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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
3.《ネタバレ》 デッカードは乱暴なヤツだよな~と思っていましたが、無抵抗のKをボコボコに殴るあたり変わっていませんね。デッカードはああいうヤツ。 Kはブラックなお仕事で最初から最後まで捨てられた犬のような顔をしていてとても可哀想。博士の前で激昂する場面に胸を打たれました。ブレードランナーの仕事はさぞ辛かったんだろうな。もしかして最後の白い雪は白い鳩の代わり? そんな気の毒なKをたった一人癒してくれるジョイ。彼女との二人初お出かけデートで雨に濡れるシーンなどとても美しかったです。 ウォレスは最初から最後までぶっ飛んでていいですね。タイレルがすごく常識的な紳士のような気がしてきました。レプリカント開発能力的にもタイレルの方が上だったわけですし。ウォレスにはデヴィッド・ボウイが当初予定されていたそうですが、ボウイ版のウォレスも見たかったです。 最上の天使(最強の天使?)のラブが度々涙を流すのが印象的でした。微塵も暴力を躊躇していませんでしたが、絶対服従のウォレスの命令への抵抗感からの涙なのだとすると、ちょっと切ない。 あとリドリー・スコットワールドでアンドロイドがキスをしてきたら死にもの狂いで逃げるべきですね。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-09-18 00:14:36) 2.《ネタバレ》 海外では「前作を超えた」という評価もありました。 そうした高評価と同時に日本のメディアによる「大コケ」報道にも触れ、 最大級の期待感とそして一抹の不安を抱きながら、IMAX、3Dで鑑賞。 結論からいいますと、 前作は超えていません。 しかし、2人の逃避行のあと、どうなったのか。 The lost 30yearsを埋めるお話をつくっていただいことに感謝の意を込めて 10満点を差し上げたいと思います。 なぜかというと、2人のその後を知りたくて仕方がなかったからです。 オリジナルが街頭の猥雑さなどに象徴されるように、 空間の閉塞感や狭さが特徴だったのに対して、今作はグレースケールを多用し、 空疎感を描くことで、人造人間の内省を抽象化しているように思います。 1作目のワイワイガヤガヤな雰囲気が一掃されてスキっとした静寂感が、 じっくり時間をかけてシークエンスを描くことも相まって、 「長い。退屈でダラダラしている」などの感想も散見されるところです。 しかし、私などは長いと感じず(お尻は痛くなりましたが)、 重要な場面に付随するであろう別のショットをもっともっと観てみたいと思い 、作品を最後まで思いっきし楽しみました。 また、未来機器などSF的表現も非常にセンス・オブ・ワンダーを感じさせるもので 、現在最高峰の技術とセンスによる、これぞ科学空想映画であると納得させられました。 他の名作への敬愛も感じられます。 折り紙が得意の元同僚をたずねる場面はオーソン・ウエルズしてました。 また、「闇の騎士」トリロジーの最終作で観られた、幼少期における男女 の見間違えを利用したミスリード。 そして、監督自身の加・中東を舞台にした代表作での家族にまつわる衝撃の真実。 世評では、AIホログラムが人気ですが、私はウォレス社CEOの腹心の方が好みでした。 タイトスカートまとったきれいなシルエット。回し蹴りの切れ。ブラスターを発火 させるときの手首を素早く上げるリアルな反動。そして前髪のデザイン。 こっちの方が全然いいです。 総じて、前作は超えてませんが、続編としても単体として堂々たる作品です。 迷っているのでしたら、鑑賞をおすすめします。 [要注意:このレビューにおける最大級のネタばれです] 本当は、こういう展開が好きでした。30年前に逃亡した2人が辺境地で 今でも生きながらえて(劇場版ではタイレル社の秘書は寿命4年制限なしとのナレあり)、 ひっそり暮らしていて、ブクブクに太っていてもいいから秘書役の役者本人に出てほしかった。 そしたら号泣してたと思います。でも、ああいう登場の仕方でもいいです。 「ならず者1号:惑星戦争物語」のラストかと思いましたが、それより出来のいい再生でした。 その場面はもっと長く観たかった次第です。 【大通り・ヘップバーン】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-10-30 20:54:13) 1.初日の初回に鑑賞。35年間、続編を待ち続けた甲斐がありました。旧作をちゃんとオマージュしており、ファンの期待に応えていると思います。28年ぶりの続編、「トロン・レガシー」以来、泣けました。 【毒林檎】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-10-27 13:41:05)(良:1票)
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