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【クチコミ・感想(10点検索)】
3.正常に機能しない歪曲した性愛とその果てを描いたものとしては「ピアニスト」以来の衝撃作だった(アプローチと方向性は全く異なるけれど)。あの土砂降りの雨の中の、男2人対女1人の肉体的接触のない性交。全てが終わり、果て、立ち尽くし、ファインダーを静かに見据えるあのりん子の壮絶な美しさ。長い間心にとぐろを巻いて居座っていた大きな蛇が、六月の雨の中に解放されて行く。凄い。映画の序盤とは全く別人の顔を見せる彼女。黒沢あすかって、こんなに美しい女優だったんだ…。掛け値なしに素晴らしい女優だと思う。この密度の高い作品を見事に撮り上げた監督の手腕にも脱帽する。監督は当初、この作品は女性に評判が悪いかも…と思っていたそうだけれど、そんなことはない。逆に私はこれを、究極のフェミニズム映画だと断言出来る。真性のフェミニストでないとこんな作品は撮れない。久しぶりに文句なく素晴らしい邦画に出会えた。嬉しい。 【ひのと】さん 10点(2004-01-29 17:45:07)(良:1票)
2.素晴らしい!こんなに美しい映像があったのかと感動しました!脚本が良いから映像が綺麗なんだと思いました! 【愛人/ラモス】さん 10点(2004-03-02 10:50:50)
1.芸術家=塚本晋也。観る者に全くおもねらない、しかし己の技量に浸るわけでもない。「六月の蛇」に、芸術という意味での映画として、個人的には最高のカタチをみた。これをみたら、日本の他の映像作家なんぞ、うわっつらだけのテクニックで、「どう?クールでしょ?」てな感じで、ただのパクリにみえてくる。つーか、なりたい。塚本晋也に。 【ドレミダーン】さん 10点(2004-01-31 19:48:16)
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【点数情報】
Review人数 |
35人 |
平均点数 |
6.74点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 2.86% |
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3 | 1 | 2.86% |
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4 | 5 | 14.29% |
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5 | 4 | 11.43% |
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6 | 5 | 14.29% |
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7 | 4 | 11.43% |
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8 | 5 | 14.29% |
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9 | 7 | 20.00% |
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10 | 3 | 8.57% |
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