みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
5.《ネタバレ》 あーあ、前作に続きまた泣かされちまったなぁ…(涙)まあ、作品が軽妙な味付けだから泣き笑いってな感じかな。小説のようにはうまくいかないってなことを金持ちの社長が言っていたのに小雪が帰ってきたのは本当に良かった。「映画」はやっぱこうでなくっちゃね♪あと鈴木オートの居候の女の子が遠くへ行ってしまう場面はアタシの少年時代の同じような経験を思い出して号泣してしまいました。ちなみにその女の子とは高校で偶然再会しましたがお互い気まずくて3年間何も会話しませんでした。いや~現実は厳しいですなぁ~(苦笑) 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 10点(2012-01-21 19:40:01) 4.《ネタバレ》 いいですねーー・・こういう映画、私は大好きです。あったかくて、自分とは関係ない土地柄なのに懐郷感があって。今回は鈴木家に関する掘り下げたエピソードもあり、戦後と言う日本が落とした影の部分も教育番組的な押し付け感がなく受け入れられました。エンディングのヒロミさんがはたきをかけているシーンは微笑が自然ともれてしまいました。本当にいい映画でした。それにしても淳之介は大きくなったなあ・・・。 【わたた】さん [DVD(吹替)] 10点(2008-08-03 01:59:12)(良:1票) 3.ベッタベタのド直球なのかもしれない。ひねた目線を、重ねる年齢と共に合わせ持っていた気はしていたんだけどな?結局、文句無しの最高点。こんなに完成度が高いとは驚き。昭和三十年代を僕は知るはずもない世代。けれども、映画の中に母と祖父母を見た。入院中の祖父と、喋ることもままならない祖母が、確かにそこで躍動している。祖父も恵比寿で個人事業主だったから「きっとこんな感じだったんだろうな~」なんて思って観てたら、いやになるほど涙が出た。今を生きることが出来るのは間違いなくおじいちゃん達のおかげです。僕も新しい命へと繋いでいきます。ありがとう。ただただ感謝。<追加レビュー>提案になるのですが、小日向さんと三浦さんの配役を逆にしてほしい・・・薄毛の小日向さんのほうが哀愁を誘うはずなんです。三浦さんは毛がふさふさなんだから、嫌味な社長役はかなりのはまり役だったと思う。残念だ、ふさふさはそれだけで嫌味になるのだからアドバンテージを持っていたのに 【マリモ125cc】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-06-05 10:39:22)(良:1票) 2.《ネタバレ》 前作同様に今回もまんまと感動して、終盤は泣いてばっかりだった。ベタな展開かもしれないけれどとっても安心感を持って見れたし、見た後もとても後味のいい映画だった。それに娯楽作品としてホントに上手いこと作っているなと感じた。多少の違和感はあるものの、それでも素晴らしいCGは見どころだと思うし、様々なドラマの部分も良い感じで良かったと思う。それにこの作品の登場人物は皆、結局は良い人ばかりで(詐欺の奴以外)とっても温かみを感じて良いなと思う。それに、近所間や家族内でギスギスとした部分がなくって皆が仲が良くって、そして助け合って生きているのがいいなと思うし、そういうものが希薄になりつつある現代には必要なものだなと感じた。劇中でも出てきた「金よりも大事なもの」というこの言葉がこの作品の伝えたいものではないだろうかと思った。俳優の中では堀北真希が前作同様、東北弁が良い感じで良かったと思う。あと、今作は前作よりも、戦争の爪痕を感じさせるような描写が所々にあって印象的だった。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-05-22 22:00:25)(良:1票) 1.《ネタバレ》 各所批評サイトでの微妙な評価に観ようか観まいか迷っていたのですが、今日行ってきました。 単なる昭和30年代博覧会になっていたら、お安い人情物語になっていたら、なれ合いコントのつなぎ合わせになっていたら・・・様々な危惧を抱いていたのですが、全ては杞憂でした。 各登場人物のエピソードが前作を引き継ぎ、丁寧な脚本と構成で無理なく物語を紡いでるではないですか。 急遽続編の製作が決まり、時間もなかったはずなのに、種の巻き方、複線の張り方、その引き取り方、ラストへ向かう盛り上げも見事です。 確かに、ストーリーテリングはある種王道であり、既視感あるエピソードの積み重ね。安心感はあるけれど、奇をてらった斬新さは無いかも知れません。 しかしこの映画には他にはないパワーを感じます。邦画の水準を突き抜けたVFX、画面の隅々に神経の行き渡った美術、小道具大道具の配置、照明、音響、演じる俳優の輝き、それを纏め上げる演出の見事な采配からそれを感じるのです。 何よりも人間に対する限りない信頼と愛情が全編に溢れています。 そうするともう、重箱の隅突きはプロの批評家に任せておけばいい、この世界にどっぷりと浸り、彼らの生き様や気持ちの移ろいに一緒に笑い、涙したいと思ってしまうのです。 晴れて結ばれたあの3人は、鈴木オートの家族は、エンドロールが終わっても、確かに生き続けていると感じます。もしかしたら2007年の今も、同じ日本の空の下で成長した六子や淳之介がどこかで暮らしているかも知れない、そうであるなら幸せであって欲しいと願わずにはいられない、劇場からの帰り道、そんな気持ちにさせてくれる映画です。 本作はどの俳優陣も入魂の演技でしたが、特に小日向文世の存在感は素晴らしい。おそらく本作に最も貢献したキャラクターは、冷徹な会社社長川渕康成と、彼を演じた小日向文世であると思います。彼の存在が本作を単なるお涙人情物語に終わらせないスパイスになった。そのさじ加減も絶妙でした。 文句なしの10点を献上致します。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-11-29 00:55:49)(良:3票)
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