みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
5.《ネタバレ》 アニーホールなどの様に、アレン独特の恋愛理論が語られ、一般には難解な映画なんだろうか?という考えをもっていたが、初めて観たその瞬間に、アレンは本当の天才だと心から感じた。 まさに映画好きの映画好きによる映画好きのための映画だ。 もしもスクリーンの中の人が現実世界に現れたら、、、 誰しも想像する夢のようなファンタジーを、美しく、皮肉も込めて描いている。 ミアファローの演技も目を見張るもので、喜怒哀楽を全身で体現している。 そして、何よりも脚本が素晴らしい。 この時代の人たちは、映画に勇気づけられ、励まされ、映画に恋をしていた。 辛いことがあったら、映画を観る そして元気になれ、また映画を観に行きたくなる。 そんな映画が好きな人の気持ちを、繊細に表現したラストは秀逸。 ウディアレンの過去の発言にこんなものがある。『大抵はささやかな希望がどこかにある。『カイロの紫のバラ』のラストでさえそうだ。ミア・ファローが映画館に戻り、フレッド・アステアの映画を観始める。観客は彼女が少なくとも自殺することはないだろうと思う。』 映画とは僕らに勇気も希望も与えることができる、素晴らしいものなのだ。 人生で必ず一度は観て欲しい、傑作映画。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-12-22 08:09:56)(良:1票) 4.《ネタバレ》 大好きな映画です。映画が好きな女の人なら一度くらいは夢見る、いや、夢みたい話。スクリーンから出てきて恋に落ちて・・・。でも現実を選ぶというのもいかにも女ならでは。ラストも映画館で・・・というところも大好きです。何度観たことやら。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-03-20 16:02:59) 3.十代の頃に鑑賞して涙を流して感動絶賛した作品。その後大人になってからレンタル店の中古ワゴンで偶然発見してすぐさま購入、再会しましたが「え?こんなに陳腐だったっけ?」と初見に比べて意外なほど色褪せて見えました。えーっと、これは私が汚れちまったってことですかね?それとも再会の仕方がロマンチックじゃなかったせいかしら。 しかし、それでも生涯のベスト10には入れておきたい作品です。いや、ベスト30くらいにしとこう。ある意味八方塞のバッドエンドなのに、鑑賞後これほどの爽快感を味わえる作品はそうそうないでしょう。「私の人生もまだまだ捨てたもんじゃないかも。」と勇気をくれる逸品です。 【りんす】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-02-09 08:23:02) 2.アレンは、下敷きにするのが上手い。これはキートンの「探偵学入門」が下敷きになってるけど、映画好きには、たまらん映画ですよ。あまり何も言いたくない。本当に美味しいもの食ったら、グチャグチャ言わずに「うまい!」と言えばいいし、実際それしか言葉は出てこない。 【ひろみつ】さん 10点(2003-11-05 00:14:39) 1.一回目、母に勧められてみたときはまだ小学生のガキんちょだったので、そんなに良さが分かりませんでしたが、高校入ってからもう一度見たら、もうラストがたまりませんでした、どーしようもないくらい切なくて。二人のジェフ・ダニエルズが両方ともそれぞれの世界に帰ってしまって、やっと人生が変わる!っていう期待を裏切られたミア・ファローが、泣きながら「トップ・ハット」(「グリーン・マイル」でも使われてましたね)を見ているうちに、すごく惨めな気持ちなのにも関わらず、やっぱり幸せ(夢に憧れる幸せ)な気持ちになっていく…。そのときの彼女の純粋な表情がたまらなくいいんです!ご覧になってない方には絶対見ていただきたい作品ですv 【ラシャ】さん 10点(2003-01-08 21:43:54)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS