みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
11.《ネタバレ》 素晴らしい。 また1つ本氣になれる良い映画を味あわせてもらった。 最後まで目が離せず観るにも緊張感を強いられた。 アーティストでプロの世界なわけだからフレッチャー先生のシゴキぐらいで当然でしょうね。もっとも、【有能だった教え子のエピソード】を語った時の様子は言動行動の不一致じゃねーの?と思いましたが、初老だから生理的に感情失禁したのかなと。それはそれで現実味があると思いました。 主人公・ニーマン君は社会不適合者一歩手前くらいの狂氣的ドラマーに成長する過程を見せ、踏み台にされたフレッチャー先生も本望でしょうね(笑)。だいぶ古い漫画ですが梶原一騎原作の【柔道一直線】の最終話での師弟関係を彷彿とさせました。 大人の強かさと辛さ苦さ、そして容赦ない狡猾さでガキをぶちのめすフレッチャー先生と、若さゆえの爆発力でその大人に食いついて食い殺したニーマン君。両者共お見事。ラストが現実で起きたライブなら、観客は魂を鷲掴みにされるほどの体験をさせられ超ラッキーだったでしょうね。 【闘って掴み取れ】。【(上出来)は最悪の言葉】。 良い言葉です。心しよう。 文句無しの満点計上。 【役者の魂】さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-11-22 15:16:42) 10.《ネタバレ》 アメリカ版スポ根映画(厳密には音楽学校のジャズバンドの話なのでスポーツではないですが)もしくは大映ドラマ。なんというか、いい年になっても、心の底から熱い気持ちを湧き起こしてくれる作品でした。 勿論、フレッチャーのやり方は、今の現実社会では完全アウトで、作品中でもアウトだったわけですが、それに対する主人公の意地は心が震えます。そしてその意地が作り出した爽快感が最高でしたね。 【TM】さん [インターネット(吹替)] 10点(2021-05-04 00:38:21) 9.《ネタバレ》 個人的オールタイムベスト2位、スタッフロールの入り方がカッコイイ映画1位の映画。 全体的にテンポが良くて無駄なシーンが一切ない。彼女や父親とのやりとりも、すべてがラストシーンの為の伏線。 ラストの最初の反撃は予想できたが、更にそこからの怒涛の畳みかけには圧倒されてしまった。 最後の二人の笑顔から、どれだけ憎しみあう二人でも音楽の神様の前では平伏し手を取り合うしかないのだと、そう感じた。 【Nig】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-08-19 22:36:58)(良:2票) 8.興奮して、体が熱くなる、熱くなりすぎる、とにかく、ウォーッて叫びながら街中を走り回りたくなる。噂は聞いていましたが、予想以上に面白すぎました。退屈感など、考える余裕など全くないほど、映画の世界に、ドンドン引き込まれていきました。観終った後の余韻は、音楽の映画とゆーより、すげー迫力のあるアクションサスペンス映画を観たような感覚、しかも、なんか今まで感じたことのないような感動?みたいな余韻。特に最後の展開は、緊張感とドキドキ感で、あまりにも体が固まり過ぎて、肩がこってしまいました。観る前に想像していた映画とは、全然違いました。途中の展開も裏切られまくりでした。これはもう音楽バトルアクション映画と言ってもいいかもしんない。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-09-06 02:27:33)(良:1票) 7.《ネタバレ》 主人公とはいえニーマンは好きじゃないし、フレッチャーに関しては「いつ撃ち殺されるんだろう?」とゲスなことを期待しながら観ていた。だけど、そんなことはもうどうでもいいんだ。究極を追い求めた者同士が、ついに憎しみすら超えていく最後の数分間…。間違いなく映画史に残ると断言できる。あ~~ まだ興奮の中にいるんだな。ちょっと10点以外つけられないです。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-04-02 22:34:00) 6.《ネタバレ》 いやあ~とにかくカッコいい。硬派な映画だ。ハードボイルドと言っていいんじゃないの、渋いねえ。内容ですが彼女は会場に来ていたのか。これは気になりましたなあ。映画館で最初にデート誘った時もあの彼女はあり得ないようなジョークで誘い文句を受けていたからねえ、油断ならない彼女だから今度も・・・って。それから、教授は本気で生徒を恨んで仕返しするために罠をしかけたのか、それとも自分の指揮者としてのJVC出演を棒に振るリスクも負ってまでこの生徒を一皮むけさせるために賭けたのか。気になりましたねえ。 でもそんなことは見る人がどっちでも取れるように、もっと言えばそんなことどうでもよくなってしまう終盤。熱い演奏と熱気の中、二人が満足気に視線を合わせていくラストシーン凄い。(教授の意図はもう明白かな。) 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-10-01 21:29:54) 5.《ネタバレ》 見ごたえあり!一流の生まれる瞬間を見せてくれた! 【トント】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-09-24 12:29:21) 4.間違いなく映画史に爪痕を残す作品。若者の希望と絶望、葛藤とジレンマ、そして覚醒と昇天。確かにこの作品、例の先生が強烈ですが、最終的にこの先生は完全に脇に廻りました。その瞬間の痛快さがたまらないのです。(ドラムスティックの流血は、リアルだそうですよ。) 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-15 09:24:45) 3.《ネタバレ》 安っぽい言葉になってしまうが、終演後体が震えた。暫く動悸が激しいままだった。 私は凡人ですが、フレッチャーの考えは良く分かり、また、凡人だからこそ、フレッチャーの生き方が羨ましく思えた。 フレッチャーのやっている事は、現代では「異常」である。それがフレッチャーの言う「現代は甘くなった」という事なのかもしれない。 フレッチャーは音楽に全てを捧げ、高みを目指し続けて来た。次世代の名プレイヤーを育てる事に人生を捧げて来た。 そこにニーマンが現れた。ニーマンは最初、どこにでも居る、現代の大学生そのものであった。 でもフレッチャーは、そんなニーマンに「何か」を感じたのだろうか。そうだとしても、それが何かは分からない。 ニーマンはフレッチャーの与えた課題を次々乗り越えて行く。 しかし、フレッチャーはやり過ぎてしまい、ニーマンは壊れてしまった。 その結果、フレッチャーは大学を追放されてしまう。自分の大事な居場所を奪われたフレッチャー。 フレッチャーは手負いの獣の様に、異常さを増していたのだろう。ニーマンに復讐をする。簡単に叩き潰せると思っていたのだろう。 しかし、皮肉にもニーマンは覚醒してしまった。フレッチャーが求めていた高みへと登り詰めた。 ラスト近く、二人の目が合う。微笑を浮かべている。ニーマンもフレッチャー側の人間になったのだろう。 演奏終了後の事は語られていない。 決して歓喜で手を握り合ったり、抱き合ったりはしないはずである。 何故か、そうであって欲しくないと思ってしまった。 【夜光華】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-05-31 01:54:17)(良:3票) 2.《ネタバレ》 ラスト10分で、映画史が塗り替えられてゆくのを目撃した。怒り、絶望、嫉妬、歓喜・・・ありとあらゆる感情が束になって自分に襲いかかってくるあの衝撃は、感動などという生易しい表現では到底不可能である。神業のようなシナリオに神業のような演出・演技が完璧に融合した、まさに10年に1本というべき超傑作。 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-04-28 22:37:42) 1.《ネタバレ》 序盤から引き込まれ、終盤のすさまじい盛り上がりに圧倒されました。 【藤堂直己】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-04-27 17:19:39)
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