みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
18.パラマウント版を○X年ぶりに鑑賞。初回より深くみることができたと思います。若いときならイライザの振る舞いに我慢できなかったかも。それにしても美しい映像として保存されていたので、感激しました。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-08-24 16:26:01) 17.《ネタバレ》 これも初めて見たのは『日曜洋画劇場』でした。しかし普通の120分枠での放送だったので、おそらく半分以上はカットされていたはず……。それでも十分楽しめたので、皆さんおっしゃるように長すぎるのかもしれません(笑)。私はそうは思いませんが。なんにせよ、その放送を見てたいへん気に入り、後日レコード屋でサウンドトラックのLPを見つけて即購入。何度も聞き返した思い出があります。 しかしこの映画、「オードリー・ヘプバーンの映画」だと思われているのは、たいへんな不幸です。これは誰がなんと言おうとレックス・ハリソンの映画でしょう!! イライザ役はジュディだろうがオードリーだろうがどっちでもいいのですが、ヒギンズ教授役ははかに考えられません。あの無意味に(?)尊大なところとか、女性を小馬鹿にしたところとか、それになんといっても、歌ってンだか喋ってンだかわからないムチャクチャなところか、とにかくレックス・ハリソンの魅力大爆発。イライザに去られて叫ぶ "Mother!" というのも忘れられません。単に尊大なだけでなく、その裏には常にユーモアに裏打ちされた滑稽さをのぞかせているのはさすがです。そういう部分があればこそ、終盤でイライザがいない淋しさを語る場面に説得力が出てきます。 イライザの側から見れば、単に貴婦人になるだけではなく、人間らしい扱いを求めるようになった。言葉遣いを直せば上流階級の人間に見えるでしょうが、中身までは変えられないでしょう。つまり人間らしい精神は彼女が最初から持っていたものですが、それは前半でのヒギンズとのやりとりを見れば明らかです。これはイライザが(男女を超越して)一個の人間として認められるまでのお話です。であるからこそ、ショウの原作とは異なるハッピーエンドでもこちらは納得してしまうのでしょう。 ともあれ、私はLD・DVD・ブルーレイと、ソフトが変わるたびに購入しています。こんな映画は他にありません。そうしてでも手元に置いておこうというだけのものを、本作は確実に持っています。〔レビュー500本目〕 【アングロファイル】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-03-28 21:10:42) 16.《ネタバレ》 自分が生まれた年に制作された映画。そう思いながら見た。映画の内容や出来とは直接関係ないが、この映画には巷でよく耳にする曲が多く使われているのだけれど、自分は今までこの映画とともに時を経てきて、この映画を一度も見たことがないのに、その曲だけは何度も耳にしながら人生を過ごしてきているのだと思うと、もっとこのような名作といわれる映画を見ないともったいない。そういう気がしてきた。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-06-20 23:40:42) 15.何もかもが素晴らしい。 【白い男】さん [地上波(字幕)] 10点(2009-06-20 23:13:27) 14.初めて見たのは淀川さんがお元気な頃の日曜洋画劇場でした。この方のおかげでビデオやDVDのなかった自分の子供時代でも、古今の名作を見ることができました。ありがとう淀川さん。 <変更>言葉の問題に集約しているが教育の問題なのだろう。貧民という経済格差があるだけで血筋といったものはナンセンス。経済格差が教育の格差を生み、教育の格差を血統の格差と勘違いしているというのが本旨なのだろう。つまり、ヒギンズ教授はイライザに教育を授けることによって逆襲される。教育とは人間を自立させるものであり、彼女は自立してしまった。そのことに思い及ばなかった教授は自分の中に芽生えてしまった恋心に困惑する。思い通りになる女を欲しながら、思い通りにならない女を作ってしまったのだ。フランケンシュタインの怪物と同質のものを感じてしまう。<付け足し>幕間のあるような長い映画をDVDで一気に観ると長く感じてしまう。映画の幕間は舞台の名残なのだろう。幕間の後はクールダウンのためのお話でトーンダウンするのが常道。興奮を冷まして劇場からお帰りくださいという心遣いだ。銀幕という言葉が生きていた時代の映画です。舞台芸術のひとつとして鑑賞するという観かたもあったのだろう。歌舞伎の幕の内弁当のように、幕間の間にアイスクリームを食べたりする時間の楽しいことよ。 【アホをどり】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-06-09 13:24:45) 13.この映画に最初に出会ってから20数年。今でも半年に一度は観てしまう映画です。歌もストーリーも芝居も、パーフェクト! 私的にはオードリーのベストです。DVDの特典映像で観ましたが、もうこの時代の映画はフィルムの損傷が酷くて、この『マイ・フェアレディ』も絶滅寸前だったとか。こんな素敵な映画を失くしちゃいけない。 【TERRA】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 15:41:19) 12.初めてオードリーの映画を見たのがこの映画です。個人的には生涯に出会ったベスト10に絶対入れたい映画です。 大きな画面で見られた私達の世代は幸せだったと思えます。 ともかく、マイ・フェア・レディとサウンド・オブ・ミュージックの2本立てなんて見た人は少ないでしょう!! ともかくオードリーがかわいらしくて、競馬場に黒と白のすばらしいドレスで現れたときは、思わずため息が出るほどでした。 舞踏会のドレスもシンプルで美しく、何度このシーンを見ても飽きることがありません。 歌はすべてすばらしく、この映画のサウンドトラックを受験勉強中に何度も聞いたものです。 オードリーの歌が吹き替えだったのは映画館で買ったパンフレットで知りましたが、特にがっかりもしませんでした。 最近買ったDVDにはおまけでオードリーが歌っているシーン(show me)が入っていて、オードリーの生歌を聴くことができましたが、ちょっと声が硬いけれど悪くなかったですね。 もし、元の歌声がすべて残っているなら、オードーリーの歌声で再編集した映画を見たいところです。 【ジグ】さん 10点(2004-02-14 16:08:27) 11.教授の女性観にとても同感できる。良くそこまで言ってくれた!最高 【孤島の鬼】さん 10点(2004-01-25 23:16:27) 10.歌も(吹き替えだろうと)衣装も何よりオードリーが素敵!「踊り明かしたい」「スペインに降る雨」とか聞くとワクワクする。汚れた下町娘の下町言葉でも下品にならず可愛いのも彼女ならでは。だんだん洗練され、美しく変身していくのも見ていて楽しい。 でもレディに変身途中の普段着が好き。割と欲がないオードリーが、この作品だけは熱望してゲットして取り組んだので、歌も熱心に練習して努力した成果はあってそれなりに聞ける。しかし一部だけどマーナと聞き比べたら、やはり吹き替えたほうがなめらかで良かった。 【キリコ】さん 10点(2003-12-19 17:58:58) 9.オードリーが本当にカワイイ!!歌もどれも良かったです。お父さんが結婚式に行くまでの歌が好きです。あと、個人的に教授が「母さん!母さん!」って叫ぶ所が大好き!教授が可愛く見えました。最高にお洒落な映画ですね。 【Ronny】さん 10点(2003-10-28 01:24:15) 8.「レディと花売り娘の違いは、どう振る舞うかではなく、どう扱われるかです」。ちょいと、エンリー・イギンズさんよ、この名台詞、耳の穴かっぽじって聞いときな。腐れキャベツだの、ドブネズミだの、一生ドブ板暮らしだのって。でも、大将が言う「大事なのは、誰にでも同じ態度をとること」も、ごもっとも...。 【トバモリー】さん 10点(2003-07-16 15:17:29) 7.客観的に見て(自分の好みは置いておいて)、この映画がオードリーの最高傑作だと思います。オードリーの輝きが最高の時期に撮られて、オードリーも全力投球!オードリーのだんだん綺麗になって行く過程にはびっくりします。競馬場~最後のシーンまでのオードリーは美しすぎます!やはりオードリーならではの+αをこの映画に加えています。歌の吹き替えの件も、オードリーが吹き替えの声に合わせたのではなく、オードリーは実際に歌っていて、そのオードリーに合わせてマーニ・ニクソンが吹き替えただけのこと。これはオードリーのせいではなく、映画会社の意図のせいでしょう。オードリーは全曲覚えて演技しながら歌わなくてはいけないので、ホントに頑張ったね!って感じです。アカデミー賞、あげたかった…。でもアカデミー賞はもらえなくても、この演技でヨーロッパなどではいろんな賞をもらってますしね。 【みつお】さん 10点(2003-07-15 18:09:51) 6.50歳の私はDVDを買って幾度となく見ています。リバイバルを大学時代に見て感動!特にラストシーンの「顔も手も洗ってきたでよ」と話すヘップバーンの声を聞いたレックスハリソンのなんとも言えない顔は、原作を超えるラストシーンと思います。 【中年アスリート】さん 10点(2003-07-06 20:46:26) 5.曲が素晴らしい。又、曲が孤立してあるのではなく、台詞から自然と歌になっていったり、心の動きがそのまま歌となって表されているので、ミュージカルでも違和感なく観ていられる。脚本がまたいい。登場人物の個性の素晴らしさ、至る所にちりばめられた皮肉、きれいに韻を踏んだ台詞の数々。もう、芸術ですね。 【question?】さん 10点(2003-04-28 17:37:04) 4.口ぱくでもいい。オードリーが素敵だった。いじらしかった。「踊り明かそう」の歌はもう大好きですね。奇しくもロンドンで生活することになって、実際のコックニー訛りを聞いたときにゃびっくりした。ホントに「Monday」を「マンダイ」とか言うんですよ・・・。 【いかみみ】さん 10点(2003-03-01 01:05:33) 3.イギリス映画を見る上ではイギリスの階級社会を頭に入れておくと面白さと理解度がだいぶ増します。「アッパークラス」「ミドルクラス」「ワーキングクラス」の3つですがこれは現在も歴然と存在します。特にアッパーとワーキングはお互いに「気の毒な奴等」と思っている人が多い(ように思える)です。と偉そうにうん蓄を並べましたが、この映画もそうすると単なるシンデレラストーリーではなくイライザが教養を身につけるまではよかったけれどその後行き場に困って困惑しますよね。それより大変なのはイライザのお父さんであの年までお金はないけれど自由にやってきた生活が180度変らされてしまう。一般的に上昇志向の強い日本人が見れば「お金持ちになって良かった。チャンチャン」ですがイギリス人が見たら「おやまぁ」とすごい悲喜劇になっているのです。若い頃この映画を見たとき、ヒギンズ教授は好きになれなかったけれど少々年を取ってから見るとどんなに偉い教授さんでも男っていつまでもガキなのね(そういう男性が多い)とまぁかわいくも思えると言うものです。私の1番好きなミュージカル映画です。 【Jade】さん 10点(2003-01-11 16:37:41)(良:1票) 2.ミュージカルの傑作が続出したこの時代の代表作の一つであると共に、A・ヘップバーンが最も美しく輝いていた作品でもある。後の「プリティ・ウーマン」など、これをベースにしたシンデレラ物語は数多いが、この作品を超えるものは未だに出ていない。ストーリーや多彩な出演者のみならず、例えば大画面いっぱいに広がる花々が美しく印象的なタイトルや、劇中の「踊り明かそう」「スペインの雨」「君住む街で」等のお馴染みのナンバーは終生忘れる事はない。束の間の夢を見させてくれるという、ミュージカルならではの本来の楽しさを存分に味あわせてくれた名作だが、昨今こういった作品にお目にかかれないのは寂しい限りだ。 【ドラえもん】さん 10点(2001-10-11 00:45:09) 1.以外にも私のベスト1がこの映画です。これってヘップバーンのシンデレラ・ストーリーでもあるわけだけど、男(レックス・ハリソン)が意地を通し続けるっていう映画でもあるんです。私は後者の部分に思い切りはまって感動しました。大好きなのに好きと言えない男とそれを解ってくれる女。理想です。そして映画としてもミュージカルとしてもその様式美は一つの完成形であると思っています。総合芸術として10点献上。 【sayzin】さん 10点(2001-07-16 15:49:09)
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