みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
53.《ネタバレ》 - The Untouchables - “触れることが出来ない存在”。メディアが付けたエリオット・ネスの特別捜査班の呼び名。 映画としてまとめ方がとても上手い。これだけボリューム感のある内容なのに、上映時間はキッチリ120分に収めるところが凄い。この映画を素晴らしい完成度にさせたのは、テンポの良さと思い切りの良い嘘。 ネスやカポネに興味を持って、ちょっと調べれば映画と違う事実がボロボロ出てくるんだけど、それが全然、この映画のマイナスになってないのね。 本当は11人いたというメンバーを4人に絞って、それぞれに個性と魅力を持たせている。史実に沿ったらあんなドラマチックな採用シーンは無いハズ。 たまたま報告に来たウォレスにショットガンを渡して郵便局に入っていくシーンなんて鳥肌モノ。この扉を破ったらもう後には引けないぞ!のドキドキ感。ネスの妻たちを避難させた後の、4人が揃って小走りするときのワクワク感が半端ない。モリコーネの音楽がまた盛り上げてくれる。 カナダ国境の銃撃戦なんて、ぜったい馬に乗る必然性がない(カナダ警察はともかくアンタッチャブルズは車だろう)のに、なぜか納得して観ている自分。 4人の観せ方が上手いから、犠牲が出た時のネスのショックと喪失感に共感出来る。ベテランのコネリーとスミスはもちろん、ガルシアの存在感が光ってた。 カポネの登場シーンは少ない。それでもバットのシーン一つで恐怖を植え付ける上手さ。このシーンがあるから、初登場時の顔そり→出血の恐怖感も活きてくる。顔そりのシーン、朝食のシーンと、カポネこそがまさに“触れられない存在”として描かれる。銃撃戦多めのこの映画だけど、最後は史実通り裁判で決着。登場時との対比で群衆にモミクチャにされる“触れられない存在”だったカポネ。ここんとこの観せかたも、上手いよなぁ。 劇中、犯罪の実行犯はカポネでなく、少女もメンバーもニッティに殺される。だからこそ最後、正義とは無縁の感情で、それもネス自身の手で決着を迎えることにもカタルシス大。 馴染みの新聞記者が「禁酒法が廃止されるそうですが?」と伝えるタイミング。カポネが有罪になって、ネスが捜査本部を後にするあのタイミングで、こんなスクープが伝えられるなんて絶対嘘なんだけど、映画として入れるべき嘘って、こういうのだよね。 史実を忠実再現するのもいいけど、映画として、エンタメとしてこの表現方法が正解。これが“楽しむための映画”の醍醐味だろう。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-12-17 23:37:31) 52.素晴らしい作品でした。デパルマらしい絵とか緊張感。ショーンコネリーの第一登場シーンからそのオーラは輝く。デニーロの尊大な演出も素晴らしかった。冒頭のオープニング音楽もいいし幼児の爆殺でいっぺんにつかまされた。とにかく賛辞しかない。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-06-02 16:35:01) 51.世界1カッコいいスライディングが見れる映画です。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-02-10 17:08:59) 50.《ネタバレ》 視聴回数で言えば、恐らく人生の中で最も観ている映画の一つ。今回午前10時の映画祭を利用して初めて映画館で鑑賞した。オープニングでエンニオ・モリコーネのスコアが流れた瞬間から理性が飛んでしまうくらいの興奮を覚え、その後も数々の名シーンに興奮させられっぱなし(当たり前だけど、やはり映画館で観ると違うなあ・・)。やはり面白い映画は何度観ても面白いという事実を再確認。今回改めて感心したのが脚本の上手さで、一つ一つのシーンがちゃんと意味があって全て次に繋がっている。伏線の貼り方もうまい(ストーンが狙撃の名手である設定もクライマックスでちゃんと活きてくる・・etc)。いやはや脚本、演出、演技、音楽、全て一級品で、本当に娯楽映画の見本のような作品。それにしても豪華すぎるキャストだ。 【rain on me】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-05-30 19:19:30)(良:1票) 49.《ネタバレ》 何度観ても最高。階段のシーンのアンディ・ガルシア、メッセージを託したショーン・コネリー、すばらしい音楽。どれも良いが、私の一番はオペラ中のデニーロの顔! 【ラグ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2017-04-08 01:35:38) 48.《ネタバレ》 エリオット・ネスに裁判所の屋上から突き落とされるフランク・ニッティは、史実では、アル・カポネの逮捕後、組織のトップとして君臨したという。彼の最期は拳銃自殺だった(逮捕を恐れてのことらしい)。ニッティは『ロード・トゥ・パーディション』や『パブリック・エネミーズ』にも出ている有名なギャングだが、あんな殺され方をしてご愁傷様。映画なのだから脚色は当たり前か。ショーン・コネリーとチャールズ・マーチン・スミスの殉職シーンは何度観ても泣ける(が、これまた史実では、〈アンタッチャブルズ〉に殉職者はいなかったそう)。乳母車キャッチのアンディ・ガルシアも格好良い。バットを振り回すデ・ニーロは三谷幸喜にパクられてたな。同じデ・パルマの『カジュアリティーズ』でも思ったことだが、橋の両側から味方同士で銃を撃ち合ったら危ないんじゃないの?個人的には根津甚八がコスナーの吹き替えをやっていたTV版が好き。はじめて映画の面白さを教えてくれた作品として、10点献上。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-12-16 17:08:36) 47.デパルマ作品の中でもスカ―フェイスとならんで評される作品、マフィア映画の暗さにスリル、アクションを加え、デパルマタッチの技が全編にちりばめられている。 【TWISTED SISTER CHRISTIAN】さん [DVD(吹替)] 10点(2011-07-26 00:08:34) 46.久々に鑑賞しましたが、いいです。善vs.悪という単純なストーリーがなぜこうも緊張感があって、カッコよく、素敵に見えてしまうのでしょうか。完璧なキャストと、すっきり分かりやすい人間ドラマ。派手さに頼らずに工夫されたカメラワーク。そして、忘れてはならないエンニオ・モリコーネの音楽。いつまでも色あせない、どんな年代の人にも薦めたい作品です。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-09-09 21:37:53) 45.《ネタバレ》 少女の爆死、ネスの登場、冷ややかな警察、手入れの失敗、老警官との出会い、死んだ少女の母からの激励、老警官への説得・承諾、腐っていないリンゴ探し、そしてはじめての手入れ成功…ため息が出るほど無駄のない構成、しかもデパルマの狙いのあるカット割と威厳すらあるモリコーネのスコア。そしてそれぞれが輝く存在感を出し切ったキャスト陣。これほど完成度の高い作品はそうそう見つからない。ケビン・コスナーをスターダムに押し上げ、アンディ・ガルシアを見出し、そして何よりもショーン・コネリーを完全復活(それ以上)させた功績は計り知れない。2時間で巧く収められているのも。今考えれば、すべてのキャラクターがしっかり描かれ演じているからだと痛感する。説明のための台詞やシーンを省けたのは、「彼ならこうだったはずだ」と予想させる、つまり「行間」を観客が無理なく埋めることができるからだ。さらに見終わった後でも登場人物それぞれの人生を思い起こさせる。マローンと同僚の老警官や爆死した少女の母親もその後どんな生き方をしたのだろう…名作。 【やしき】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-08-01 10:49:09) 44.脚本自体はよくあるアメリカ作品だけど、カメラワークが良すぎて、緊張感とか全ての点でプラスです。すごい大好きな作品です。 【デイ・トリッパー】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-10-16 22:10:40) 43.大好きな作品。キャストもストーリーも音楽も衣装も全部かっこいい! 【あっち】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-11-21 13:43:46) 42.格好良さにしびれました。ケヴィン・コスナー、アンディ・ガルシアを本作で初めて知りましたが、あふれんばかりのオーラを感じました。ショーン・コネリーがアカデミー賞助演男優賞を受賞したのも嬉しかったです。しかし、なんといってもこの作品を筋の通ったものにしたのはロバート・デ・ニーロの存在ですね。テレビ作品を映画化するのはなかなか難しいのですが、大成功の傑作です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-11-04 01:05:27) 41.たしかパラマウントのなん周年かのアニバーサリー作品として制作されたと記憶してます。記念の作品にふさわしい華やかで、かっこよくて、悔しがってそしてあー楽しかったと言える娯楽作品だと思う。とにかく役者がいい!あの4人のキャラもしっかり描かれているし、デ・ニーロは余裕しゃくしゃくで楽しんで演じているように感じました。この作品でコスナーもガルシアも御大コネリーも一気に出世しました。何回観ても飽きないわ。 何回目になるのか、先日また観ました。あ~やっぱり面白い!乳母車を支えながら狙いを定めるガルシアのカッコよさはどうよ。ここも何回観てもホレボレする。思い返せば「エンゼル・ハート」を観に行った時にやっていた予告編を観ただけでワクワクしたっけ。ケヴィン・コスナーを認識したのがこの作品。「こりゃまた、い~い役者が出てきた」とうれしくなりましたねえ。あの音楽も爽快感があっていいわ。 どんなに時代は変わっても嘘と誤魔化しには限界があるのね、最後に勝つのは正義と誠実と信念、そして結局はその人の人格です、それ以外ないと思う。 【envy】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-10-30 00:25:12) 40.《ネタバレ》 見たのは4回目になるが、やっぱりいい映画は何度見てもいい。勇気と信念で正義を貫くオトコ達の姿がかっこいい。コネリーが殺られるシーンは少し悲しい。 有名なベビーカーが階段から落ちていくシーンはスローモーションなのに迫力を感じる。 【MS】さん [地上波(字幕)] 10点(2008-02-29 00:23:26) 39.豪華キャストだから面白いわけじゃなく話自体が面白い。それに豪華キャストでさらに面白くなってると思う。 【ネネ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-30 22:27:44) 38.《ネタバレ》 死なない雰囲気の味方が普通に死にます。でもそれがいい感じにストーリーに響いて、見終わった頃には、すごくすがすがしい気分になれる映画です。あの有名なスローモーションで乳母車が階段を転がっていくシーン、必見です。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-18 23:42:58) 37.私の中では生涯最高の映画です。俳優、映像、音楽みんな最高です。未だにこれを超える映画に出会ったことはありません。いつもおすすめ映画はと聞かれたら、まずこの映画を挙げてます。また見て泣こう! 【dilfy】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-04 00:17:33) 36.オープニングがかっこよすぎで、引き込まれてしまった。階段落ちはさすがデ・パルマ。なんであんな銃撃戦が演出できるくせに最近は沈んでばっかいるんだ? 【ローリング@ストーン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-26 11:04:22)(笑:1票) 35.DO-YOのTERUという芸人がデニーロに似ていて殴り殺すシーンをネタにしてました。ホントそっくりで思わず爆笑。あ、映画は最高に面白いですよ。 【バチケン】さん 10点(2004-07-05 18:19:00) 34.《ネタバレ》 もう、最高でしょ。このキャストにこの面白さ。 ケビン・コスナーとアンディ・ガルシア最高!これ以上言い用なし!!!! 【ハリソン】さん 10点(2004-06-21 21:44:26)
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