みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
17.この作品を「4DX+SCREEN-X」そして「IMAX」での2回、劇場で観られたことはこの上ない幸せです。 スピルバーグ監督も言われていたように、トム・クルーズは映画界の救世主です。 【halmic】さん [映画館(字幕)] 10点(2023-03-22 11:01:20) 16.4DXで観賞しました。 前作はリアルタイムではないですが、 『It's the 80'sというテクノポップな音楽がクールな青春映画。軍の宣伝としても青春映画としてもミュージックビデオとしても完成度は高く、若者にアピールする「映画の一つの完成系」』として本サイトで10点をつけていました。 80年代の空気のさわやかさは年が経るごとに増幅し、60を越えてもトム・クルーズのさわやかさは未だ衰えず。 それにしてもこの映画ほど4DXで見たことへの満足度を感じる映画もないのでは。 80年代のMTV的青春映画は、21世紀の現代のテクノロジーにより四次元の青春映画に。 若者にアピールする「映画の一つの完成系」は平成生まれの若者には青春映画として、昭和生まれには青春を回帰させる映画として 『青春映画』新たな代表格。 【Arufu】さん [映画館(吹替)] 10点(2022-10-03 10:23:33) 15.コロナ以来、久々の映画館。忙しすぎてずーっといけなかったんで、「ネット配信でいいかな~」と思っていたがやっと映画館へ。思った以上にお客さんがいてびっくり。見たところ私と同じ50代が多かった感じ。オープニングでなぜか涙。一気に1986年に。いろんな郷愁がこみ上げる。しかし、懐かしさだけでなくストーリーもしっかりしている。音楽も映像も、ストーリーも。片道二時間もかかかったけど、映画館で見てよかった。 【木村一号】さん [試写会(字幕)] 10点(2022-09-25 17:37:13) 14.凄く壮大で面白かった。さすがアメリカ映画ですね。アメリカ以外の国では絶対制作できなさそうです。ストーリーもシンプルながら最後は涙腺崩壊しました。 【jst3】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-08-12 07:59:46)(良:1票) 13.《ネタバレ》 -Maverick- “焼印の押されていない子牛”≒“群れに馴染めない存在”=“一匹狼” なんか久しぶりに『映画館で映画を観る醍醐味』を味わわせてくれたわ。懐かしさと新しさ。ジェットエンジンの爆音とトップガンアンセム→デンジャー・ゾーンの流れは鳥肌モノだった。本作の主役機はF/A-18スーパーホーネット。前作の時代から現在まで活躍している、ちょい古い世代の戦闘機(の子孫)。 現役バリバリの第5世代戦闘機F-35をチラッとだけ映しといて、「お前の出番じゃねぇよ」と言わんばかりに力強く空に舞い上がるF/A-18の勇姿。 60歳近いのに未だに現役パイロットで大佐止まり。コールサインのせいじゃないだろうけど、彼があの年齢まで結婚しないのも、年上で野心家のシャーロット(チャーリー)と続かなかったのも、なんか頷ける。 そしてカワサキGPZ900R(まだ持ってたの?)にまたがるマーヴェリック。懐かしい革ジャン(これもまだ持ってたの?)、背中の日/台ワッペンもバッチリでひと安心。トムは映画でしょっちゅう観てるけど、ホント久しぶりにマーヴェリックに会えた気分。 当時と変わらない彼が、現代の若者とのジェネレーション・ギャップに苦労したり、トレーニングでついて行けなくなって年齢を感じさせたりするのかと思いきや、「まだお前等の出番じゃねぇよ」と言わんばかりに、衰えを知らない体力と精神力で、若者たちを軽くあしらう様子が痛快。いい意味でヤンチャなままのマーヴェリックだったわ。M:Iシリーズのイーサンみたく若い女性パイロットに手を出さないで安心したわ。 ペニー・ベンジャミン。前作で2回ほど出た名前だけど、そうか、彼女が“司令官の御令嬢”か。グースの妻・キャロルが名前を知ってたくらいだから、カラオケでマーヴェリックを『1回目は撃墜され黒焦げ』にしたのも、きっと彼女だろう。 ジェニファー・コネリーが懐かしく、それでいて若い。前作のレビューで『懐メロが~』とか書いたけど、まさかデビッド・ボウイを懐メロ枠で聴くことになるなんてね。懐かしいねラビリンス。 デートのあとドア開けっ放しにしてピートを招き入れ、そのまま受け入れるトコなんて特に若い。あの年齢でメイク直したり照明消したりしない潔さがカッコいい。前作のチャーリーもペニーも古いポルシェ乗りなのは、なにかの縁なのかな。 中盤のブリーフィングのシーンで猫みたく耳がピン!と立った。え?ええっ?これ前フリ?絶対そうでしょ!? 達成困難なミッション。からの絶体絶命。そこから先はもう、今までとは別な映画のよう。これ以上のサービスは思い付かいゾってくらい、素晴らしいご褒美。やっぱカッコいいわ。こんなカタチで全部解決してしまう説得力。まぁ細かいことなんてどうでもいいわ。 私は何の不満も無いわ。もう全部許す。これでいい。CGとかアニメとかじゃなく、こういう映画を映画館で観たかったんだ。 「でもそれは今日じゃない」これはかつて、トップガンで熱くなってた世代へのメッセージ。 あれから36年の年齢を重ね、当時の想像とは違った現実と日々戦っている、私たち当時の若者達すべての胸に、熱く響く言葉だった。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-07-10 23:12:51) 12.思い出補正が入っています。しかし、ひいき目に見なくても高得点であることに変わりはありません。 1作目は僕が16歳でトムは24歳、今回は僕が52歳でトムは60になってしまいました。 お互い年取ったなとスクリーンを観て感傷にふけった。 とにかく、60歳のトムがスクリーンの中で頑張るんです!熱いんです! 50を過ぎて、仕事に自信を無くしてきた自分が勇気をもらえた気がしました。 ありがとうトム!また明日から仕事頑張るよ!年配の人だけじゃなく若い人も楽しめる映画になっています。 ぜひ迫力のあるこの映画を多くの人に映画館で堪能してもらいたいです。 【キャメル】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-07-10 20:58:06) 11.私が前作に付けたのは4点です。曲とF14がカッコ良いくらいで、ストーリーも登場人物も薄っぺらくて全然好きになれなかったからです。ですので今作も見に行くつもりはありませんでした。 が、同じ感想だったはずの友人から「全然違うから!前作が好きじゃない人こそ見た方が良いのよ!」と大プッシュされて半信半疑で鑑賞しました。結果、アクションもドラマもエンターテインメントも素晴らしい傑作でした。そのまま友人とハシゴ酒しながらずっと感想を語り合ったのは言うまでもありません。 「これは日本一デカいスクリーンで観たい!」と思い、後日飛行機で上京してグランドシネマサンシャイン池袋まで観に行きました。この映画は「前作から30数年後の今の時代に」「映画館で」観るために作られています。「映画体験」を大切にした作品なのです。後からTVやスマホで観ても絶対に同じ体験は出来ません。是非とも今、劇場で観て欲しい映画です。 【alian】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-28 01:34:50)(良:2票) 10.《ネタバレ》 観ました。バチクソ良かったです!(方言) 正直前のトップガンは、トム・クルーズはかっこいいかも知らんがチャラい映画だなーと思っててあまり真剣には観ておらず、うろ覚えくらいでした。なので前作の続編というよりはトム・クルーズという現実のヒーローの人生の物語を観るイメージでみました。ミッションインポッシブルのイーサン・ハントが昔取った杵柄の海軍戦闘機のパイロットに返り咲いて若手を育てるみたいな(どんなだ トム・クルーズは初期はチャラい印象だったのですが、チャラいキャラだけではなくいろんな映画の色んな役をこなしており、紆余曲折したんですけど、結局カッコいい正義漢をやるのが一番いいっていうか、トム・クルーズが出てきたら絶対カッコよくて正義の味方で人を裏切ることができなくて最後は必ずハッピーエンドになってこうなって欲しいというロマンがあって、先の展開は読めまくりだが、それがいい、という方向に最近ではもうすっかり振り切れてくれてて、それが好きなところです。水戸黄門は必ず悪代官と越後屋を懲らしめてくれればいいとか、ドラえもんは相変わらずなドラえもんでのび太はずっと小学4年生でいてくれればいいんだよみたいな。それで、ベタな王道物語をこれでもかと大迫力の映像で描き切ってくれて素晴らしかったです。これまでの集大成のような作品で、映画館の大画面でこそ映えるなあと思いました。エンドは最後は若手に引き継いで引退するのではなく、最後まで勝ち逃げして永遠の伝説になってしまうみたいなのも良かった。 これで100万点くらい。 で、この作品で唯一気になったのは、結局戦争映画をどんなにヒーローものとして描いても結局敵を殺してる時点で偽善にしかならないなあという所でした。敵方を国籍不明の、人種も不明確の没個性にして人が死ぬ場面は一切出さないとか、戦争ものだと戦争のリアルというか悲惨さの表現のために味方の誰かが死ぬという免罪符的表現があったのが、今回は味方は誰も死なずに生還するよう振り切って脱臭はしてるものの、あの爆撃で人の作った営為が破壊され、その下では見えないが誰か死んでるかもしれなくて、それについて一切何も表面上描かないのはどうかという所があり、この辺がエンタメの戦争表現の限界かなあと思ったりもしました。 これでー1点で、計999,999点で、上限10点なので振り切れて10点という感じです。 そんなところで。 【sim】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-15 17:59:11) 9.36年ぶりに劇場で再会する「トップガン」。あまりに世間の評判が高すぎて、「俺はこんなブームには乗らないよw」と斜に構えていたのですが、 すでに鑑賞済みで「あれを映画館で観ないのは人生の損よっ!」と完全に”トップガンハイ状態”になってしまった友人の異様なテンションに押されての鑑賞です。 まずストーリー。前作同様特に目新しいものはなく、良くも悪くも王道。6点。 音響と映像はさすがにすごいの一言。+2点。 前作補正。開巻早々のトップガンアンセムからのデンジャーゾーンで興奮。+1点。 前作補正。相棒グースはじめ、36年前の懐かしい仲間たちの写真と、かつてのライバルアイスマンの登場に感涙。+1点。 でも前作ヒロイン・チャーリーの存在に全く触れられてないのは悲しい。-1点。 (しかし、なんだかんだ言ってトップガン好きだったんだな…俺) というわけで、採点は合計9点…と言いたいところですが、 前作の「若き日の自分」との比較に臆することなく、観客に老いた容貌をまざまざと見せつけながら 空(戦闘機操縦)に、海(ビーチラグビー)に、陸(バイク&ベッドシーン)にと 現役で今なお見事にマーヴェり続けるトム先輩の雄姿には完敗です! 持ってけ泥棒!アフターバーナー点火で限界突破のマッハ10点! 何にでもいつかは別れや終わりが来る。でもそれは決して今じゃない。 演じるマーヴェリックの生き様(パイロット人生)と自分自身の生き様(俳優人生)を重ね合わせてトム・クルーズが発するメッセージは かつて一作目を少年時代に鑑賞し、今や現役キャリアのゴールも視野に入る年齢になりつつある自分にとって最高のビタミン剤でした。 普段のクールビューティーぶりをかなぐり捨てて、鼻息荒く強引に鑑賞を勧めてくれた友人に感謝です。 【大鉄人28号】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-15 10:18:35)(良:1票) 8.《ネタバレ》 前作は、イキッた若造の鼻につく映画でどちらかというと嫌いな映画でした。 その若造が、年取って落ち着いたのかと思ったら・・ まだヤンチャでやんの。(笑 前作同様の鼻につく若造たちに、トムが教える立場での物語かと、舐めてましたが、全然違う! 若者たちをケチョンケチョンに蹴散らして、一人で暴れまくる教官の姿が、爽快でしかない。 殉職した戦友の息子との確執や、かつての恋人への葛藤、規則を振りかざして潰しに来る上司、 機体の性能を超えた戦闘技術への挑戦、そしていやおうなしに迫る決死の実戦までの時間。 それらの物語だけでも、映画として盛り沢山なのに、貴重なジェット戦闘機のド迫力映像プラス 飛び交うミサイルや機銃掃射とアクロバット飛行で、見てるコチラの血圧は上がりっぱなし。 30年前のトップガンとは、全く別の映画です。 途中、何度も「なあーんだ、こういう終わり方かあ・・」と思わせといて、続きが来る手法。 そんなご都合主義の調子乗り過ぎの脚本なのに、敢えてその手のひらに乗せられてしまおうとか 「楽しんでしまった方が勝ち」て思ってしまう見せ方もいい。 そして、名前は伏せてますが、この敵国。 日本に近いあの軍事国家ですよね。 その暴挙に アメリカが鉄槌を下し、友好国(日本)を救う軍事作戦に、トムと若いエリート兵士が命を懸ける。 トムは乗り回す愛車 日本のバイク「KAWASAKI」のロゴをハッキリ見せてくれる大サービス。 もうこれは、日本人の為に作ってくれた映画なんじゃないのか? て嬉しくて踊りそうです。 中国資本を蹴飛ばしたトムクルーズは、日本人にとっては最高のヒーローです。 もう、全ての日本人は見るしかないですよ。 ちなみに、字幕で見ましたが、吹き替え版の評判が良さそうなので、次回はそっちで見る予定です。 10点じゃ足りないな。 ホント12点付けたい気分です。 【グルコサミンS】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-13 00:07:55)(良:2票) 7.トム・クルーズがトム・クルーズであることを貫き通したことが、また一つアメージングなエンターテイメントの傑作を生み出したのだと思う。 そう断言してしまっていいくらい、本作にはトム・クルーズという“映画人”の生き様が凝縮されている。 そしてそれは、世界中のすべての映画ファンにとって、幸福で、最高な「映画体験」をもたらしていると思える。 1986年のオリジナルから36年、多くの映画ファンが続編を待ち望んでいたと言うが、実のところ個人的な期待感は極めて小さかった。 なぜなら36年前のあの“戦闘機映画”が、それほど良い映画だとは思っていなかったからだ。 実際に鑑賞したのは、僕自身が20代前半の頃だったと思う。画面に映る主演俳優の若々しさを興味深く追いつつも、作品全体の仕上がりに“浅さ”を感じてしまい、あまり感動を覚えなかった。 アクション映画としても、その時点で公開年が20年近く前の映画に対して興奮し得る要素はあまりなく、割とありふれた青春映画、もしくはスポーツ映画を観ている感覚だったと思う。 したがって、この続編の制作の遅れやコロナ禍による度重なる公開延期の報を聞いても、特に残念に思うことも無かった。他の多くの大作映画と同様に、劇場公開に至らず「配信」になっていたとしても、「ああそうなんだ」と思うに留まっただろう。 そんなふうな認識だった「映画ファン失格」の僕は、まずトム・クルーズに対して謝罪して、感謝の言葉を尽くさなければならない。 本作に限らず、どの映画製作においても、その規模が大きくなればなれるほど「妥協」という言葉は常につき纏う。どんなに高い志や理想があったとしても、完成して、公開されなければ映画というものの存在意義はそもそも生まれない。 その結果、「駄作」になってしまった映画は星の数ほどもある。 しかし本作は、トム・クルーズが、主演俳優として、そして映画プロデューサーとして、「妥協」を考え得る最小限に留め、映画人としてのエゴイズムを貫き通したからこそ、問答無用の「大傑作」として存在意義を得ているのだと思う。 本作の映画としてのあり方やストーリーテリングそのものは、極めてシンプルであり、王道的であり、ベタである。ただだからこそ、その豊潤なエンターテイメント力に圧倒される。 本物の戦闘機の轟音、俳優たちが本当に乗り込んでいるからこそ表現できる重力、そして本当に歳を重ねた主演俳優の円熟味と変わらぬスター性。 正真正銘の「リアル」が、この娯楽映画の真髄であろう。 36年ぶりに紡がれた“マーヴェリック”の物語は、彼自身が若者だった1986年の物語に新たな価値を与え、高めている。そこには映画世界の内外における「継承」が成されていて、そのことがまた多層なドラマティックを生み出している。 それはやはり、世界ナンバーワンの映画スター(映画バカ)がもたらした偉業であり、映画史における“ミラクル”だと思うのだ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-12 17:06:13)(良:3票) 6.《ネタバレ》 良かった! 正直心配してました(お前が心配するな笑)そんな心配を粉砕してくれた オープニングがまず最高!もうこれだけで元は取った(笑) いろいろ良かったけどモウちょっと余韻を楽しみたいと思います。トム最高だった!ありがとう!! 【Kaname】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-07 20:04:39) 5.《ネタバレ》 いわずと知れた前作から36年ぶりの新作。 まさに「満を持して」製作された意気込みが伝わって来た。 トム・クルーズを一気にスターダムにのし上げたあの大ヒット作の続編を作るなら、これしかないと思えるような完成度の高い脚本に加え、本作の白眉は言わずもがな、本物のジェット戦闘機に俳優が実際に(正確には後部座席に)搭乗して撮影したと言われる操縦シークエンスの「本物さ」であることは疑いない。 前作でのコックピットはブルーバックのセット撮影だったが、本作では空中で激しいGを受けながら操縦するパイロットの「本物の」息づかいや真に迫る表情を観ることができる。 これはまさに映画館で「体験する」映画という点で、過去のどの航空機アクション映画の追従も許さない高みに至った作品であり、今後、本作を凌ぐ戦闘機アクションは当面期待できないだろうとも思えるほど、完成度が高い。 端的にいえば、前作の主役をトム・クルーズ以外の俳優が務めたとしても、恐らくそこそこヒットはしただろう。だがしかし、この続編はトム・クルーズでなくしては生まれなかったと断言できるほどの、彼のいい意味でのストイックなこだわりが詰まっている。 他の主演作を含め、エンターテイメントとしての「映画」をこれほどまでに高い次元で提供し続け、世界中の人々を魅了し続けているトム・クルーズは現代を代表する映画人として長く名を残すであろうと改めて思った。 <2回目鑑賞後の追記> 2回目はIMAXにて鑑賞。 期待していた通り、高品質な視聴環境のおかげで、より一層作品世界に没入することができた。 本作はテーマパークの何回でも並んで乗りたくなる人気アトラクションと同じような体験型の映画だと改めて実感。 アトラクションは数分で終わってしまうが、本作は2時間余りも楽しめる点でコスパはかなり高い。(しかも身近にあって並ばなくてもよい!) その意味では、ストーリーの完成度は二の次でもよいはずだが、本作はその点でも一切手抜きはない。前作の伏線を多く回収しつつ、ワンカットも無駄なシーンはないように思える。(特にライバル・アイスマンとの友情あふれるシーンは、やはり本作には絶対に欠かせない) 36年を経たマーヴェリックは心に痛みを抱えたヤンチャな天才パイロットのまま、いい歳の取り方をしていたし、「戦闘機パイロットの役割はもう終わった」と言われても、「そうかもしれない。でも今日じゃない」とほほ笑むシーンは、稀代のエンタメ映画人トム・クルーズの生き様とも重なり、最も印象に残る名シーンだった。 誰しも歳を取るごとに何らかのトラウマをかかえ、いつかは時代や年齢といった壁に突き当たる。その時に背中を押してくれるようなマーヴェリックの活躍を見せてくれ、観客が観たいモノのさらにその上を見せてくれた本作は、やはり満点の評価にふさわしい傑作だ。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-06 14:01:41)(良:1票) 4.ソウルムービー! 最初にお断りしておきます。 私は、トムクルーズの大ファンで、世代的にもストライクです。 なので相当、偏った評価をします。 トップガンは、ソウルフードやソウルミュージックが存在するのなら、間違いなく私のソウルムービーです。 理由はわからないが、冒頭のシーンから、流れる涙を抑えられなかったからです。 一気に、自分の若かりし頃が、フィードバックしてきました。 そしてトムクルーズを見た時、一緒に世代を生きた証を感じたました。 映画を見て、こんな感覚に襲われたのは初めてです。 私にとって、ジェームス・ディーンや、ブルース・リーなどは伝説的な存在です。 次の世代には、トムクルーズは、間違いなくそんな存在になると確信します。 生意気なことを言いますが、この映画は、 脚本×キャスト×演出=♾(無限大) こんな方程式を、立証してくれた見事な完成度です。 ヤボなところもなく、無駄なところもない。 どのシーンも、欠けて欲しくない。 洗練されるとは、こういうことなのだろう! よく日本の映画の演出に見られる、感動シーンの押し売りもありません。 洗練された、無駄のなさに、潔ささえ感じました。 1986年、トップガン公開から36年。 トムクルーズが、これだけの映画を作り上げるまでに上り詰めました。 同世代の自分も、頑張らなければと勇気をもらいました。 新たな未知の感動を与えてくれた映画として、新しい基軸が生まれました。 【レスポーラー】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-06-06 10:03:16) 3.《ネタバレ》 30数年前、前作も映画館で観てる。映画は滅多に観ない友人がトム・クルーズがかっこいいから観たいと誘われた。 映画好きじゃなくても知名度もまだないのに映画館に足を運ばせるトム・クルーズ。 そして「トップガン」は大出世作になり、大スターになった。 オープニングの戦闘機が離着陸するシーンが大好きで、今もたまにYouTubeで観てるんですが、なんとこの続編でも観られるとは! ここですでに泣いた。 ここだけじゃなくトニー・スコットへのオマージュと感じられるシーンがいくつかあってラストでやっぱりそうなんだと納得。 アイスマン=ヴァル・キルマーへの配慮も感じられまた泣いた。ヴァル・キルマーなしの続編は無いとトムは言ったらしい。 グースが出てきた時にも泣いた。 よく見るといつも無精ひげのマーヴェリックに哀愁を感じてまた泣けるんだわ、まさか「トップガン」で泣くことになるとは自分でも予想外だったわね。 ペニーの店でかかってた曲がボウイの「レッツ・ダンス」泣けるシーンあり過ぎです。 続編のミッションはかなり危険なものでアメリカは有無を言わせず破壊したわけですが、そこはまったく気にならなかったです。 それだけ現実離れしてることだからじゃないかと思います。 危険なミッションも成功することはわかってるし、マーヴェリックが撃墜されても敵機との空中戦もまだだし、どうしようが死ぬわけないという安心感があり、ユーモアの利かせ方もいい塩梅です。敵地にF-14があるわけないですよね?もうジョークなんですけど。 無理やりにでもF-14でのドッグファイトを披露したかったんだなと。その上マーヴェリックの相棒がグースの息子ルースター。 ええ、ここでも泣きましたわよ。 これ、実際30年以上たってることでこんだけ泣けたんだと思う。 トム・クルーズ、やってくれましたなぁ、ほんと頼りになるわぁ。こんな俳優はもう出てこないんじゃないかとまで思える。 とにかく30数年後のマーヴェリックを観られたことに感動、続編でこんなに大満足したのはあんまり記憶にないんですよね。 なんといってもトム・クルーズの「トップガン」へのおもいに溢れている作品だと思います。 マーヴェリックのフライトジャケットに日の丸が戻ってたわね。 来年はイーサン・ハントだわ 【envy】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-05-30 21:40:07) 2.《ネタバレ》 はぁ〜、久しぶりに、文句なしに楽しめる映画観た。トムクルーズがカッコ良すぎるし、単純シンプルなストーリーが、古き良き80年代という感じ。予想を裏切る展開は皆無なのにワクワクしながら、全く飽きさせることなく楽しませてもらった。戦闘機とバイクで並走するトム…カッコ良すぎるやん。今回最寄りの映画館で見たけど、予定が合えばIMAXで見直したい。 <6月11日再鑑賞> IMAXレーザーGT版で再鑑賞。収容人数400人超の大箱なのに、ほぼほぼ満席!いや、こんな環境、土日を含めても久しぶりに見ました。学生時代の映画館を思い出しました(昔は映画館は満席が多かったですよね)冒頭のオープニングの鐘の音で、もう涙腺が危なかったです。これぞ、映画館の大スクリーンで見る映画。中盤から終盤にかけての盛り上がりはすごい。 Kawasakiのバイク、買って走らせたくなります…。 <11月6日再鑑賞> 最寄りの映画館での上映がついにラストとなるので、最後にもう一回だけ見に行ってきました。 映画館に3回も見に行った映画は後にも先にもこれだけです。大画面で見るべき映画ですね。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-05-30 17:47:30) 1.《ネタバレ》 2022/8/17(水)、四回目の鑑賞Complete。 念願の池袋グランドシネマサンシャインでのIMAX鑑賞成る。(チケット取るの大変だった) 結論:100点に変更!笑 ------------------------------- 2022/7/16(土)3回目の鑑賞を機に加筆修正。 『前書き』 私はトム・クルーズの大ファンだ。 出演している作品は全て鑑賞、特に「TOP GUN」は劇場・DVD・配信等含めたら200回以上は観ている。 今でも気分を上げる為にオープニングだけ観る事もしょっちゅう。 そんな私が2009年6月に本サイトに寄稿した「TOP GUN」のレビューは驚きの「0点」! 実は自分自身で0点を付けた事を忘れていたが、確かこの時は商用でベトナム出張した直後で、 現地ガイドの奢りで観た戦争博物館の内容からアメリカがベトナムに対してどれだけ酷い事をしてきたのか? をまざまざと見せつけられた後だったから、辛口に過ぎる評価になったのも止むを得ないなと今では懐かしく思う。 【本題】 時は流れて2022年、良くも悪くも人生の荒波に揉まれ、清濁併せ呑む事も覚えた齢54歳のオッサンに取って、 続編「TOP GUN MAVERICK」は、興奮と感動だけでなく郷愁までも感じさせてくれる稀有な作品だった。 いつまでも若々しいトム・クルーズを見ながら、私は今後の自分の人生に付いても色々と考えてしまう程だった。 Mission Impossible ”Fallout”を観た時と同様、トム・クルーズの凄さを改めて力強く感じた次第である。 内容の根幹はハッキリ言って相も変わらず「脳筋映画」のまま、「戦闘機を題材にしたファンタジー」である事に変わりはない。 登場するエピソードはトム自身の映画そのものに対するオマージュ、特に冒頭のテスト飛行はもろにThe Right Stuffと同じノリ。 奇跡が2つも必要なMissionもSTAR WARSのデス・スターへの攻撃と同じ。 敵の飛行機を敵基地(!)で現地調達、しかもあのF-14を奪い脱出する展開なんて有り得ない! でも、それでいいんだと思えてしまうのは本作がTOP GUNだから。 アイスマンとの再会からの流れは感動的だし、物語に華を添えるペニー役のジェニファー・コネリーは本当に綺麗且つ演技が上手い。 齢60近くなってもトムは現役、そう、彼は一生現役なのだ。 3回目の鑑賞を終えて改めて感じたのは、トム・クルーズは俳優と言う自らのフィールドで、 実在のテストパイロットや宇宙飛行士達と同様に、「偉大なるアメリカの歴史を作った偉人」の一人になりたいと 真剣に願っているのだな、と確信に近い思いを持った次第。 いやトムさん、もうそれは実現しているよ。 あなた本当に凄いよ。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-05-30 12:58:07)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS