みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
14.《ネタバレ》 これは何度も観た大好きな映画です。脱獄ものの中では一番好きです。主人公モリスの背景は描かれていないので「なぜ脱獄しなければいけないのか」が分からず、脱獄成功後のカタルシスもありません。それなのになぜこんなに面白く、何度も観てしまうのでしょうか。一つは脱獄までの過程が非常に分かりやすく納得いく方法だからだと思います(分かりやすい=看守も気づけよとも思いましたが)。二つ目はいろんな周りの友情の描き方が静かで深いというところだと思います。音楽もなく、盛り上がるシーンもなく、映画全体が非常に淡々と進んでいきます。でもこれが男心をくすぐられます。また、これは吹き替えで観たのですが、なんと「ルパン三世」の声優が3人も出ているので(しかも役柄までほぼ同じ)、まるでルパンを観ているような感覚に陥ります。それも含めて「憎い演出」の最高峰の作品だと思います。 【金田一耕助】さん [地上波(字幕)] 10点(2016-05-02 15:35:31) 13.幼い頃見て、「ぼくも将来刑務所に入りてぇ!」と思い、大人になってからまた見て、どことなく 居心地よさそうに思えてしまった。 アメリカの刑務所は、人間関係さえ良好であれば カプセルホテルみたいなものに見えてしまう。 そんなことはどうでもいいけど、本当に面白い映画。女が出てこない映画はなぜか面白い、の法則。 小さい頃から大好きな映画なので、10点あげちゃいます。みんなも見てください。 【STEVE-O】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-04-16 09:41:25)(笑:2票) 12.《ネタバレ》 まちがいなく最高傑作。これ以上の作品はみあたらない。刑務所脱獄物としては「ショーシャンク」もおもしろかったが、アルカトラズの無駄のない狭い世界の無限性に飽きさせないものがある。10回近く見てる気がするがなぜか飽きない。当時の役者のすばらしさに改めて感心する。一点問題を挙げるならテーマソングらしきものがない。エンディングも印象に残らなかった。あと今見て、発見したこと。最後隣の房のバッツが、間に合わずに手の届かない天井にジャンプしている場面で、なんで衣類を利用しないのか、と疑問に思ったが、そういえば入所当時ちょっと間抜けな一面をみせていたことに気づいた。 【joumonn】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-02-24 02:30:18) 11.《ネタバレ》 この映画の凄い所は話の筋自体は大したアクションもどんでん返しも無く 淡々と進んで行くにも関わらず、逆に緊縛感は映画が進めば進むほど増大し まったく観客を飽きさせない事です。 シーゲル特有の癖の有るアングルから舐める様に撮られた独房 味気ないコンクリートの壁、冷酷な看守、そして1癖も2癖も有る登場人物。。。 彼等は凶悪な犯罪者では有りますが、ある者は二十日鼠を愛し 自分の食べ物を分け与えて育てていたり また有る者は絵を愛し、描いた自画像に実際には有るはずの無い菊を描いて自分の自由を表現します。 主人公のモリスは聞きます「菊は何処に有るんだ?」 絵描きと呼ばれる囚人は言います。「それは心の中だ。彼等(看守)も私の心の中までは縛る事は出来ない」と。 ともかくこの映画は立場はどうあれ、人間はいつどんな時も自分の持っている自由が 奪われれば奪われるほど、逆に自由を追い求めると言う哲学が根本に敷かれていて それが全編重厚なイメージと共に観客を引き付けながら いやが上にも増して行く緊迫感をあえてギュウギュウと押さえ付けながら クライマックスでは一転、一気呵成に駆け上がって行く。 警報が鳴り響く中、床にコロリと転がったモリスの首人形を見て笑った黒人が 事の全てを凝縮し 痛快にこの作品を表しています。 【一般人】さん [地上波(吹替)] 10点(2005-08-01 18:39:41)(良:3票) 10.《ネタバレ》 この映画、改めて最近見返して、凄い映画だと思った。いろいろな社会問題が集約し、塀の中の人々のそれぞれの人生(塀の外に残してきた人生)も見え隠れする。単なる脱出モノの境地を超えた傑作でしょう。ショーションクを見て、再び、このアルカトラズを見返してみて、ショーシャンクで使われている幾つかの塀の中のエピソードは、アルカトラズのパクりなんだなぁと思った。僕としては、ショーシャンクのように逃げ切ったラストではなく、逃げ切ったか逃げ切らないか分からないこのアルカトラズの終り方に共感を覚える。 【あまね】さん 10点(2004-04-27 07:04:31) 9.これは驚きました。緊張感が持続しっぱなしで、中弛みするポイントが全くありません。ほとんど完璧といっていいぐらいの出来です。イーストウッド主演作では一番好きな作品です。 【K】さん 10点(2004-04-11 01:20:01) 8.初めてイーストウッドを知ったのがこの映画でした。当時小学生だった私はスクリーンの彼に一目惚れ。今はシワシワのおじいちゃんになってしまったけど、この時の彼は本当に素敵だった。以来、数え切れない程何度も観てるけど私の中でこの映画が色褪せる事はありません。イーストウッドの代表作というと私の親の世代は”夕陽のガンマン”等の西部劇、同世代は”ダーティーハリー”って答える人多いけど、ノンノン分かっちゃないな~って思っちゃいますね。 【moe】さん 10点(2004-01-30 04:02:33) 7.派手さは無く、静寂なままストーリーは進行していくのだが、作品中ずっと漂う緊迫感がタマラナイ。特に紙で作った顔を置いて、それを見回りが気づきそうになるときが緊張感のピーク。何度見ても「危ない!早く戻れ~!」って叫んでしまう。 【東京50km圏道路地図】さん 10点(2003-12-22 18:24:23) 6.事実に基づいているというリアル感と、あの緊張感がたまらない! 【アキラ】さん 10点(2003-04-14 14:58:02) 5.未だに他の映画で、囚人たちが食事してるシーン見るたびに『なんでスプーン持っていかんのだろー』って思っちゃう。満点!! 【こうもり傘序曲】さん 10点(2003-03-10 19:53:43) 4.《ネタバレ》 この映画を一番最初に観た時、看守が鉄格子の隙間からモリスの頭に手を伸ばすシーンで心臓が止まりそうになった(汗)随所にさりげなくイングリッシュやドクなど囚人同士との男の友情が描かれていてメチャクチャ好きな映画です。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 10点(2003-01-15 22:36:49) 3.脱走映画では大脱走に並ぶ傑作映画だな。 【M・R・サイケデリコン】さん 10点(2003-01-12 00:40:13) 2.最後の脱出するシーンは、どきどきし過ぎて目をふさいでしまいました。クリン・イーストウッドの映画で一番好きです。 【ごまちゃん】さん 10点(2002-09-16 07:37:09) 1.これを超える脱出劇なんて無い!小学校のとき、給食の時間に、スプーンを見て思わずポケットに入れてしまったのを覚えている。 【イマジン】さん 10点(2001-02-05 08:09:27)
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