|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
4.《ネタバレ》 映像の雰囲気からして、他のチャップリン作品と違うのに驚いた。パーティの場面でさえ陰がある。映像の見事さは他の方が指摘されているので割愛するが、ナイフでえぐり出すような心理描写がすごい。ジャンが母親に「結婚しない」と言うのを立ち聞きしたマリーの後ろ姿にしびれた。台詞も色も、表情さえ見えなくてもこんな表現ができる、と言うのに衝撃を受けた。STING大好きさんの言われる通り、後期作品群への布石たる作品。それにしても、ここまでのものとは思わなかった。チャップリン最後の作品となった音楽も素晴らしい。 追記:劇場公開されたものを観た。レンタルのVHSの映像はかなりひどかったが、今回のものは映像がだいぶきれいになった。表情の演技が堪能できる。そして改めて思うのは、エドナ・パーヴィアンスをはじめとした俳優陣の名演。 【アイカワ】さん 10点(2003-11-23 15:32:57)(良:1票)
3.ビデオで見ました。いや~メロドラマを作ってもチャップリンは天才なのだ。主人公の女性が、金持ちの情夫に嫉妬して、もらった高価な首飾りを窓から通りに投げ捨てる、たまたま、そこに通りかかって、首飾りを拾って行ってしまった乞食の後を、あわてて追いかけていく(自分が捨てたくせに)。その姿を見て、おかしくてたまらんと涙を拭いて笑う情夫、その演出、その笑い方・・・ただごとでない凄さだ。女の業を女以上に知り尽くしたチャップリンの洞察力に怖くなった。映像的にも鋭い感覚を見せてくれる。列車の通過を主人公の顔に映る光と影だけで表現するあたり、チャップリンは映像作家としても天才なのだと実感した。 【ひろみつ】さん 10点(2003-05-04 21:53:59)(良:1票)
2. 勿論10点満点!チャップリン自らが役者として出しゃばらなかった分、最もその作家性が色濃く出ている点で、個人的には彼のベストとして推したい。言っておくが、コレが公開されたのは大正13年だからね。既にこの時点で高い(安易なハッピーエンドではない)ドラマ性を追求している先進性をキチンと評価して貰いたいと思うナ。心の伴侶エドナ一世一代の主演を最高の形でプロデュースしたチャップリンの監督として、オトコとしての尋常ならざる矜持を踏まえて観れば、アッという間の81分…最高!! 【へちょちょ】さん 10点(2002-12-31 18:52:35)(良:1票)
1.メロドラマ、喜劇なし、チャップリン出演も1カットだけと、影の薄い作品ですが、珠玉の名作です。後年すれ違い映画(哀愁、そういえば日本でも孫コピー映画があった、マチコ巻き?)のはしりです。人の人生は偶然と勘違いの産物ですね、そう納得してしまう%2C形而上的な哀しいメロドラマです。長年チャップリンの相手役をしていたエドナの最初で最後の主演作品。この作品を観ると「画質」ってなんだろうと思いました。「イントレランス」も同様ですけれど。 【NineBar】さん 10点(2000-12-26 05:34:08)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
7.10点 |
0 | 1 | 5.00% |
|
1 | 1 | 5.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 2 | 10.00% |
|
6 | 3 | 15.00% |
|
7 | 3 | 15.00% |
|
8 | 2 | 10.00% |
|
9 | 4 | 20.00% |
|
10 | 4 | 20.00% |
|
|
【その他点数情報】
|