ逆差別。白人世界対インディアン、人間と人間、文化と文化が対等にぶつかるからこそ闘争が生まれる。そこには偏見も差別もない。人間の生命の真剣な営みと、そこから生じる痛みがある。インディアンの食料になるからと、野牛を殺そうとするイーサン。すさまじい悲しみを秘めた名シーンだ。それをつつみこみ、さまざまな表情を見せる自然の美しさ。アメリカ映画の最高峰のひとつである。 ちょうじさん 10点(2002-08-10 16:50:01)

1.西部劇の最高傑作と名高い作品。確かに一部で言われている差別的感情が存在している作品だと捉えることはできるのですが、客観的に観れば凄い映画だと思います。技巧的には優れていて「これぞ男の西部劇だ!」と言わんばかりのシーンの連続に息を呑むこと間違いなし。デビュー直後のN・ウッドも印象的でノリにノッていると感じさせます。J・フォード流の乾いたユーモアもあり、それが上手に溶け込んでいることも演出の妙か。歴史に残る名作でしょう。 チャーリーさん 10点(2002-07-16 08:52:40)(良:1票)

別のページへ(10点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.74点
012.86% line
100.00% line
200.00% line
338.57% line
412.86% line
525.71% line
6720.00% line
7925.71% line
8514.29% line
925.71% line
10514.29% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review5人
2 ストーリー評価 7.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.20点 Review5人
4 音楽評価 8.50点 Review4人
5 感泣評価 8.66点 Review3人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS