みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
3.《ネタバレ》 岩井俊二らしさがよく出てた。 さわやかで、それでいてヒリヒリと・・ 初恋の傷に、塩を塗り込むように、ヒリヒリと・・ でもそれを女性全部で受け止めるといった感じ。 「Love letter」のさわやかさと「スワロウテイル」のヒリヒリさ。 なんて新人が現れたろうと思ってたら、その二面性を保ったまま、 どんどん新作を発表していく、不思議な感じの作家だ。 「リップヴァンウィンクル」てドンと構えたかと思ったら、 本作で、またさわやかな風を吹かしてくれた。 本当に次回作が楽しみです。 【トント】さん [DVD(邦画)] 10点(2021-02-20 03:06:00) 2. 未咲がそれまでずっとしていたマスクを、妹に促されて外す。その瞬間のうわっとした感覚を若い乙坂と共有できて本当に嬉しかった。(まあ、部屋中にポスターを貼り、数ヶ月前まで毎日朝ドラを精魂こめてみてた人間が言う言葉でもないがw) 乙坂も妹もDV元旦那も、みな未咲への思い、追憶を捨て去ることはなくそのなかで生きていく。 美貌だけじゃなく、声が醸し出す雰囲気、存在感が毎度のことながら実に心地よい。 妹(従姉妹)もよかった。 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 10点(2020-01-18 19:35:32)(良:1票) 1.大名作。しかも3行で感想など書かせないような深い映画。 演出も素晴らしい、単純に怒鳴ったり殴ったり号泣したり殺したりする臭い映画じゃない。 いちいち説明がないのでわからない人にはピンとこないと思う。 ただ、「わかってしまった」感受性の強い人は号泣だろう。 あえていうとカエルノウタの歌詞がさまざまな問題を暗示します。 「墓標に花を手向け 僕らはこの先へ行こう」 ラスト・レターに託された真実。 すごすぎる。 あと少女たちの仕草、一挙一動。 これ全部監督の指導があったでしょう。冷徹に計算されつくされた指導。 さすが岩井俊二。 【うさぎ】さん [映画館(邦画)] 10点(2020-01-17 20:09:08)(良:1票)
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