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【クチコミ・感想(10点検索)】
2.これは私にとって恐怖映画の原点です、しかもこの年になってもカラスを見るたびに思い出す、ゴミを集積場所に出しに行った時にカラスがゴミをつついていたりすると一瞬「わっっ!!カラスだっ!!!」と身構えてしまうというトラウマまで植え付けた映画です。 何回観たかわからないけど、大人になってから観ると気づくことって多いです。メラニーは真っ先に鳥に襲われた、気まぐれ?アバンチュール?そんな感じでメラニーがあの街に現れた途端に鳥たちの一斉攻撃。ミッチの母親もメラニーを快く思ってない。何か関連ありそう、何かを語ってそうで意味ありげなんです。 昔、淀川先生が話しているのをテレビで聞いたのですが、ヒッチコックは鳥と卵が大嫌いなのだそう、そういえば目玉焼きの黄身のど真ん中にタバコを押し当てて火を揉み消すシーンのある映画があった、そのタイトルがどうしても思い出せなくて歯がゆいです。この映画では鳥を理由なく人間を襲う悪モノにしてしまいました。 【envy】さん [地上波(吹替)] 10点(2009-09-13 20:27:39)
1.ヒッチコックの映画が何度も繰り返し鑑賞できるのは、演出の名人芸を音楽のように味わえるからだと思うんだけど、ただこれだけはちょっと違うんだな。見るごとに、物語としても常に新しい読み取りかたに気が向くというか、味わうより考えちゃう。メラニーに「あなたは何なの」って問いつめる食堂の子連れのおばさんが気になったこともあるし、メラニーのいたずら好きってのが隠れたポイントじゃないかと思ったこともある(この事態は鳥がメラニーに替わっていたずらを始めたんじゃないか、でメラニーはラストでかつての鳥のような、目をパチパチするだけのか弱い存在になってしまったんじゃないか)。この異色作ばかりは悠然と鑑賞できず、いつも前向きに突っ込むように見てしまう。やっぱり原因不明のまま、話が開いたまま、エンドマークも出ないで終わっちゃうってとこが、謎として挑発してくるんだろう。鳥とは何か。たとえばある国なら少数民族のことを思い浮かべるかも知れないし、ある社会なら子どもを思い浮かべるかも知れない。人間には気がつかない些細なきっかけで大きな変化が起こり得るってとこに(非線形的変化っていうの?)、一番の恐怖があるのかも知れない。あなどっていたもの、気軽に石を投げつけていたものすべてが(生物に限らず)、この無表情で感情移入を拒む鳥の群れに重ねられ、見るごとに新しい恐怖を掻き立てている気がする。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-09-02 10:55:20)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
210人 |
平均点数 |
6.27点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 0.95% |
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2 | 4 | 1.90% |
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3 | 6 | 2.86% |
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4 | 17 | 8.10% |
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5 | 31 | 14.76% |
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6 | 46 | 21.90% |
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7 | 61 | 29.05% |
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8 | 27 | 12.86% |
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9 | 14 | 6.67% |
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10 | 2 | 0.95% |
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【その他点数情報】
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