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【クチコミ・感想(10点検索)】
1.《ネタバレ》 『殺す側』と『殺される側』。戦争ではこの二つのみに分類される。つまりやるかやられるか。
映画冒頭、マーク・ウォルバーグ演ずるアメリカ兵のトロイは何の気なしにイラク兵を撃ち殺す。多少の悔みはあるものの、それは戦争という名文でまかり通ってしまう。物語中盤にそのトロイがイラク兵に捕まり拷問を受け、母国の妻子が爆弾テロに巻き込まれたらと問われる。そこで気付かされるモノ。イラク国民の妻子、アメリカ兵の妻子、それぞれの立場が描かれる事で、より鮮明にそれは浮き上がってくる。母国の妻子がテロに巻き込まれるところを想像し悲しむトロイ。これはかつて想像出来なかった事であり、拷問を受け死と向かい合った事で気付かされる。
物語終盤、トロイはイラク兵に撃たれる。己がイラク兵を撃ったように。このシーンがこの映画の全てを物語っていて、冒頭でイラク兵が撃たれるシーンとリンクする。つまりトロイは『殺す側』と『殺される側』を体験する。これには観客である我々も「はっ」とさせられる。冒頭のトロイと我々は同じであると。テレビ画面を見て、数秒間悲しんで終わり。テレビを見ている我々は殺される事などないと思っているのだ。
反戦映画は山ほどあるが、この映画程直接的に訴えかけてくるはないと思う。
【カイル・枕クラン】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-21 01:19:06)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
103人 |
平均点数 |
5.41点 |
0 | 1 | 0.97% |
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1 | 2 | 1.94% |
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2 | 5 | 4.85% |
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3 | 7 | 6.80% |
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4 | 18 | 17.48% |
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5 | 19 | 18.45% |
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6 | 19 | 18.45% |
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7 | 19 | 18.45% |
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8 | 8 | 7.77% |
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9 | 4 | 3.88% |
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10 | 1 | 0.97% |
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【その他点数情報】
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