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砲艦サンパブロ

The Sand Pebbles
1966年【米】 上映時間:195分
ドラマ戦争もの小説の映画化
[ホウカンサンパブロ]
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-11-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(1967-03-18)


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監督ロバート・ワイズ
キャストスティーヴ・マックィーン[俳優](男優)ジェイク・ホルマン
リチャード・クレンナ(男優)コリンズ大尉
キャンディス・バーゲン(女優)シャーリー・エッカート
リチャード・アッテンボロー(男優)フレンチー・バーゴイン
マコ(男優)ポー・ハン
エマニエル・アルサン(女優)メイ・リー
サイモン・オークランド(男優)ストウスキー
ジョセフ・ターケル(男優)ブロンソン
ガス・トリコニス(男優)
チョン・プイ(男優)
ジェームズ・ホン(男優)
グレン・R・ワイルダー(男優)
伊武雅之ジェイク・ホルマン(日本語吹き替え版【LD】)
仲村秀生コリンズ大尉(日本語吹き替え版【LD】)
青野武フレンチー・バーゴイン(日本語吹き替え版【LD】)
清川元夢ポー・ハン(日本語吹き替え版【LD】)
鈴木弘子シャーリー・エッカート(日本語吹き替え版【LD】)
宮部昭夫ジェイク・ホルマン(日本語吹き替え版【TBS】)
加藤和夫【俳優】コリンズ大尉(日本語吹き替え版【TBS】)
内田稔フレンチー・バーゴイン(日本語吹き替え版【TBS】)
秋元羊介ポー・ハン(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本ロバート・アンダーソン
音楽ジェリー・ゴールドスミス
編曲アーサー・モートン〔編曲〕(ノンクレジット)
撮影ジョセフ・P・マクドナルド
トーマス・デル・ルースアシスタント・カメラ(ノン・クレジット)
製作ロバート・ワイズ
配給20世紀フォックス
特撮L・B・アボット(特殊効果)
美術ボリス・レヴェン(プロダクション・デザイン)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
ウィリアム・キアーナン(セット装飾)
衣装レニー
編集ウィリアム・レイノルズ〔編集〕
録音ジェームズ・P・コーカラン
ダグラス・O・ウィリアムス
マレー・スピヴァック
スタントグレン・R・ワイルダー(ノンクレジット)
タン・ツァ(ノンクレジット)
ラウ・カーリョン(ノンクレジット)
その他ライオネル・ニューマン(指揮)
あらすじ
1926年の中国は上海。揚子江に駐留するアメリカの砲艦サンパブロ。このポンコツ船に海軍水兵ホフマン(マックイーン)が赴任する。ヒマを持て余していた乗組員達だったが、時代は激動の中、中国国民党と共産党の内戦が勃発、反米感情も高まり、各地で外国人排斥運動が蜂起する。一行はアメリカ人宣教師救出のために中国内陸部へと乗り込むことになる。

パセリセージ】さん(2004-04-03)
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3.《ネタバレ》 キャンディス・バーゲンは撮影当時19歳だった。 瑞々しくて実にかわいい。 スティーブ・マックィーンが彼女をキャンディバーと言ってからかっていたという。 出演者の演技がすばらしい。 微妙な顔の表情、目の動きに注目。 1920年代の中国、蒋介石の国民党が共産党を排除しようという内乱状態の中でのアメリカ海軍の砲艦、その乗員の行動が描かれている。 砲艦の名はサンパブロ。 乗員は皮肉でサンドペブルスと呼んでいる。 sand pebbles、路傍の小石、砂粒とでも訳せばよいのか。 自分達の惨めな立場、生活を卑下した呼び名。 しかしこれが映画の原題「The Sand Pebbles」になっている。 時代に翻弄された人々を描いた作品にこの題名。 実に深いではないか。 この映画はベトナム戦争への批判なのだろうか。 コメンタリーの中で撮影当時ようやくベトナム関連のニュースがぼちぼち聞かれるようになってきた時期で、後にベトナムがどれだけアメリカにとって大きな意味を持つのか想像できなかったと語られている。 映画の公開は1966年。ちょうど戦争が本格化して行った頃。 この時期にベトナム戦争批判映画というのはちょっとタイムリーすぎる感じだ。 だが確かに他国への介入に対して批判的な空気は読み取れる。 しかし久しぶりにこの映画を観て感じたのはいつの世も宣教者(映画ではmissionary。 今風に言えばボランティアか)というのは身勝手で回りに迷惑をかけるんだなということ。 純粋であるがゆえに、あのような状況になったとき始末に終えないということか。 主人公ジェイクホーマンは機械を愛する孤独な男。 大昔の初見時ホーマンが助からなかったことに不満を感じたが、見直してみると彼がサンパブロ乗艦後図らずも回りに大きな影響を与え、多くの死に関わることになったことを考えるとあの結末しかありえなかったのだと納得する。 愛して止まない機械の横で息絶えたホーマン。 実に心憎い演出といえよう。 称えよ鉄兜さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2007-08-20 16:36:41)

2.最初の観想。つまんない。つまんない。つまんない。 しかし、ただただ、マックイーンがカッチョエエのである。”ハローエンジン!” ただただ、マックイーンのしぐさ、動きを見るのである。演技?マックイーンは演技なんか上手くはないさ。しかし、その存在、動きにどうしようもなく、魅せられてしまうのさ。 ロープを切るため、何度も何度も何度もオノを振り下ろすマックイーン。エンジンの操作をマコに教えるマックイーン。敢然と存在するマックイーン。でも、一番印象的なのは、愛する女性のために死んでゆく”BIGX”だ! 男ザンパノさん [映画館(字幕)] 10点(2006-12-23 22:16:44)

1.《ネタバレ》 個人的には戦争映画を批評する時は、戦争そのものの虚しさや恐怖をしっかり描いているか?というのが評価の基準なんですけどこれは見事に描けている作品ですね。名誉の為に命がけで助けに行ったにもかかわらずそれを拒む宣教師は何か紙をぶらさげてこれさえあれば打たれない!とか言ってるまに撃たれてました。せっかく育んだ友情も愛情もあっと言う間に壊されました。戦争の怖さ、愚かさをしっかり教えてくれる作品です。最期のマックィーンの言葉が頭から離れません。 一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2004-07-14 20:54:43)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 7.28点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 9.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞スティーヴ・マックィーン[俳優]候補(ノミネート) 
助演男優賞マコ候補(ノミネート) 
撮影賞ジョセフ・P・マクドナルド候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジェリー・ゴールドスミス候補(ノミネート) 
音響賞ジェームズ・P・コーカラン候補(ノミネート) 
美術賞ボリス・レヴェン候補(ノミネート) 
美術賞ウォルター・M・スコット候補(ノミネート) 
美術賞ウィリアム・キアーナン候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・レイノルズ〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1966年 24回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)スティーヴ・マックィーン[俳優]候補(ノミネート) 
助演男優賞リチャード・アッテンボロー受賞 
助演男優賞マコ候補(ノミネート) 
監督賞ロバート・ワイズ候補(ノミネート) 
脚本賞ロバート・アンダーソン候補(ノミネート) 
作曲賞ジェリー・ゴールドスミス候補(ノミネート) 

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