みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
2.《ネタバレ》 ブルース・リーの映画との併映で観たが、ぶくぶくさんと一緒で私もこちらの作品の方が強く印象に残りました。冒頭、カメラは飛び跳ねながら城に向かう青年の姿を捉える。楽天主義の象徴である永遠の青年カンディド。彼の胸はこれから始まる人生に対しての希望でいっぱいだ。しかし城で出会ったグネゴンダ姫を追って時空を超えた旅をするうちに世界の悲惨さを見る。あこがれのグネゴンダも見た目清純派なのに本質はコケットで何人もの男と放蕩の限りを尽くしていてなかなかつかまらない。皮肉なその内容に反してありえないくらい感動的な音楽と明るい作風が、内包するテーマの辛さを感じさせないところが素晴らしい。ラストでやっと出会えたグネゴンダが老婆になっていることを知り、川向こうを飛び跳ねているかつての自分に向かって「そっちに行くな!ろくなことはないぞ」という彼の叫びを聞いて“人生ってそんなものなのだろうか”と思わないわけにはいかなかった。それにしても20年以上前にテレビで深夜に一度見かけたきり再見出来ないでいるこの作品。DVDは無論、ビデオテープでもリリースされた気配がない。何故?ヤコペッティの評価が地に落ちたのはあくまで似非ドキュメンタリーでの話のはずだ。とまれ、この作品に限らず映画の見易さが必ずしも内容の出来不出来と関係無いというのはまことに不条理なことだ。 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-03-15 21:36:59) 1.《ネタバレ》 まさかこの映画がレビューにあるとは。ほんとに嬉しいです。 リアルタイムで見ました。しかも続けて二回も。 そのくらい好きです。ヒロインがいい。 とってもシュールですが素晴らしい。残酷というよりは哀しい物語です。 昔はテレビで何度か放映してたんです。 そのころはビデオデッキもなくてカセットテープに録音したほど好きな作品でした。 是非DVD化してほしい。できなければ今一度放映を!NHK民放各社、WOWWOWさん、よろしく。 ああ・・死ぬまえにもう一度見たい! 【うさぎ】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-10-29 23:39:02)
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