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【クチコミ・感想(10点検索)】
4.《ネタバレ》 自分の心を正しく掴むことのなんて困難な時代であることか。登場人物の一人は自分を偽った副作用で不能を患うし、主人公はセラピー通いだ。他者や自分に嘘をついている4人の男女。ビデオカメラを介して己を客観視することで体裁を繕っていた心の防御壁が崩れる、そのアイデアといい、それぞれの人物の内面描写の巧さといい、当時26歳のソダーバーグは凄い脚本を書いたものだ。 ”カメラを向けられる”というのは自分をさらけ出すように感じるものなのですね。グレアムは撮られる側になった途端、狼狽して拒否した。彼のキャラクターが長くはない上映時間の中で実に巧みに描写されていて見事です。他者との深入りを避けて生きてる彼は車で放浪中。着るものは自分を護る黒。家を探して落ち着くのかと思えば、一ヶ月更新に契約したり、どうにも不安定さが伺える彼。電話は引かず他者とは希薄なスタンスを取ってはいるけど、でもドアはいつでも開いている。 役者4人皆良いけれど、やはりグレアム役のJ・スペイダーが凄くて。グレアムの繊細な内面が仕草や困惑した表情に滲み出てくるようで、複雑で屈折した難役を完全に自分のものにしています。 圧巻は終盤。直接の性的な接触でなくとも、心が絡み合ったその場の空気は酔ってしまいそうなほどに濃密。そう、女は心が求めていれば、相手の掌が触れるだけでも「達した」表情になれるものです。何故ソダーバーグはそんなことを知っているのだ。 封切当時と現在では感じ方が少し違って驚いた。むしろ経験を経た今の方が深く心に響くものがあり、時の流れで色褪せない、つまりこれは傑作といっていいのだろうな。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-08-25 01:20:04)(良:1票)
3.評価低ッ・・!!あまり期待してなかったせいか僕はブッ飛びました。凄い集中力じゃないっすか~。他の商業映画と合わせて観ましたが、これが群を抜いていました。素晴らしいです。 【パスタ・パ・スーパーチョコ】さん 10点(2003-06-18 04:02:56)
2.アンディ・マクドウェルの色気がいい。ビデオテープを通して表面上、良い夫婦の内面をうまく表現したことに目から鱗がおちた気分でした。 【natyu】さん 10点(2003-01-31 02:23:42)
1.評価低いね。悲しい。ソダーバーグの最高傑作だと今でも思っている。綿密に計算された展開。奥深い台詞の数々。ラスト、愛する人の二の腕をなでる主人公に胸キュン。 【姿焼き】さん 10点(2002-05-04 10:10:45)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
86人 |
平均点数 |
5.83点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 4 | 4.65% |
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3 | 8 | 9.30% |
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4 | 9 | 10.47% |
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5 | 19 | 22.09% |
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6 | 12 | 13.95% |
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7 | 19 | 22.09% |
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8 | 6 | 6.98% |
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9 | 5 | 5.81% |
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10 | 4 | 4.65% |
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【その他点数情報】
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