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【クチコミ・感想(10点検索)】
1.《ネタバレ》 “昔はワルかったけど、今は更生したんです。偉いでしょ”的な元不良の美談は大嫌い。グレなかった人の方が100倍偉いから。本作にも、そういうニュアンスが無いとは言いません。ただ主人公の場合は、ワルというよりダメ人間。子供もいじめられっ子。ダメな人間の成長には、心を動かされてしまいます。それはもう理屈じゃなくて。どうしようもなく好きなのです。それだけでなく、あらゆる要素が自分のツボにはまりました。まずキャラクター。主人公、相棒、死にかけ(失礼)ばあちゃん、そして悪徳セキュリティ。性格だけでなく、ルックス的にも濃いキャラが揃っています。中でもピカイチだったのがデブの子供。その登場シーンのインパクトたるや絶大。規格外の体格に鼻水、透き通った瞳。パンチ風天然パーマ。チョコバーを持っていなかったのが不思議なくらい、典型的な白人デブ児童キャラです。でも、そこいらの子役とは格が違う。もう一目ぼれ状態でした。脚本もちょっと凄い。というかヒドイ(笑)。仮にも“サンタ”がタイトルに入っている作品とは思えない下品さです。ファッ○棒ですよ。○ァック棒!普段の生活では、まず出てこない単語ですもん。子供の「ア、ハーン」連発にクスクス。1%刻みの分け前交渉に爆笑。ばあちゃんのサンド攻撃には降参しました。そしてメインとなる主人公と子供の交流。彼らの境遇に同情はしません。結局ダメなのは自身に責任がある。ただ、一人で立ち直れというのも酷な話です。人の手を借りればいい。そういう人との出会いは大切です。主人公と子供は、互いに助け合ったのだと思います。それはクリスマスのプレゼント交換のようなもの。木彫りのピクルス(このセンス最高!)に、血染めのゾウのぬいぐるみ(結果的に紫っぽい!)。金銭的な価値はゼロでも、生きる力や勇気に変わるものがある。もうウルウルでした。ハッピーエンドというより甘々の結末。主人公があれで死んでないなんてウソみたい。でもクリスマスの奇跡に感謝します。あの天然パーマ君に謹んで10点を捧げます。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-06-12 18:35:37)(良:1票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
47人 |
平均点数 |
6.70点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 2.13% |
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4 | 3 | 6.38% |
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5 | 8 | 17.02% |
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6 | 7 | 14.89% |
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7 | 11 | 23.40% |
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8 | 13 | 27.66% |
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9 | 3 | 6.38% |
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10 | 1 | 2.13% |
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【その他点数情報】
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