みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
4.♪シェイシェイツァイツイェンシュウィチャー♪(←全部空耳です)。この切ない音楽とヤンが最後に見せてくれた満面の笑みラウの残酷な生き様。明確な対比をよく練り上げた脚本と上質の演技で見せてくれるからこんなに面白い映画が出来るんですよね。新しく加わった出演者達も完璧でした。香港映画はどちらかというと苦手だった俺に新しい感性の扉を開いてくれたこの映画に満点です。 【一番星☆桃太郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-05-28 00:40:24)(良:1票) 3.《ネタバレ》 すべての結末を得た時、もう、ひたすらに絶句させられた。 二人の男の運命を軸とした人間の“業”の螺旋を描きつけた完璧な三部作だった。 三部作の各作品が、明確なひとつのテーマ(=無間地獄)をしっかりと描きつつ、それぞれがテイストを違えた映画として存在していることがスゴイ。もちろん、映画世界の雰囲気は変えずに。 PART1は、物語の核となる素材を軸として描きつつ、二大スターの対決を全面に押し出したサスペンスアクション。 PART2は、PART1で描かれなかった過去の時間に遡りつつ、マフィア側と警察組織側両面の様々な人間の心情を描いた一種の強烈な群像劇。 そして今作PART3は、残された謎と残された人間を更に深く描いたサスペンスドラマというふうに。 これほどまでに、テーマとしての重い一貫性を保ちつつ、文字通り“多面性”を持つ、凄まじい三部作を他に知らない。 特に、ラストの主人公ラウの葛藤が物凄い。“善人”になろうともがき続け、行く先を無くし、ついに“死”を選ぶが、それでも彼は“無間地獄”を歩き続けなければならない。何という悲痛な物語だろうか。心から底から滲み出るように「堪能した」と言える映画だったと思う。 香港映画は、またひとつ、世界に対し新たな衝撃を打ちつけた。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-26 01:41:13) 2.今作はラウの精神的破滅への経緯的な物語ですが、人間の心の奥深くから滲み出るような静かな緊張感は健在でした。 過去・現在・妄想が交差するのでストーリーは少し複雑でしたが、「なるほど、こうなるのか!」と感嘆しました。 レオン・ライなど新たな中心人物が登場しましたが、どうやら今作のキーパーソンはケリー・チャンだったようで、その割には影が薄いかなと思ったりもしました・・・が、3作品通してハマってしまったので今作も10点です。 当初1作で終わる予定だったと何かで読みましたが、後から付け加えた2部・3部でここまで魅了されてしまった作品は初めてです。 今回も言っちゃいますが、トニー・レオンは素敵すぎます! 【smiLey'70】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-29 00:28:48) 1.《ネタバレ》 ここまで自分がはまったシリーズはこれまでなかったということで、全作に10点です。「1」でのヤンとラウ、「2」でのサムとウォン警部というように2人の人物にスポットを当てたのではなく、「3」ではラウの内面に対してスポットを当てている。よって、「1」や「2」に比べヨンのキャラがちょっと弱かった気もするが(彼の真相が分かった時の”あぁ、そうなのかぁ~”という驚き・納得がちょっと少なかった)、ラウの人格がヤンと混同する様を見せるためにはこれくらいがよかったのかなとも思う。外から客観的に見るとまさにラウは無間道に堕ちているのだが、出来ればラストはラウ自身も無間道にいることを自覚している形で終わったほうがよかったようにも思う(あのラストだとラウは完全にヤンになってしまっている)。それにしても、「3」だけでもあと数回は映画館で観てみたい。そして、DVDになったら「1」、「2」、「3」を色々な形で(シリーズの順番・時系列の順番など)何回も見返したい。 【よっふぃ~】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-28 10:44:01)
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