みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
10.小学校低学年の時に見ました。生まれて初めてみた邦画です。この映画がきっかけで、高倉健のファンになり映画ファンになりました。それから何回も見ていますが、何度見てもドキドキします。結末はわかっているのに最後の空港のシーンでは「頼むからおとなしくしていてくれ!」と子役にいつも叫んでしまいます。これがトラウマになり、以後の犯罪モノの映画では、よっぽどの極悪人ではない限り、いつも犯人役には逃げ切って欲しいと願うようになってしまいました。高倉健が死んだ仲間の家族宛てにダンボールに金を包むシーンでは、母親が小学生の私に向かって「あんた、たとえ犯罪者になっても仲間を裏切っちゃダメなんだよ」と言う始末・・・。ところで、同じ佐藤監督の 「君よ憤怒の河を渉れ」はご存知でしょうか?日本版「逃亡者」のような作品で、高倉健が追われて、原田芳雄が追います。こちらも面白いので見てください。 <2005年追記>先日、生まれ始めて浜松で下車したのですが、構内の線路のカーブ具合が映画と一緒で感動したのと、「ここでポイント切り替えしたんだなあ」と思うと、とても感慨深かったです。 【東京50km圏道路地図】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-07-19 22:33:01)(良:3票) 9.日本が誇るアクションパニック映画の最高傑作!! いかにも東映らしい荒々しい作風で、見応え満点の映画となっている。特撮は、旧国鉄に協力して貰えなかったらしいが、この年代にしては良く出来ていると思う。とくに指令本部の内部の様子など。さらに、正面衝突を避けるため、下り新幹線を反対車線に移す場面もなかなかの緊迫感。その他にも、手に汗握る場面も数多く用意されており、最後の最後まで観客をクギ付けにする。また、高倉健演じる爆弾犯の人間ドラマとしても秀逸で、彼を慕う2人の部下との絆を絡めながら、日本の下請け零細企業の悲しい現実をも漂わせていた。そのことが単なるパニック物に終らせておらず、哀切を極めたラストシークエンスと共に記憶に残る見事な作品となっている。 【光りやまねこ】さん 10点(2003-07-27 00:05:19)(良:2票) 8.「日本沈没」と並ぶ70年代屈指の名作。高倉健と宇津井健の名演技は言うまでも無いが、何より監督の佐藤純弥の演出により、画面にとても力がある。途中、ミニチュアの新幹線が登場するが、画面に力があるため、途中までミニチュアであることに気づかないほどであった。それにしても、本当に国鉄の協力が得られないで撮影されたのだろうか?と思わずにはいられないほどリアルな描写にはホントに脱帽だ。細かいことを言えば、突っ込みどころ満載の映画ではあるものの、テロリストの立場からの描写もあったり、事件が解決しても完璧なハッピーエンドとして終わらせないところが、如何にも日本的で、私は好きだ。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-01-11 19:01:03)(良:1票) 7.70年代日本映画の傑作! 音楽も、風俗も、車も、ファッションも古いが、この映画は古くない。 昔の日本映画がこれほどの傑作を作ったのに驚くというより、 日本映画の黄金時代が過ぎて斜陽産業となった70年代にこの傑作を作ったのに驚きます。 セットや爆破シーンのチープさなんて関係ない。 突っ込みどころはあるし、受け渡しの喫茶店が火事はありえない欠点だと思うが、 やはり評価したい作品。 高倉健は正直あまり好きではない。特に後年は大物扱い過ぎ、渋過ぎ、 ある意味アンタッチャブルな存在になったが、 この作品ではまだまだ現役役者のかっこよさを味わえた。 また他にも今となっては大物俳優になってしまった俳優の 脂がのっていた時代の姿が見れて嬉しい。 はなから70年以降の日本映画を軽く見ていた私の考えを変えてくれた事を 含めてこの点数を献上します。 【仏向】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-22 22:18:44) 6.新幹線のミニチュアシーンがちゃちに見えるのは、何もCGによるSFXが成熟した今だからの話ではない。 当時から東映はこの手の特撮は不得手だった。当時、ミニチュア模型特撮は東宝の 十八番だったのだ。 それでも、このシーンをスリリングに見せてしまうのは、シナリオ、編集、役者達の演技等、トータル的な作品の完成度の高さによる。 決して精巧とは言えないミニチュアながらも、同じレール上を走ってくる上りと下りの新幹線を駅の待避線で切り替えてすれ違わせる息をもつかせない見せ場の演出は素晴らしい。私的には好きなシーンが多数あるが、中でも台車部に仕掛けられた爆弾を橋脚から高速度カメラで撮影するシーンが好きだ。 短縮版がヨーロッパで公開され、フランスでは大ヒットした。 【あむ】さん 10点(2004-06-23 14:40:05) 5.二度鑑賞しましたが、やはりどうしようもなく最高の映画です。「スピード」の原型というか、「24-Twentyfour」の源流はここにあるのでは? 極限状況の連続で、息つく暇もなく物語に惹き込まれてしまいます。これほどの映画を三十年も前に日本が生み出していたとは、ただただ驚愕するしかありません。 【K】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-05-20 21:05:17) 4.《ネタバレ》 ストーリーの最後まで、何とも言えぬ緊迫感があって良かった。更に音楽が秀逸で、より一層の緊迫感を与えています。列車種別装置や新幹線を併走させてボンベを渡す等チャチな点もあるが、国鉄の協力が得られなかったにしてはとても良い出来。途中いろいろとアクシデントが起こるが、現実離れし過ぎていて、いかにも「ちょっと凝ってみました」的な発想が逆にわざとらしく感じてしまうのと、メリハリをつける為かは知りませんが、登場人物が多すぎて話がやや脱線してしまっていたのが残念。何とか金を得ようとする手段が結構巧妙で、高倉健が羽田から高飛びしようとするシーンまでは計画に狂いが生じても機転を利かせて乗り越えてきましたが、元・家族の事までは計算できませんでしたね。パニック映画としては日本一の出来だと思います。しかし山本圭若すぎ! 【けっけ(硝子の心を持つ少年)】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-05-03 15:19:58) 3.傑作!健さんもいいし、宇津井健や他の俳優もいい。「スピード」がアイデアを盗んで?るけど、日本をお手本にしたてとこが嬉しいね。ドラマもしっかりしてる。満点。 【ひろみつ】さん 10点(2004-05-03 14:35:12) 2.幼い頃、テレビで放映されていたのを観て以来、大好きな映画です。 特撮は貧弱ですが、それを補って余りあるストーリーの秀逸さ、 音楽のすばらしさ、キャラクターの個性等、日本映画の名作だと思います。 今でも暇なときには時々観ますが、長時間ということを忘れ 見入ってしまう作品です。 【G20】さん 10点(2003-12-09 17:13:21) 1.何度観ても色あせない傑作。「東映」が「70年代」の「パニック映画&ビッグバジェット映画ブーム」で製作した映画でなければ成立しなかった奇跡かもw 多岐川裕美や志保美悦子がどこに出ていたかが解ればポイントアップw ウルトラマンのデザイナー成田亨が特撮を担当した新幹線を操るのが千葉真一&治朗兄弟なのもポイント高し。 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-29 06:10:20)
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