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タイタニック(1997)

(タイタニック 3D)
Titanic
1997年【米】 上映時間:194分
ドラマサスペンスラブストーリーパニックもの歴史もの
[タイタニック]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1997-12-20)


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監督ジェームズ・キャメロン
助監督ジョシュ・マクラグレン
スティーヴン・クエイル(第二班監督)
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ジャック・ドーソン
ケイト・ウィンスレット(女優)ローズ・デウィット・ブカター
ビリー・ゼイン(男優)カルドン・"キャル"・ホックリー
キャシー・ベイツ(女優)モリー・ブラウン
ビル・パクストン(男優)ブロック・ラベット
グロリア・スチュアート(女優)年老いたローズ
フランシス・フィッシャー(女優)ルース・デウィット・ブカター
バーナード・ヒル(男優)エドワード・ジェームズ・スミス船長
ジョナサン・ハイド(男優)ブルース・イズメイ造船会社社長
デヴィッド・ワーナー(男優)スパイサー・ラブジョイ執事
ヴィクター・ガーバー(男優)トーマス・アンドリュース設計技師
ダニー・ヌッチ(男優)ファブリジオ・デ・ロッジ
ジェイソン・バリー(男優)トミー・ライアン
スージー・エイミス(女優)リジー・カルバート
ユワン・スチュワート(男優)ウィリアム・マードック一等航海士
ヨアン・グリフィズ(男優)ハロルド・ロウ五等航海士
ジョナサン・フィリップス(男優)チャールズ・ライトラー二等航海士
マーク・リンゼイ・チャップマン(男優)ヘンリー・ワイルド航海士長
リチャード・グレアム(男優)ジョージ・ロー操舵手長
ポール・ブライトウェル(男優)ロバート・ヒッチンズ操舵手
ロン・ドナキー(男優)ジョセフ・ベイリー警備主任
エリック・ブレーデン(男優)ジョン・ジェイコブ・アスター
バーナード・フォックス(男優)アーチボルト・グレーシー大佐
ジャネット・ゴールドスタイン(女優)アイルランド人の母親
マイケル・エンサイン(男優)ベンジャミン・グッゲンハイム
カミラ・オーヴァーバイ・ルース(女優)ヘルガ・ダール
エイミー・ガイパ(女優)トゥルーディ・ボルト女中
マーティン・ジャーヴィス(男優)コスモ・ダフ・ゴードン卿
ジョナサン・エヴァンス-ジョーンズ(男優)ウォレス・ハートリー
ロッキー・テイラー(男優)バート・カートメル
サイモン・クレイン(男優)ジョセフ・ボックスホール四等航海士
エドワード・フレッチャー(男優)ジェームス・ムーディ六等航海士
スコット・G・アンダーソン(男優)フレデリック・フリート監視要員
マーティン・イースト(男優)レジナルド・リー監視要員
クレイグ・ケリー(男優)ハロルド・ブライド二等通信士
グレゴリー・クック(男優)ジャック・フィリップス一等通信士
リアム・トゥオヒー(男優)チャールズ・ジョーキン
ジェームズ・ランカスター(男優)トーマス・バイルズ神父
エルザ・レイヴン(女優)アイダ・シュトラウス
ルー・パルター(男優)イジドア・シュトラウス
テリー・フォレスタル(男優)ジョセフ・ベル機関士長
デレク・リー(男優)フレデリック・バレット火夫長
リチャード・アッシュトン(男優)ジョン・ハッチンソン営繕係
エリック・ホランド(男優)オーラフ・ダール
ジョン・ウォルカット(男優)ファーストクラスの男
バリー・デネン(男優)演奏している男
セス・アドキンス(男優)3歳のスロバキア人の男の子
シェイ・デュフィン(男優)酒場の主人
トリシア・オニール(女優)
ジュリアン・レネ(女優)ダンサー
ジェームズ・キャメロン(男優)3等船室で踊るダンサー(ノンクレジット)
クリス・クラニョッティ(男優)ビクター・ジグリオ(ノンクレジット)
ケビン・デ・ラ・ノイ(男優)ピットマン三等航海士(ノンクレジット)
ショーン・ローラー(男優)チャールズ・ヘンドリックソン火夫長(ノンクレジット)
ドン・リンチ(男優)フレデリック・スペイドン(ノンクレジット)
スティーヴン・クエイル(男優)エンジンルームで働いている男(ノンクレジット)
ジョニー・マーティン(男優)救命艇の乗務員(ノンクレジット)
オリヴィア・ローズウッド(女優)メアリー・マーヴィン(ノンクレジット)
松田洋治ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
日野由利加ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一カルドン・"キャル"・ホックリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
谷育子モリー・ブラウン(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚運昇ブロック・ラベット/ヘンリー・ワイルド航海士長(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木すみ江年老いたローズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
大木民夫スミス船長(日本語吹き替え版【ソフト】)
土師孝也ブルース・イスメイ(日本語吹き替え版【ソフト】)
納谷六朗トーマス・アンドリュース(日本語吹き替え版【ソフト】)
青森伸スパイサー・ラブジョイ執事(日本語吹き替え版【ソフト】)
檀臣幸ファブリッツィオ・デ・ロッシ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりリジー・カルバート(日本語吹き替え版【ソフト】))
池田勝(日本語吹き替え版【ソフト】)
吉田孝(声優)(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊藤和晃(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤敦(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木梅治(日本語吹き替え版【ソフト】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
落合弘治(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
柳沢栄治(日本語吹き替え版【ソフト】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐藤ゆうこ(日本語吹き替え版【ソフト】)
妻夫木聡ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【2001年フジテレビ】)
竹内結子ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【2001年フジテレビ】)
内田夕夜ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【2004年フジテレビ】)
岡寛恵ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【2004年フジテレビ】)
小林幸子モリー・ブラウン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石田彰ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
冬馬由美ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
一城みゆ希モリー・ブラウン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
江原正士カルドン・"キャル"・ホックリー(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
京田尚子年老いたローズ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ放映版】)
堀内賢雄ブロック・ラベット(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
鈴木弘子ルース・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【フジテレビ放映版、日本テレビ放映版】)
久米明スミス船長(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
小川真司〔声優・男優〕トーマス・アンドリュース(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
羽佐間道夫ブルース・イスメイ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
鳥海勝美ファブリッツィオ・デ・ロッシ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
稲垣隆史スパイサー・ラブジョイ執事(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
内田直哉(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
原康義(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
富田耕生(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
池田秀一(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
斎藤志郎(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
鈴鹿千春(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
仲野裕(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
立木文彦(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
大川透(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
成田剣(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
寺内よりえ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
石野竜三(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
桐本琢也(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
草尾毅ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【機内上映】)
藤貴子ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【機内上映】)
堀之紀カルドン・"キャル"・ホックリー(日本語吹き替え版【機内上映】)
有本欽隆スミス船長(日本語吹き替え版【機内上映】)
島香裕スパイサー・ラブジョイ執事(日本語吹き替え版【機内上映】)
井上倫宏ブロック・ラベット(日本語吹き替え版【機内上映】)
山口奈々年老いたローズ(日本語吹き替え版【機内上映】)
水内清光(日本語吹き替え版【機内上映】)
江川央生(日本語吹き替え版【機内上映】)
脚本ジェームズ・キャメロン
音楽ジェームズ・ホーナー
作曲ジェームズ・ホーナー"My Heart Will Go On"
フレッド・フィッシャー(音楽)"Come Josephine, In My Flying Machine"
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ノンクレジット)
アーヴィング・バーリン〔音楽〕"Alexander's Ragtime Band"
編曲ジェームズ・ホーナー
主題歌セリーヌ・ディオン"My Heart Will Go On (Love Theme From 'Titanic' ")
撮影ラッセル・カーペンター
ジェームズ・キャメロン(撮影監督:水中タイタニックシーン撮影)
ジェームズ・ミューロー(カメラ・オペレーター)
キャレブ・デシャネル(撮影監督:ハリファックスの現代シーン)
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
グラント・ヒル〔製作〕(共同製作)
20世紀フォックス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮レイ・サンキーニ
プロデューサー鍛治谷功(日本語吹き替え版担当【フジテレビ】)
配給20世紀フォックス
特殊メイクグレッグ・キャノン(年老いたローズの特殊メイク)
特撮ジョン・ブルーノ〔特撮〕(視覚効果コンサルタント)
コリン・ストラウス(3Dスーパーバイザー)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
グレッグ・ストラウス(合成スーパーバイザー)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
曽利文彦(CG)
美術ピーター・ラモント(プロダクション・デザイン)
マイケル・フォード〔美術〕(セット装飾)
ジェームズ・キャメロン(ジャックのスケッチ)
衣装デボラ・リン・スコット
編集ジェームズ・キャメロン
リチャード・A・ハリス
コンラッド・バフ
録音ゲイリー・ライドストロム
ゲイリー・サマーズ
クリストファー・ボーイズ
イーサン・バン・ダーリン
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【フジテレビ放映版】)
スタントミック・ロジャース
リック・エイヴリー
マイク・ジャスタス
ジョーイ・ボックス
テリー・フォレスタル
トロイ・ギルバート
デレク・リー
サイモン・クレイン(ノンクレジット)
ロッキー・テイラー(ノンクレジット)
ジョニー・マーティン
その他ケビン・デ・ラ・ノイ(ユニット・マネージャー)
ジェームズ・ホーナー(指揮〔ノンクレジット〕)
グラント・ヒル〔製作〕(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
1912年。豪華客船タイタニック号は2223人をのせてイギリスからアメリカ・ニューヨークまで向うが途中氷山にぶつかって・・・。実話をベースに三等船客の貧しい画家ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と一等船客の富豪の令嬢ローズ(ケイト・ウィンスレット)の短くも儚い恋愛を描くロマン映画。観客の涙をそそったラヴストーリーの要素を加えたスペクタル超大作であり、総制作費2億ドルを投じた客船の再現など雰囲気も見所。

kalyn】さん(2006-04-16)
全てのをあらすじ参照する

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121.《ネタバレ》 予算的にも技術的にも、よくこれだけの映画が撮れたなあと感心します。脚本も緻密に練られていますが、そのうえで演出や特撮などを完全に制御できなければ、これだけの作品を実現できませんよね。
商業的にみると、レオナルド・ディカプリオのスター性や、セリーヌ・ディオンの歌の素晴らしさや、ラブストーリーの魅力だけでなく、歴史的な悲劇への関心もあるし、巨大なスペクタクルへの興味もあるし、ヒットの条件がいろいろ揃ったオールマイティな作品。さらに実際の映画を見てみると、メカニカルな部分の面白さがあったり、歴史科学ドキュメントとしての面白さがあったり、当時の欧米社会の内実を垣間見せる側面もあったりします。
タイタニック号は上流階級の人々を乗せた豪華客船というイメージがありますが、じつは三等旅客や船内の肉体労働者は貧困層だったわけで、上部と下部に分かれた船の構造がそのまま欧米の社会階層を象徴しており、そこからロミジュリ的な身分違いの恋が生まれ(デッキに立つヒロインを見上げるディカプリオは、バルコニーに立つジュリエットを見上げるディカプリオに同じ)、最後にはあらゆる階層の人々がもろともに沈んでいく物語的ダイナミズムが構成されています。
ヒロインが船首に立ってバックハグされるシーンが有名ですが、じつは物語的にいうと船首よりも船尾のほうが重要で、ヒロインは最初に自殺を試みたときにも最後に船が沈むときにも、同じ場所で貧しい絵描きの男に助けられます。船体が縦になった後、いったん真っ二つに折れて、ふたたび縦に沈んで船尾が没するまでの実際の経緯を、天地がひっくり返るようなスペクタクルや人々が海に落下していく恐怖だけでなく、主人公の男女が生き抜くドラマティックな物語にもうまく活かしている。
前半では、貧しい絵描きの青年が偶然にも船に乗り込んで上流階級の人々に交わっていく恋と冒険とが描かれますが、後半には、斧で手錠を断ち切るホラー展開とか、浸水する船内でのパニック展開とか、縦になった船から人々が転落していく恐怖とか、明るい星空のなかを沈んでいく船体のスペクタクル的な美しさとか、長時間の映画にもかかわらず最後まで見どころが多い。細かい点でいうと、汚い唾を飛ばしたり、コートを盗んだり、ポケットに宝石を入れたり、企業利益を重視する社長が船長に会話したりするシーンまでが、すべて後半への伏線として繋がっていく脚本も上手いです。
主演の男女以外にもたくさんの登場人物がいて(実在の人物がかなり含まれるらしいのですが)、それぞれに最後の選択が違っており、そこからキャラクターの背景も浮かびあがるのですね。とくにヒロインの婚約者の男と従者は、ピストルを振り回したり、幼い子供を利用したりして、それまでにも横暴な方法で成り上がった米国の一族であることが想像されます。 まいかさん [地上波(字幕)] 10点(2023-07-02 01:04:24)(良:3票)

120.《ネタバレ》  これだけ有名になった映画だから、史実的にどうか、物理的にどうか、というのは当然研究されていることでしょう。
 でも、最初に見た時に感動した。数年経って再視聴した時に感動した。そしてそれから10年以上経った今見ても感動した。それが全てです。

 以下専門的知識ゼロで書きますが、ヒューマンドラマ、パニック映画、どちらの側面を取ったとしても素晴らしい。
 それどころか世界観、BGM、キャラクター、展開、演出、全てにおいて素晴らしいと思わざるを得ません。

 登場人物の主要キャラは、主人公2人を最初から最後まで軸に描きながらも、その次点に位置するキャラクター、その次々点に位置するキャラクター、その次々々点に位置するキャラクターにまでもものすごく丁寧に描かれている。
 主人公のライバルだったり、成金おばさんだったり、母だったり、仕事人であったり、船長であったり、音楽家であったり、鍵を開けてくれようとした人だったり、最後まで絵本を読み聞かせようとしたお母さんだったり・・・

 数え上げればきりがないが、史実的に見れば「死亡した○○人」とある種冷たく機械的に捉えられてしまうその「○○人」にも丁寧に焦点を当て、それぞれのドラマを描く。しかもそれが千差万別であり、みんなの気持ちがわかる。皆に共感させられる。凄い事です。

 パニック映画としても、本作を幼き頃に見た後に他の海洋パニック映画を見て、どうも物足りないというか、あれ、こんな感じだったっけ、という感覚を覚えたのをよく覚えています。

 それもそのはず。今考えると何のことはない、本作が凄すぎただけのこと。
 本作はジャンルとしては「パニック映画」ではなく「ヒューマンドラマ」なわけだけれども、その「パニックシーン」の描き方、パニックシーンに至るまでの経緯が実に上手い。
 それまでの描写があるからこそ、パニックが単なるパニックではなく、「人の人生と人生のぶつかり合い」になっている。

 すなわち、主人公視点で言うところのモブキャラにも、それぞれ今まで生きてきた人生がある。それまでの思いがある。だからそう行動する。それまでの人生があるからこそパニックたり得る。そう思わせられました。

 BGMが素晴らしいのは言うまでもなく、世界観の描写も素晴らしい。誰もがロマンを感じざるを得ない豪華客船という舞台、果てしない海と星空。果てしない自由。
 クソ有名な「タイタニックのポーズ」も、ローズが手すりという束縛から手を離し、本当の自由を目にしたという神シーン、だったわけですね。

 本作の素晴らしいシーン、素晴らしい演出、素晴らしいBGM、素晴らしい描写、素晴らしい構成等々を挙げればきりがないですが、少なくとも、10点を付けさせていただくに余りある作品と感じます。 53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 10点(2021-09-12 18:22:07)(良:2票)

119.20年ぶりの観賞でしたが、文句なしにおもしろかったです。起承転結がすばらしい。
3時間越えの大作ですが、最後まで一気に診れました。
ここの評価低いですが、超ヒット作なんで、観てない人は観て損はないと思います。。。

ジャックのローズとの食事会とのセリフ、ローズとの別れの場面のセリフが最高にかっいい。
食事会でのセリフが、世界一の豪華客船タイタニックの沈没と重なります。
脚本・演出・音楽・・・すべてが美しくかっこいい。 へまちさん [DVD(字幕)] 10点(2018-03-10 17:40:58)

118.《ネタバレ》 タイタニック号の出航から悲劇までを通じて、ディカプリオとケイトが惹かれあっていく。綺麗な恋愛映画の王道の様な展開。そして死別。心動かされまくりの満点映画です。 SUPISUTAさん [映画館(字幕)] 10点(2016-04-03 23:16:10)

117.これは、VHS購入、DVD購入、何度見たでしょうか。映画の長さなんて全く感じません。逆にカットされた部分を使い、更にエンディングは別のほうがよかったなぁ~と思うくらい。ジャックドーソン氏の生き様が素晴らしい。当然共演のお二人も冷たい水の撮影、大変だったと思います。 新しい生物さん [DVD(吹替)] 10点(2015-07-17 12:15:49)

116.《ネタバレ》 回想に恋愛を加える事で、それまでのタイタニックのパニック映画と違い時間も長くなりましたが別物になりました。
当時私も知人に聞き自分で見るまでは軽く見ていましたが、見に行き泣けましたね。当時年末映画として紹介され、マスコミでは私も好きなハリウッド俳優の他の映画を押していましたが、タイタニックが空前の大ヒットになりました。大ヒット後テレビの特集番組でジェームズキャメロン監督が涙を溜めさせるのは演技でできるが、涙を流させるのは音楽だと言葉は違うかもしれませんが同じニュアンスで語っていたのを思い出します。 zekeさん [映画館(字幕)] 10点(2015-05-12 02:59:51)

115.《ネタバレ》 ブルーレイを購入して、久しぶりに通して見ました。
やっぱり、素晴らしい。
純愛映画としても見れますが、
何よりも素晴らしいのは、タイタニックが沈んだ中にある数々の事実を描いていること。
希望に満ちた出航。当時には当たり前だった貧富の差別。悲劇に直面した人々の行動。
もちろん映画という娯楽ありきなので、事実と異なることやオーバーな表現はあるかもしれません。
でも、それぞれの立場、それぞれの思いを、沈みゆくタイタニックの中、ほんの一瞬の言葉や表現で表している。
その中には事実として確実なものある。
娯楽作品で、恋愛映画。
でも実話に基づく、人々の思いを描く大きな、本当に大きな物語。 こっちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2015-04-20 01:28:54)

114.《ネタバレ》 これは映画館で観ましたが、すごい迫力でした。事実にもとづいて描かれていますので、この悲惨な歴史を知る上では非常に貴重な映画だと思います。二人の人間ドラマはフィクションであるかもしれませんが、これが逆に良かったと思います。ローズの視点で映画が進んでいけば、傍観者という域で終わったかもしれません。また、ジャックの視点だと被害者という域だったかもしれません。 金田一耕助さん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-29 22:42:43)

113.評価を下げている方もいますが、色眼鏡で観ず素直に鑑賞して正しく評価すべき作品だと思います。そもそもキャメロン版以前に何度も映画化されているリメイクの定番映画である「タイタニック号の悲劇」を、これほどまで社会現象化させた手腕は素晴らしいというほかありません。ストーリーはタイタニックお決まりのパターンですが、最初と最後におばあさんとの海底探査を持ってきている点は高く評価すべきです。全体的にCGもキレイだし各シーンや背景なども非常に丁寧に描かれています。大画面で観なくても迫力と素晴らしさ、感動は伝わると思います。

強いてマイナス点を挙げるとするならば、全体的にラブストーリーのパートをもう少し減らして人間的なドラマを補填したほうがより重厚な仕上がりになったと思います。でもそうしちゃうとこれほどの社会現象にはならなかったかもしれませんが。個人的には終盤、ローズがボートに乗せられる寸前に彼女が目線を送った先のドラマが素敵すぎて泣けました。(ローズが目線を送ったその先では他の家族が、お父さんが嘘をついて家族を送り出しているのを見て、自分とジャック、その家族や他の乗客らの運命をローズ自身が悟るシーン) あと、前半の船の舳先での例の有名なシーンですが、映画を見終わった後に再度見返すと見え方が全く違っていて非常に深いシーンになっている点も泣けるポイントだと思います。(公開当時、あのシーンを茶化すのが流行りましたが、実は最も泣けるシーンだったりします)

キャメロン監督は本当によく理解した上で、細部にまで細心の注意を払ってこの映画を作っています。評価を下げている方に聞いてみたい、この映画が気に入らないならいったいどんな映画なら気に入るんだって話です。。文句なしの名作です! アラジン2014さん [映画館(字幕)] 10点(2014-04-11 18:11:31)

112.なんとなく鑑賞を避けていた大作をようやく見ました。スペクタクルを描かせたら右に出る者がいないジェームズ・キャメロンの真骨頂ですね。いやもう本当に3時間圧倒されっぱなし。公開時に劇場で見るべきだった。恋愛パートもよし。軽いと評価する向きもあるでしょうが、やっぱりロマンチック。若いんだから情熱的に突っ走っていいじゃないか。あと、最後にあと二つ言いたい。メインテーマの「ローズ」は実にすばらしい曲だ。そして、例のポーズを真似した人、その気持ちよく分かります。 次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 10点(2013-01-13 01:37:32)

111.公開当時はその人気の高さに逆に見る気をそがれた私が始めて見たのが2本組の字幕ビデオでした。あれから何回見ただろう。いいものはいい。いい映画は時間を感じさせない。歴史に残る傑作です。 木村一号さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2012-12-25 23:10:25)(良:1票)

110.《ネタバレ》 公開当時、映画館へ行ったら満席(立見まで!)で見ることができず、
その後TVで何度か観ています。
いろいろ意見の分かれる作品ではあるけど、私は素直に大好きな作品です。
ディカプリオの役も嫌味がなく、アイルランド移民(?)のパーティーではしゃぐ
シーンは、本当に生き生きとして彼の魅力が活きてるなぁって思います。
映画ってストーリー、役者、セット、音楽と色々な要素があるけど、
この作品はどれをとっても文句なし。
ただ、現代パートが邪魔。いちいち過去から現代に引き戻されてしまうので、
最初と最後だけにしてもっと尺を短くすれば観やすいと思うんだけどなぁ。

余談ですが、
津波の被災地に住んでいるせいか、今見ると以前よりも切なくなります。
最後のローズの回想シーンは何度見ても涙を堪えられません。
在りし日のタイタニックの煌びやかな船内。
今は亡き人々が当時の姿で暖かく取り囲み、ディカプリオが出迎える。
映画のラストシーンとしてはベストワンかもしれません。
そして、人生のラストとしてもああいう終わり方は理想的かもしれません。
亡くなった方たちが、あんな風に天国へ行けたのならいいのに…と願いたいです。 びくーにゃさん [地上波(吹替)] 10点(2012-03-19 00:20:47)(良:1票)

109.《ネタバレ》 あの恋愛劇に単純に感化されたかのように誤解されるのがイヤで、なかなかシンプルに「いいよね」と言いづらい雰囲気がありますが、これまでで一番感動した作品です。『アビス』で完全にキャメロンの虜になり、予告を見る前から必見と決め、予告編では「あの絵のモデルは私よ」と言うおばあちゃんにワクワクし、劇場公開で期待以上の出来に大興奮しました。何度か見るうちに非常に冷めてしまったのは、斧で手錠を切るあまりに軽くラッキーなシーンくらいで、それ以外はとりたてて突っ込む気になりません。恋愛劇としては、かなりベタな話と思っていますが、この作品が問いかけて来る「安全に永く退屈に生きるか、安泰はなくも人生を楽しめているか」といった部分に心を動かされました。欲を言えば、子どもっぽく見えない骨太な男と、も少し線の細い女性を主人公に観てみたいと思いますが、主人公格に満足いかずとも、のめり込めるほど作品自体に力があるのだと思います。 だみおさん [映画館(字幕)] 10点(2009-01-31 06:48:38)

108.言わずと知れた、世界で最もたくさんの人が見た映画。
そのためこの映画に対する批評、批判もたくさん聞きますね。
けどいいものはいい、と素直に胸を張って言える自分でありたい。
映画史上だけでなく、自分の心にも残る名作。 テツコさん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-28 12:11:10)

107.《ネタバレ》 初見の際は一緒に鑑賞した妻共々泣きすぎて疲れ果て、終映後しばらくは立ち上がれなかった程だった。15年の歳月を経て、IMAXという現時点で最高のコンディションで再鑑賞する事が出来た今思うのは、本作は奇跡的な程に絶妙な化学反応によってもたらされた稀有な作品である言う事。例えば、主演二人の演技はこの時点では若さで押し切る部分が多分に見受けられ(それはそれで良いのだが)、鑑賞している側が恥ずかしさを感じてしまう位ながら、脇を固めるベテラン俳優陣の確かな演技がそれを絶妙に中和している。 特に、今回はフランシス・フィッシャー(ローズの母)とビリー・ゼイン(ローズの婚約者)の確かな演技がとても強く印象に残った。 そして何よりも今回強く感じたのは、稀代のフィルム・メーカー(こう表現しても構わないと私は思っている)であるジェームズ・キャメロンの本作に向ける並々ならぬ熱意である。 実際に起こった悲惨極まりない事件を取り扱いながらも、亡くなられた方々に最大限の敬意を払いつつラブロマンスとスペクタクルを絶妙にミックスさせたストーリーを当時最高の撮影技術を駆使して紡ぎ出した彼の力量に私は改めて感嘆している。世界的に有名なシーンとなった主演二人のキスシーンは、映画界に於ける宝石の一つと言って良い位に輝いている。 世界的な大ヒット作故、本作に否定的な意見を持つ方が多いのは止むを得ない事だが、素直に素晴らしい作品だと言う思いを私は今回の鑑賞で再認識した。
たくわんさん [映画館(字幕)] 10点(2008-04-04 19:47:03)(良:1票)

106.《ネタバレ》 封切りしてすぐ観に行きました。映像は美しいだけでなく迫力があり、単純なストーリーを彩ってくれていました。後半は笛を吹くところとか生き残った後名乗るところとか、いちいち泣けました。映画館で涙をこぼしたのは初めてです。あと、ラストシーン、最初はヒロインのおばあさんが死んだのか寝てるのかわからなかったけど、冷たい海の上でディカプリオの言った「君は子供をいっぱい作って、幸せに暮らし、温かいベッドの上で死ぬんだ」という約束を生涯かけて守ったんだと思い当たり、また泣けました。大きな船が沈む時は、船のそばにいたら渦に飲み込まれて普通は溺れるのですが、そういう細かい点を差し引いても10点は残ります、私的には。 クレイバードさん [映画館(字幕)] 10点(2008-03-28 21:23:17)

105.映像もさることながら、BGMもまた素晴らしい。映画史に残る傑作。 南の二等星さん [地上波(吹替)] 10点(2007-12-06 14:51:34)

104.難しいことを娯楽に求めてもしかたない。
最後、ジャックとの約束を守って
一生懸命生きたローズのあ、っという一言に拍手。 Skycrawlerさん [映画館(字幕)] 10点(2007-07-14 18:55:24)

103.《ネタバレ》 長い分細部に細かい。船の中もキレイだし、人間模様もきちんと描かれている。見る価値は大有り。
特に最後の老夫妻、子どもたち、船長、神父、皆が死んでいってしまうシーンは悲しくてならない。お気に入りは戦場に残るバイオリニスト達です彼らは音楽家の中の音楽家だ! 甘口おすぎさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-04-08 20:36:01)

102.《ネタバレ》 非常に好きな作品です。監督を贔屓している事を差し引いても十分素晴らしい作品であるといえましょう。映画館のスクリーンで見た時のあのグワアアン!とくるスケールが今でも忘れられません。ラブストーリーより歴史的事実(とはいえ多少脚色はあるでしょうが)のほうに引き込まれて感動しました。私はこの二人と同時に死んでいった1500人に切ない思いを感じます。彼らは非常に生き生きと描かれ、死の描写も克明でした。三時間という長い時間も、セットの大きさとかCGの使い方とかとかも全部すっ飛ばして観てしまう映画です。 次元転移装置さん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-03 00:14:04)

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【点数情報】

Review人数 849人
平均点数 6.74点
0121.41% line
1202.36% line
2232.71% line
3516.01% line
4455.30% line
59511.19% line
69911.66% line
712815.08% line
814717.31% line
910812.72% line
1012114.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review43人
2 ストーリー評価 6.25点 Review70人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review68人
4 音楽評価 7.85点 Review75人
5 感泣評価 6.53点 Review64人

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
作品賞 受賞 
主演女優賞ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
助演女優賞グロリア・スチュアート候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
撮影賞ラッセル・カーペンター受賞 
オリジナル主題歌ジェームズ・ホーナー受賞”My Heart Will Go On”
作曲賞(ドラマ)ジェームズ・ホーナー受賞 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞クリストファー・ボーイズ受賞 
音響賞ゲイリー・ライドストロム受賞 
音響賞ゲイリー・サマーズ受賞 
美術賞ピーター・ラモント受賞 
美術賞マイケル・フォード〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞デボラ・リン・スコット受賞 
編集賞ジェームズ・キャメロン受賞 
編集賞コンラッド・バフ受賞 
編集賞リチャード・A・ハリス受賞 
特殊メイクアップ賞グレッグ・キャノン候補(ノミネート)(メイクアップ賞 として)

【ゴールデングローブ賞 情報】

1997年 55回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演女優賞グロリア・スチュアート候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
脚本賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 
作曲賞ジェームズ・ホーナー受賞 
主題歌賞ジェームズ・ホーナー受賞"My Heart Will Go On"

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