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【クチコミ・感想(10点検索)】
3.《ネタバレ》 キャンディス・バーゲンは撮影当時19歳だった。 瑞々しくて実にかわいい。 スティーブ・マックィーンが彼女をキャンディバーと言ってからかっていたという。 出演者の演技がすばらしい。 微妙な顔の表情、目の動きに注目。 1920年代の中国、蒋介石の国民党が共産党を排除しようという内乱状態の中でのアメリカ海軍の砲艦、その乗員の行動が描かれている。 砲艦の名はサンパブロ。 乗員は皮肉でサンドペブルスと呼んでいる。 sand pebbles、路傍の小石、砂粒とでも訳せばよいのか。 自分達の惨めな立場、生活を卑下した呼び名。 しかしこれが映画の原題「The Sand Pebbles」になっている。 時代に翻弄された人々を描いた作品にこの題名。 実に深いではないか。 この映画はベトナム戦争への批判なのだろうか。 コメンタリーの中で撮影当時ようやくベトナム関連のニュースがぼちぼち聞かれるようになってきた時期で、後にベトナムがどれだけアメリカにとって大きな意味を持つのか想像できなかったと語られている。 映画の公開は1966年。ちょうど戦争が本格化して行った頃。 この時期にベトナム戦争批判映画というのはちょっとタイムリーすぎる感じだ。 だが確かに他国への介入に対して批判的な空気は読み取れる。 しかし久しぶりにこの映画を観て感じたのはいつの世も宣教者(映画ではmissionary。 今風に言えばボランティアか)というのは身勝手で回りに迷惑をかけるんだなということ。 純粋であるがゆえに、あのような状況になったとき始末に終えないということか。 主人公ジェイクホーマンは機械を愛する孤独な男。 大昔の初見時ホーマンが助からなかったことに不満を感じたが、見直してみると彼がサンパブロ乗艦後図らずも回りに大きな影響を与え、多くの死に関わることになったことを考えるとあの結末しかありえなかったのだと納得する。 愛して止まない機械の横で息絶えたホーマン。 実に心憎い演出といえよう。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2007-09-19 15:53:01)
2.最初の観想。つまんない。つまんない。つまんない。 しかし、ただただ、マックイーンがカッチョエエのである。”ハローエンジン!” ただただ、マックイーンのしぐさ、動きを見るのである。演技?マックイーンは演技なんか上手くはないさ。しかし、その存在、動きにどうしようもなく、魅せられてしまうのさ。 ロープを切るため、何度も何度も何度もオノを振り下ろすマックイーン。エンジンの操作をマコに教えるマックイーン。敢然と存在するマックイーン。でも、一番印象的なのは、愛する女性のために死んでゆく”BIGX”だ! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-06-09 00:38:34)
1.《ネタバレ》 個人的には戦争映画を批評する時は、戦争そのものの虚しさや恐怖をしっかり描いているか?というのが評価の基準なんですけどこれは見事に描けている作品ですね。名誉の為に命がけで助けに行ったにもかかわらずそれを拒む宣教師は何か紙をぶらさげてこれさえあれば打たれない!とか言ってるまに撃たれてました。せっかく育んだ友情も愛情もあっと言う間に壊されました。戦争の怖さ、愚かさをしっかり教えてくれる作品です。最期のマックィーンの言葉が頭から離れません。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-03-30 01:26:46)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
25人 |
平均点数 |
7.28点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 4.00% |
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4 | 1 | 4.00% |
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5 | 3 | 12.00% |
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6 | 2 | 8.00% |
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7 | 6 | 24.00% |
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8 | 5 | 20.00% |
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9 | 4 | 16.00% |
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10 | 3 | 12.00% |
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【その他点数情報】
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