みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
5.怪獣に出会ったことがないので、リアルに作ってあるかどうかは不明だが、しかし怪獣映画というものをどこまで高められるか、それに対するスタッフの熱意が伝わってくる名作である事は間違いない。皆さん気付いただろうか。この怪獣映画の怪獣が動くシーンのほとんど(少なくとも地上のシーン)において、怪獣は人間の目線から撮影されているのだ。さらに東京タワーや福岡ドームといった名所を使いながらも、戦いのシーンはほとんど僕らの見慣れた風景で戦われている。まさに日常の中に怪獣が飛び込んできたような、そういう衝撃を観客に与えるためにどうすればいいのか、それを染色体とか古代文明とかだけではなく、怪獣映画の魂の部分において追求してくれたおかげで、僕は街を歩くたびに怪獣の夢を見る事が出来ている。 【はち-ご=】さん [レーザーディスク(邦画)] 10点(2008-05-02 00:05:47)(良:1票) 4.福岡ドーム脇からガメラが飛び立つシーンを初めて見たときは興奮しまくりました。 私の家からドームまで歩いて20分程度。 「あのときガメラはすぐそこを通って行ったんだ!」と自慢しても分かってくれない人の方が多いのが残念です。 【まきげん】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-07-15 17:40:11) 3.《ネタバレ》 公開当時、CMで東京タワーが爆発するシーンが繰り返し流されていたので、「東京タワーって…またありきたりなもの壊すなぁ…しかも今『ガメラ』?」(←根っからのガメラファンの皆さんごめんなさい)と思ったのですが、実際に見てみたら、良い方向に120%裏切られました!皆さん仰られていますが、「こういうのが見たかったんだよ!」というまさにその映画を撮ってくれたという感じです。どんどんお子様向け映画になっていく平成ゴジラに辟易していたので、この作品を境に、自分は平成ゴジラから脚を洗ったのでした(昔のゴジラは好きですが)。作品の流れ自体は、怪獣映画のまさに王道なんですが、テンポといい、ミニチュアといい、構図といい、とにかく衝撃を受けました。今見ると、特撮はちょっと前時代的かもしれませんが、作品への志の高さは少しも褪せていません。特に、二大怪獣の対戦に向けて徐々に盛り上がっていく前半は出色です。その後のシリーズで大分凄い画(え)を見せられたんで、最初は9点かなと思ったんですが、やっぱ見た当時の感想で10点つけます。 【カシス】さん 10点(2003-11-21 13:28:34) 2.「地球最大の決戦」のころの少年時代に戻ったようなワクワク感は何だ?! 夕闇に浮かぶギャオスの怪しくも悲しげな叙情感は何だ?! 必殺技とはこういうものだよ、と教えてくれるプラズマ火球のすさまじさ、カッコ良さは何だ?! ミニチュアとはこういうものだよ、と教えてくれるリアルさは何だ?! 怪獣映画はかくも素晴らしきなり!! 【モヨ】さん 10点(2003-10-18 01:04:07) 1.リアリズムに徹した怪獣映画で、それを無理なく押し通せたのは多分これぐらいだ。自衛隊と言えども、市街地でうかつに攻撃できないとか、どこぞの映画みたいにありもしない架空兵器は出さないとか、どこぞの30分ドラマみたいに最初から人類の味方であることを人々が信じないとか。そういった要素の蓄積がこの映画を美しく、かっこよく、力強く仕上げるのだ。とにかく、グッとのめりこんでしまう恐るべき映画である! 【ピースメーカー】さん 10点(2003-05-21 19:19:21)
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