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【クチコミ・感想(10点検索)】
2.《ネタバレ》 時代は現代なのにどこか懐かしい台北の町並み。その町の風景に溶け込むように描かれる清く正しい少年少女。傷つき悩みながらもまっすぐな彼らの姿からは、襟を正して生きることの大切さが真摯に伝わってくる。おそらく自分が女の子にモテることを知っているのであろう少年の不敵で屈託のない笑顔。その自信とうらはらのほほえましい悩みと純情。そして頑なな潔癖さと負けん気でそんな少年を突き放そうとする少女。この二人が、なりゆきで校舎の中庭の床に貼られたラブレターを足で蹴ってはがそうとするシーンが面白い。躍起になって互いの足を蹴っ飛ばしているようにも、それでいて二人楽しそうに軽やかにステップを踏んでいるようにも、見える。さらに後半で対比的に描かれる、もう一人の少女が恋の遺品焼却を思い直して火を消そうとする場面の、ひとりぼっちで踊るためらいと嘆きのステップもいい。彼らの足の生き生きとしたその躍動が、青春のジタバタを文字どおり体現していて見事だ。あるいは夜の体育館で二人が衝突するシーンでは、体当たりでぶつかりあう二人を表情が判然としない距離から延々と長回しで写し、彼らが体全体から思いをほとばしらせ格闘する様をまるごと切り取るように描き出す。風をうけて走る自転車の心地よさ、夜のプールや体育館のその秘密めいた緊張感、だれかとならんで眺める校庭と青空、だれかを好きになる気持ち、片思いの胸の痛み、だれにも言えない思いをこめたそれぞれの壁の落書き、そして夏の匂い。そんな青春映画的ガジェットの過剰さが良くも悪くもこの映画の持ち味なのだが、その反面、易智言監督の描写は意外なほどに簡潔で無駄がなく、そして的確だ。少女が少年に告白するある秘密。それが本当なのかあるいはうそなのか、最後まで答えはわからない。それは彼女自身にもまだわからない答えなのだろう。この映画はとってつけた説明や答えなど、一切提示したりはしない。そうして描かれるのはただシンプルに、彼らがその夏を共にしたということ、真正面からぶつかりあい、認めあい、そして最後に笑いあえたということ、それだけだ。その潔さがとてもいい。ならんで自転車に乗る二人。友だちでも恋人でもなく、けれどその夏を懸命に生きたかけがえのない同志として、それぞれの足で未来へとペダルを漕いでいく彼らの姿は、力強く、美しく、まぶしいばかりだ。 【BOWWOW】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-07-20 00:03:32)(良:2票)
1.《ネタバレ》 彼女がレズかどうかはこの際関係ないのかもしれない。親友と男の板挟み。ストレートだった自分が実は1歩踏み出せなくて悩む。こういうところがもしかしたら見所なのかなーと思ったりもする。もちろん自分はレズかもというシリアスなテーマもあると思う。途中彼女の悲しさも伝わってきた。恋に恋する女の子は悪っぽく描かれているけど、実はこういう子が等身大だろう。逆に主人公の子みたいな感情を出すのが苦手な子は異色で、さわやか君もそういうところに惹かれたのかな。学校で起こる嫌な出来事も あったりするけど、あまり行き過ぎていなくて全体的に爽やか。この女の子の行く末はわからないけど、笑っていて欲しいなーと思った。最後に彼女の心からの笑顔が見れて、とっても嬉しい気分になった。青春映画として、そしてあの時1歩踏み出せなかった自分の物語として、色んな見方で楽しめる素晴らしい映画だと思った。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-24 15:09:29)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
31人 |
平均点数 |
6.74点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 5 | 16.13% |
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6 | 11 | 35.48% |
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7 | 8 | 25.81% |
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8 | 3 | 9.68% |
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9 | 2 | 6.45% |
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10 | 2 | 6.45% |
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【その他点数情報】
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