みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
2.《ネタバレ》 妻投稿■ハルヒはまったくノータッチで、この映画が初見。殺人少女は唐突だったけどそれ以外の登場人物設定はすんなり頭に入ってきたし、その世界が変わってしまったことによるキョンの恐怖と絶望を主人公と一緒に感じ、元に戻るキーワードを見つけた事で主人公と一緒に泣きそうになり、灰色の重たい坂道の住宅地で主人公と一緒に走り回った、手に汗握った。■所謂「非実在青少年」とここまで一緒にもがき苦しみ、一喜一憂出来たアニメ映画はあっただろうか。ターミネーター2? バック・トゥー・ザ・ヒューチャー? いや、彼らには常に助けてくれる最強の味方がいた。しかしキョンはたった1人で答えを見つけるために走り回らないといけない。たった1人で自分はどうするべきだったのか選択しないといけないのだ。その選択が「自分も当事者として世界に関わる」というものであるとキョンが意思表示をしたとき、涙がぶわっと出てきて来た。■いわゆる宇宙人や未来人や超能力者と友達になる一般人の求められる「勇気」って、多くの作品ではヒーローの手取り足取りになる勇気でしかない。しかしキョンは自分の意志で、仲間のヒーローの意志に反し、その責任を取る事も含めて選択したのだ。これが出来る男に感動しないわけにはいかないじゃないか! 【はち-ご=】さん [インターネット(字幕)] 10点(2012-07-03 03:54:22)(良:2票) 1.《ネタバレ》 アニメやドラマの続編ものが映画になるときに元ネタを知ってないと十分に楽しめないように この作品も少なくとも2006年版TVアニメ全編と2009年制作の「笹の葉ラプソディ」を見てから 見ることをおすすめします。 尚、2009年のそれ以外が「エンドレスエイト」と「溜息」なので見なくてもいいです。 本編は2時間40分という非常に長尺ながら一気見してもすぐ見終わった感あるくらいです。 話としては物語の主人公キョンがある日を境にちょっと違う世界に紛れこんでしまうというもの。 ハルヒの作ったSOS団は存在せず、ハルヒと古泉がおらず、朝比奈は自分のことを知らない、 長門に至っては自分のことを知らないどころか性格まで全然違っている、といった具合。 さらには消えたはずの朝倉がハルヒの席にいて、シャミセン(猫)が日本語をしゃべらないせいで キョンの妹には「お母さん、キョンくん頭(略」と言われる始末。 この孤独感は賞味20分の30分アニメだとぶつ切りにされてしまうため、映画になって本当に良かった。 最近のアニメにはタイムリープものがよくあるが、あれは同じ世界を何度も行き来することで 自分にとっての正解を導き出そうというものであるが、 ハルヒ世界のキョンは自由にタイムリープができるわけでもないし そんなには繰り返し時間を戻ったりはしない、 のだが、今回はする。 しかも「あの日」に。 多分その日がハルヒが全能に近い力を手に入れた日で、 その手助けをなんだかんだで何度も行うのがキョンであり、 うるさいうるさいと思っていたハルヒやその他宇宙人やら未来人やら超能力者やらとのやりとりを 最も望んでいたのもまたキョンなのだ、という結論で終わるのだが、 どうやらアニメ三期は作られそうにないので、もうこの「消失」が アニメハルヒの最終回でいいよとさえ思えてしまう。 尚、エンディングの長門の中の人の歌はあまり好きではないが、 この「消失」から派生した「長門有希ちゃんの消失」は漫画もアニメも大好きです。 SOS団がない状態がデフォルトで長門が消失みたいな性格だったら?という漫画で非常に好物です。 脱線しましたが、ハルヒファンなら見て損はないので、ハルヒ一期を見て面白いと思った人はぜひご覧ください。 (ネタバレ投稿にこんなこと書いてもあまり意味はないか) 【にんじん】さん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2019-06-02 22:06:24)
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