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スミス都へ行く

Mr. Smith Goes to Washington
1939年【米】 上映時間:129分
ドラマコメディモノクロ映画政治もの
[スミスミヤコヘイク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-12-25)【イニシャルK】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督フランク・キャプラ
キャストジェームズ・スチュワート(男優)ジェファーソン・スミス
クロード・レインズ(男優)ペイン上院議員
エドワード・アーノルド(男優)ジム・テイラー
ガイ・キビー(男優)ホッパー州知事
トーマス・ミッチェル[1892年・男優](男優)ディズ・ムーア
ジーン・アーサー(女優)サンダース秘書
ユージン・パレット(男優)チック
ボーラ・ボンディ(女優)スミスの母親
ハリー・ケリー(男優)上院議員議長
H・B・ワーナー(男優)
チャールズ・レイン〔男優・1905年生〕(男優)うるさい記者
ポーター・ホール(男優)モンロー上院議員
ジャック・カーソン(男優)(ノンクレジット)
ジーノ・コラード(男優)(ノンクレジット)
堀勝之祐ジェファーソン・スミス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千葉耕市ペイン上院議員(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
此島愛子サンダース秘書(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本シドニー・バックマン
音楽ディミトリ・ティオムキン
モリス・W・ストロフ(音楽監督)
撮影ジョセフ・ウォーカー
製作フランク・キャプラ
コロムビア・ピクチャーズ
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ライオネル・バンクス(美術監督)
編集アル・クラーク〔編集〕
ジーン・ハヴリック
録音ジョン・P・リヴァダリー
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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12.《ネタバレ》 心が震える名作です。とにかく、理想の為に壮絶な戦いに臨むスミスの姿に、そしてその姿が人の心を動かした場面に涙が止まりませんでした。
 2時間を超える作品ですが、テンポの良さとストーリーの面白さで長さは感じません。役者陣も皆素晴らしく、個人的には議長役の演技が非常に良かったですね。

 しかしながら、権力(マスコミも含む)による世論操作の恐ろしさは、70年前も今も変わりませんね。
 
 文句なしで満点の作品です。
TMさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-09-03 00:45:00)(良:1票)

11.ストーリーは簡単なんですが、心が震えました。キャブラ監督による「アメリカの良心」なわけですが、その良心さが日本人にも理想なんでしょうかね。なんか政治の本質みたいなのを極めて極めて忠実に描いた映画だと思います。 なんとこさん 10点(2002-02-20 04:21:26)(良:1票)

10.'39年当時、太平洋戦争直前にアメリカで公開された映画。実に頼りない足場で上院議員になってしまったスミス議員。同じ上院議員は元父の同僚のペイン議員。田舎者の青年がワシントンに着てトンチンカンな言動を起こす。やがて、地元に誘致されるダム建設は、地元の政商の企み。使われているのはペイン議員。スミス議員は、良心的な地元の人に対して議会から呼びかけるが、政商の力により届かない。かえって不正を働いたと告発される。スミスは議会から懇親の演説が始まる・・・。今、通常国会で舟を漕いでいる御仁や水をかけて見栄をきる松●健四郎議員に是非観て欲しい。何故、アメリカが強いのか。今回の大統領選挙があのようにもめても、もめることが必要と言わんばかりに「議論」を重ねるのか。アメリカ人が観る「夢物語」は現実の中にも生きているということ。日本にはそのような映画や小説などがありますか?私を含めて問いかけます。現実の中に「夢物語」を見ることを笑っているのは「楽しいですか?」と。それも映画の中に画いてあります。 NineBarさん 10点(2000-12-26 04:59:59)(良:1票)

9.《ネタバレ》 欲望のままにあらん限りの卑劣な手段を弄するゲジゲジ野郎のテイラーと純朴な青年スミスの闘い。奮闘虚しくもはやこれまでと思われた時に飛び出した良心の呵責に耐えかねたペインの絶叫。奇跡の瞬間に鳥肌が立ち泣けてしまいました。彼を始め、秘書や記者、子供達、議長からこの世も捨てたものでないと痛感させられ、「一生皮肉屋で終わるのも不幸かもね」の台詞に千鈞の重みを感じた作品。

2021年5月30日追記
本日クロード・レインズ命日と言うことで再見。
ジョセフ・ペインを演じていたのはレインズだったのですね。
今回は声を殺して泣くスミスに貰い泣き。ゲジゲジと手を切れないペインの情けなさを自覚しているかのような姿に悔しさと、現実はこんなものかという諦めを感じました。
前回泣かされた作品をさらってしまったあのシーン、彼の墓碑に刻まれているという
「すべては一度、すべては永遠であり、魂は、かつて生き、永遠に生きる」
そのままの渾身の演技でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 10点(2014-01-19 17:15:41)

8.なんという偽善映画!でも泣きましたよ、ジェームズ・スチュワート演じるジェフ・スミスの無垢な表情に、傷ついた表情に、戦い続けた表情に!さらに最後の最後で良心の呵責に目覚めたペイン議員にも!
自由だの理想だの信仰めいた演説には途中からうんざりしてきましたよ、まったくもう、、、なんていう映画を作ってくれるんですか、フランク・キャプラ!
それでも10点つけちゃいますよ。頭では8点くらい、でも感情では10点です。
maemaeさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-06 01:25:11)

7.《ネタバレ》 
この映画に中途半端な点など付けられない!と思いました(笑)
完璧じゃないところがあろうと好きなものは好き。
「十二人の怒れる男」のラストでもそう思ったのですよ。
もうこの映画は熱血感動系だろうという予想で避けていたのですよ。
しかも後半には裁判シーンが延々と続くとあるなら(裁判映画は苦手)かまえてしまう。
ところが予想を裏切ってこの映画はコメディか?と最初から面白い。
キャプラ監督&J・スチュアートでは「素晴らしき哉!人生」ですごく感動したのですが、
黄金のコンビでまた感動させていただきました。
最初ワシントンに着いたときに出てきたリンカーンの像が後半にも出てきます。
そこでリンカーンはいったい何を待っているのかを彼女はスミスに説きます。
私はこのあたりから感動しだしてそのままエンディングまで感情移入していました。
本当の正義はバカにされてもバカになれるバカが最後に勝つみたいなことで・・
子供に好かれる大きな子供のような田舎の青年スミスが、
特に後半はこれでもかと背信横領の罪をきせられいじめられる。
おどおどしながらも正義のために戦うスミスはかわいそうであるけれど、
じめじめした描き方ではなくテンポもよいので観客はまるでスポーツ観戦の心境です。
スミスを議員に押したペイン上院議員が本当は悪い人ではないのに、
スミスの天敵となりふたりの演説合戦が続きます。
議長が大変いい役でして表情からおかしくもスミスを一緒に応援したくなる。
議員がスミスひとりを除いて誰もいなくなった・・
ところが特例として誰も聞く人がいない場合は呼び戻せ、
延々と立ち続ける限り演説ができるというのです。
この演説が長い長いのですがここまでくると根比べでしょう。
ここは映画の作り方がうまく長い演説と同時進行で、
裏ではマスコミ工作やら他の議員の思惑などでたいくつしません。
頑固を通り越してこっけいでもあるのに、
それが秘書が言ったバカになりきれれば正義は勝つ道理なのです。
秘書は傍聴席で助けるのですがもう根回しはマスコミも押さえ、
最終的には子供たちからの誤解による手紙の山を出され、
孤立無援になったスミスは・・
ラストがあれだからよかったんですが、
この監督は人がいいのか悪いのか「素晴らしき哉!人生」のように、
かなりなヤマを持ってきます。
私は後半から感動していた奴なので感涙ものでしたね。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-09 15:04:44)

6.先日の参議院選挙を含めて、ぼくは選挙権がありながら選挙で投票したことがありません(世の良識ある方々、スミマセン…)。一票を投じたい政党や人物がいない…というより、どこに、誰に投票するにしろ、それは現体制を「肯定」することになってしまうと考えているからです。一票の格差などの、まずはあまりにも公正を欠いた選挙制度そのものを是正することもなく、そのくせ「投票に行こう」と、膨大な税金をつかってタレントを起用し、PRする国側の“欺瞞”もウンザリですし。

そんなぼくも、この映画のジェームズ・スチュアート扮するスミス氏になら喜んで投票するかもしれない。するかな。するよな。うん、きっとする!(笑)

この、リンカーンを崇拝する田舎の州出の青年が、周囲のあまりにも汚い権謀術数にうちひしがれ、リンカーンの像の前で泣く時、まるで「アメリカン・デモクラシー」そのものが泣いているかのようだ。そんな彼が議会で延々と演説を繰り広げ、その孤軍奮闘を議長(ハリー・ケリー…涙が出るほど素晴らしい!)が秘かに共感の笑みを浮かべて見守る姿に、少なくともぼくは「アメリカ(人)の良心」を見る思いがする。たぶん、公開当時も今も、この映画を見るアメリカ人はみんなあの議長のように主人公スミス氏のことを見守り、微笑んでいるんだろう…

それを、「ただのおとぎ話だ」とか「いかにもアメリカらしい偽善じゃん」とせせら笑うのは簡単だ。ぼくらは、あの国のイヤな面をこれまでも(そして、今も)さんざん見せられてきているのだから。
けれど、ぼくは、自身が移民だった監督のフランク・キャプラ自身もとっくにそんなことなど承知していたのだと思っている。彼がこの映画を撮った1939年は、世界中が戦争の危機に直面していた。そうした時に、「アメリカ(人)の理想主義と良心」をひとりの純朴な青年に託したキャプラは、「この世の中はマヌケといわれてきた人たちの賜物なのよ」とジーン・アーサー(これまた素晴らしい!)に言わせた通り、最後には人間の〈善〉が勝つという「夢物語」こそがアメリカの理想主義じゃないか。それは「夢」だからこそ「理想」なんじゃないか…と静かに、だが毅然と述べているのだ。

ぼくも、国家としてではない、アメリカ(人)の夢見る「理想主義」には、心からの“一票”を投じよう。それが、どれだけの失望を招こうとも。
やましんの巻さん 10点(2004-07-16 14:58:36)

5.民主主義の真髄を見た気がしました。日本の政治屋にぜひ見てもらいたい。 ちゃぼさん 10点(2003-01-03 23:05:21)

4.ぶうさんへ。私も「世界名画劇場」で観ました。高3の時です。可笑しさ・悲しみ・勇気・憤り・そして爽快感。10代に観たこともあってか、いまでもこれを超える思いをした映画がありません。キャプラの中でも1番です。 keatonさん 10点(2002-12-23 22:08:32)

3.あの名演説を生涯忘れることは出来ないだろう。 ジャスティスさん 10点(2002-11-25 20:07:23)

2.ずいぶん昔,NHKで世界名画座という番組がありました。月一度のペースで良い映画を流していたのですが、この映画を観た時の興奮は今も覚えています。終了は真夜中近くの時刻だったのですが、民主主義ってこういうものなんだーと気分が頗る高揚したのをおぼえています。フランク=キャプラっぽいテーマとエンディングがとても心地よい作品です。 ぶうさん 10点(2002-11-14 00:42:12)

1.いい映画です。 みあーたさん 10点(2002-04-27 22:24:37)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 88人
平均点数 7.74点
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444.55% line
522.27% line
61213.64% line
72123.86% line
81719.32% line
92022.73% line
101213.64% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review6人
2 ストーリー評価 8.11点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review10人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 9.00点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1939年 12回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジェームズ・スチュワート候補(ノミネート) 
助演男優賞クロード・レインズ候補(ノミネート) 
助演男優賞ハリー・ケリー候補(ノミネート) 
監督賞フランク・キャプラ候補(ノミネート) 
脚本賞 受賞(原案賞として)
作曲賞(ドラマ)ディミトリ・ティオムキン候補(ノミネート) 
美術賞ライオネル・バンクス候補(ノミネート) 
脚色賞シドニー・バックマン候補(ノミネート) 
編集賞アル・クラーク〔編集〕候補(ノミネート) 
編集賞ジーン・ハヴリック候補(ノミネート) 
録音賞ジョン・P・リヴァダリー候補(ノミネート) 

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