みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
18.《ネタバレ》 フェミニズムの嵐吹き荒れる1977年に大学を卒業し、ジャーナリストを目指してNYに出て来たサリー。日本で言えばさしずめ「クロワッサン」世代の彼女が、実に11年間の「友達」づきあいの末、大っ嫌いだったはずの悲観主義者ハリーとの結婚を選ぶ、というある意味70年代の女性解放運動を全面的に否定するかのようなこの作品が、アメリカはもちろん日本でも、女性達から圧倒的な支持を得たことは実に興味深い事実である。強くあれ、キャリアを磨け、経済的に自立して男を頼るな、という信念に支えられて生きて来た世代がこの時30代前半。結婚や出産を脳裏にちらつかせながらも、刷り込まれた価値観との板ばさみに苦しんでいた女性達を再び解放したこの作品は、行き過ぎたかつてのフェミニズム運動に対する一つの回答とも言えるだろう。サリーの歩んだ道は、現実にこの時代に学業を終えて世に出た多くの女性達に通じるものだ。実に11年もの長い歳月を経て、サリーは愛する男性に素直に「YES」と言うことを学び、結婚しない人生をキャンセルして新しい人生を歩み始める。フェミニズムに洗脳され尽くしたかのようなサリーの言動が全編を通して笑いを誘い、あるいは彼女たちと同時代を生きる男性としてあらゆるトライ&エラーを繰り返しながら共存の道を見つけて行くハリー。この二人にシンボライズされるものは、実はこの時代に生きる全ての男女にとって避けて通ることのできないジレンマだったりする。小粋な台詞回しと、この映画で大ブレイクしたメグ・ライアンのコケティッシュな魅力、さらにコメディアン出身のビリー・クリスタルの達者な話芸で、最後まで楽しませてくれる傑作。一見、ライトなコメディのスタイルを取りながらも、隠し込まれた意外にも辛辣なメッセージに思わずドキッとさせられる作品でもある。 【anemone】さん 10点(2003-12-16 00:38:00)(良:2票) 17.私の場合は失恋が決定的なったときに見た映画です。これを見てなんだか元気づけられました。その数年後私は前からの知り合いだった人と出会って12年後に結婚したこともあり、人生って悪くないと映画が教えてくれた感じがします。 メグはとっても可愛かったし、B.クリスタルもかっこうはあんまり良くないけれど合っていたと思います。異性間の友情は成り立つかということで男性意見と女性意見の違いがしゃれた会話で楽しかった。途中で入るカップルの結婚までのいきさつも微笑ましかったです。 【Jade】さん 10点(2002-12-02 01:36:38)(良:1票) 16.10代の時、お正月の深夜にテレビで流れてて鼻くそホジリながら見てたらドンハマりし、翌日速攻でレンタルして見たのが懐かしい。30代も半ばを超え当時は憧れの世界だったのに今はワリと日常と変わらない世界で驚いた。というか、もう自分があのビリー・クリスタルより歳上になったという事実。でも見終わった後の気持ちはあんま変わんないモノで不思議。大好き! 【reitengo】さん [DVD(吹替)] 10点(2013-05-22 11:23:52) 15.銀座のみゆき座で公開初日に観賞しました。上映前に淀川長治氏が登壇し、どんなに粋で素敵な映画か、絶妙なトークで話してくださいました。懐かしいですね。小柄で、実に品の良いきれいなおじいちゃんでした。さて、いやがうえにも期待が高まり観賞したわけですが、期待を裏切るどころか、本当に素晴らしい作品でした。恋愛映画はどちらかといえば苦手で、点数が辛くなりがちなのですが、これな文句無しに満点です。ビリー・クリスタルの英語は弾丸のように早いのですけれど、軽妙洒脱で素敵です。若いときに見ても、年をとってから見ても、感動できます。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-01-01 02:54:27) 14.おもしろい。恋愛映画の中でも台詞が最高におもしろかったです。 【貧弱室伏】さん [レーザーディスク(字幕)] 10点(2008-07-28 21:28:35) 13.男女間の友情は成り立つのか、という永遠のテーマに挑んだ作品です。セリフもエスプリが効いてて凄く笑えるし、かんがえさせられるしいい作品だと思います。メグ・ライアンがいちばん綺麗に見える出演作品だと思います。秋の公園での散歩シーンがいちばんダイスキ。 【のん、大好き】さん 10点(2004-01-14 20:02:01) 12.拝啓ノーラエフロン様、実生活でずいぶん劇中の台詞を使わせて頂きました。結果は上手くいってませんが… 【虎尾】さん 10点(2003-12-12 22:54:04) 11.メグ好きじゃなかったけど、ほんとにこの映画で大好きになった!ビデオ借りる時、古臭そうで借りるきがうせるが中身はすばらしいよ! 【スズメ】さん 10点(2003-05-27 02:13:01) 10.何と言ってもやっぱりメグライアンでしょう!トップガンからこの恋人たちの予感、めぐり会えたら、ユーガットメールへの流れの中で彼女は大きく成長していったと思う。しかも驚くべきことに、どんどん可愛くなっていく!そしてこの映画に関しては、男女の友情は成立するのか、というテーマで話は進む。この映画のそれに対する答えは「ノー」なわけで、やはり恋愛感情が芽ばえ、セックスが絡んでくる。サリーの、「私の人生なんて5分で終わってしまうわ」というセリフも印象的。レストランでの例のシーンも面白い。そしてやっぱりラストシーンのハリーのセリフかな。あれは映画史上でもかなりの名ゼリフだと個人的には思う。メトロポリタン美術館のシーンのセントラルパークの紅葉など、やはりニューヨークの街がこの映画を艶やかに彩っていると思う。評判通り、ラブコメナンバー1ではないでしょうか。 【Harry marry Sally.】さん 10点(2003-05-25 19:26:04) 9.オイラは18歳。丁度こういうこと考えるお年頃。だからすごくよく分かる。面白い!メグも可愛いし、苦手な面持ちのビリー・クリスタルもなんだか魅力的になってきて、秀逸。ハリーとサリーにそれぞれ個性がしっかりとあるから、面白いんだろうな。 【ニューヨークの恋人】さん 10点(2002-09-28 19:16:31) 8.サイコーの映画だ!メグの音痴な歌も聴ける。 【貝王】さん 10点(2002-08-24 23:38:26) 7.男女の友情って最初の出逢いのタイミングによりますね。共学の学校に行っていたり、何かのサークルで「会わざるをえない」状態が長く続けば、意外と友情が芽ばえたりしますよ。でも僕は一目惚れ派で、異性の友情をつらぬき通すので、恋愛に発展するのはちょっと邪道なのですけどね(笑)。ただ、この映画はロードショー時から大好きです。 【kazoo】さん 10点(2002-06-03 10:49:49) 6.最後のほうの大晦日のシーンで、恋人のいない寂しさというのを、上手く表現していたと思う。メグ・ライアン主演の映画では、個人的に一番の出来でしょう。 【ジンタ】さん 10点(2002-04-17 15:14:17) 5.男女の友情は成立しない。SEXが邪魔するから。どちらかが相手に恋愛的感情を抱いたとき友情はおわる、というかそういう気持ちになるということは出会ったときからそれが友情ではなく恋愛に発展するかもってどちらかがおもっているからなのだとおもう。と、十数年前に劇場で見たときは納得したけど今は違う。でも必ずそんな風に思ってしまう時期って人生の通過点としてあるんだよね。 【潤平】さん 10点(2002-03-09 01:09:55) 4.ビリー・クリスタルの演技も良かったけど、やっぱりメグ・ライアンでしょ。恋愛映画はちょっと引いた感じで見ることが多いけど、これはもう最高!見終わった後、幸せな気分になれた。 【てぃむ】さん 10点(2001-12-19 10:02:17) 3.何も言う事なし。イイ! 【もる】さん 10点(2001-02-12 22:23:11) 2.高校生の頃初めて見て、「これこそ私の理想の恋愛だ!」と大いに共感した。メグ・ライアンの茶目っ気ある演技もかわいい。何度見ても飽きない。 【coco】さん 10点(2000-08-17 01:29:16) 1.ロブ・ライナー最高傑作。脚本のノーラ・エファロンもよかった。(アカデミー賞のオリジナル脚本賞にノミネートされているはず)メグ・ライアン、ビリー・クリスタルのファンになりました。そのあと、この系統の流れは、トムハンクス&メグ・ライアンに継承されていきます。ウディアレンの「マンハッタン」に酷似しているとアメリカの雑誌は評価していますが、映像が圧倒的に勝っています。英語で観て、字幕で観てとにかく20回は観ていますが、映画館で観ていません。それが残念です。今のところベスト1の映画です。その後、「めぐり逢えたら」もなかなかです。トムハンクスがよかったです。ノーラエファロン監督、 ロブ・ライナーがトムハンクスの同僚として出演しています。 【masao】さん 10点(2000-05-08 19:25:08)
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