みんなのシネマレビュー

野性の夜に

Les Nuits Fauves
1992年【仏】
ドラマラブストーリー同性愛もの
[ヤセイノヨルニ]
新規登録(2003-08-17)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2004-01-18)【fero】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督シリル・コラール
キャストシリル・コラール(男優)ジャン
ロマーヌ・ボーランジェ(女優)ローラ
脚本シリル・コラール
あらすじ
プロモやCFを手掛けるカメラマン・ジャン(シリル・コラール)は、体の不調を感じ病院で検査を受ける。ある日、彼はCFのカメラテストで出会った美しい少女ローラ(ロマーヌ・ボーランジェ)に一目惚れしてしまう。しかし、夜を彷徨う彼はフットボール選手サミー(カルロス・ロペス)にも惹かれていく。ジャンは、サミーとは一線越えず付き合いながら、自分のHIV感染を告げずにローラと寝てしまう。死に脅えるジャン、真実の愛を探すローラ、鬱積した感情を抑えきれないサミー。傷つけあいながら、ジャンが得たものとは・・・。

fero】さん(2003-12-21)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(10点検索)】

別のページへ(10点検索)
1


3.《ネタバレ》 ここで3人目の満点をつけることに、躊躇はありません。この映画は素晴らしい、多くの人に観て頂きたい名作だと確信しています。この映画には、AIDS、同性愛、右翼といった幾つかの問題を孕んでいますが、最終的に観るものに突き付けているのは「いかに生くるか」に尽きます。このテーマを真正面からぶつけているこの作品に、僕は最高の点数をつけざるを得ない。フランス映画で、僕はいくつかの同性愛映画を観てきました。そこではホモ(同性間)とヘテロ(異性間)の違いや関係を通して、セックスや恋愛、差別や社会との隔絶を描いているのですが、この作品ではさらに一歩踏み込んだ描き方をしています。鬱屈した毎日につきまとう死への恐怖、そして逃れられない不幸。醜いホモのうたう歌が、「そのようにしか生きられない不幸」宿命ともいうべき、人間の根源に付き纏う悲しみを浮かび上がらせます。また、17歳という少女ローラが、真実の愛を求めて苦悩し、またAIDSという問題を抱えて壊れていく過程は、ベネックス監督の「ベティ・ブルー」を連想させます。自らの全てを投げ出しても得られない愛。独占、恨み、躊躇、苦しみ、その先で自傷に行き着くまでは同じような展開なのですが、さらに17歳という年齢からくる弱さによる、相手まで呪わざる得ない心の脆弱さを加えている事に、シリル・コラール独自の変化を感じます。そしてこの映画のキーパーソンであるサミーの鬱積した感情。若さという一言では片付けられない苦悩や情欲、愛。ジャンの持つ生への固執、才能への不安、怠惰、虚無、家族の愛、そして死への恐怖。最後のエンディングで、それらの全てが昇華し、一つの答えとしてジャンの口から語られた事で、この物語は完成しました。 feroさん 10点(2003-12-21 22:02:59)

2.セザール賞受賞前に監督・主演であるシリル・コラールがAIDSで死んだという悲劇的なニュースが、この映画の公開時には、セットとして報じられていました。確かに映画自体も主人公が同じAIDSに感染しており、ある意味で主人公はシリル・コラールその人だと言っていいかもしれません。そんな悲劇的な話題が本編よりも先行してしまったのは事実ですが、それを差し引いてもこの映画には僕らを引き付ける魅力があるというのも紛いない事実でしょう。ロマーヌ・ボーランジュもとても魅力的です。恋人であるシリルがAIDSであることを知った時、その不条理さを呪い、悩み、そして自分の人生そのものを問い詰めて、それでも彼を愛しぬくことを決断する、そんな彼女のポジティブさが結局シリルを救うことになるのです。愛を信念として生き抜くこと、そんな「母」のような力強い少女をロマーヌは切々と演じました。これは絶望的な状況の中でのラブストーリーです。普段の僕なら知らず知らずの内にアンハッピーエンディングを求めてしまうところだけど、この映画の中のハッピーエンディングは、映画の外のシリルの逝去という事実と相まって、「生きる」ということの切実さを訴える粛々たる感動を僕らに与えてくれるのです。 onomichiさん [映画館(字幕)] 10点(2003-10-12 23:48:26)

1.《ネタバレ》 この監督の自伝的映画だってことにまた驚き。人生の苦悩をよく描いてます。最後の夕日に向かって「生きている」というシーンは感動しました。 のりまきさん 10点(2003-09-30 11:26:31)

別のページへ(10点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.27点
000.00% line
100.00% line
216.67% line
316.67% line
4213.33% line
5320.00% line
6213.33% line
716.67% line
816.67% line
916.67% line
10320.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS