みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
6.勝新凄い!貫禄充分の迫力で画面に迫ってきます。肝心のアクションシーンは少なめでしたが、それを補って余りあるほど脚本がしっかりしており勝新を始めとする役者陣も手堅い演技でじっくり見せてくれます。バカらしい抗争に巻き込まれた二人の凄腕用心棒がまるで運命の糸で操られているかのごとく戦ってしまう。そこに感じる人の死や生きる事の難しさがこの映画の魅力ではないのかなと思いました。北野版「座頭市」には、全くなっかた重厚さがこの作品にはあります。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-12-06 11:43:08)(良:1票) 5.冒頭、市が丸木橋を四つん這いで渡るところから惹きこまれる。斬り合いは少ないけど、シャープなモノクロ画面の美しさ、端正さ、 ニヒリズムと人懐っこさと殺気と優しさと不気味さが同居した市の存在感がたまりません。天地茂の平手神酒も出色。ラスト、市を斬ろうとしたヤクザがバランスを崩して川で溺れ死ぬのを「どうせ、ロクなもんじゃねえ」と呟く市が痺れるほどカッコいい。やくざたちの描写もリアルですね。 【ひろみつ】さん 10点(2004-05-11 13:50:19)(良:1票) 4.《ネタバレ》 《まことに申し訳ないが、以下、クライマックスシーン完全ネタバレにつき、未見の方はご遠慮ください。》 勝新太郎が演じただけでも座頭市シリーズはTVも含めて数多くあるが、その頂点に君臨するのがこの第1作である。座頭市の凄腕はろうそくや天井に投げつけられた一文銭のエピソードなどによって既に存分に観ることが出来るが、やはり、素晴らしいとしか言い様がないのは、平手造酒を演ずる天知茂である。池で釣りをしながらの市との会話のとぼけた味わいや、胸を患い寺で臥せっているところに、市が出入りに助っ人に行ったと聞かされるやいなやガバッと跳ね起き、小僧が必死に止めるのも聞かず、押っ取り刀で駆けつけるその姿は、それだけでも涙なくしては、観れない! そして、小さな橋の上で市との対決。市は造酒を斬りたくないのに、造酒はそれを許さない(この時の彼の台詞がまた泣けるんよ!)。勝負はもちろん一瞬にして決する。市の背中に覆われて、斬られた造酒の姿は画面からは見えないが、ここで、「勝新、日本一!」と観客席から思わず掛け声が飛ぶ位の一世一代の名演によって、死に行く平手神酒の(決して見えない!)満足げな表情と心の友をこの手で斬った座頭市の深い深い悲しみが、描かれる。嗚呼 【なるせたろう】さん 10点(2003-10-17 20:52:46)(良:1票) 3.昔の邦画が持つすばらしさ全てを兼ね備えた作品だと思います。面白い 【代書屋】さん [インターネット(邦画)] 10点(2024-11-15 18:01:02) 2.《ネタバレ》 勝新の座頭市シリーズ記念すべき第1作。この作品の市は後の明るいキャラではなく、どことなく哀愁が漂っているようなキャラクター。話のほうもシリーズ中(まだシリーズ数作しか見ていないが。)でいちばん面白い。ラストの平手造酒(天知茂)との対決シーンは切なくて感動的だった。まさしく日本映画の傑作時代劇の一本と言っても過言ではない作品だろう。 平手を演じた天知茂もカッコ良かった。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2005-05-28 16:06:23) 1.夜道で二人と斬りあう座頭市は最高にカッコイイ!あの宿命の対決も泣けるぜちくしょう。これに比べるとたけしの座頭市は情け容赦ないって感じですね。ある意味たけしらしいけど。…ってなんでここでたけしの座頭市の感想を言わんとあかんのじゃ。 【ゆうろう】さん 10点(2004-01-11 18:27:46)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS