みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
5.《ネタバレ》 すごい映画です。「呪怨」だの「輪廻」だの見ても、まったく怖いと思わない僕が、怖くて眠れなくなりました。外部からの恐怖じゃなくて、自分自身が怖くなる。こういう怖さって初めてかも。 あり得ないほど血が飛び散りますが、それはこの映画のテーマと密接に結びついていて、だから、あの血のりの量は必要不可欠なのです。 かるーい気持ちで自殺するという「行為」との対比が重要だからです。 そしてこの作品はサスペンス映画としての完成度も恐ろしく高い。ずっと心拍数あがりっぱなしでしたよ。 見終わったあとも、いろんなことを考えさせられる映画です。考えれば考えるほど、この映画の事が見えてくる。そんなわけで、鑑賞直後に書いたレビューを書き直しました。点数も8点から9点に。更にその後、10点に変更! どんどん自分の中での評価が高くなります。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-09 12:37:46)(良:1票) 4.《ネタバレ》 最初に書いたレビュー全削除。見終わって約2週間、だんだんボディブローが効いてきたようだ。ふとした拍子にこの映画が頭に蘇る。それもスプラッタシーンではなく音が。デザートの歌、その着メロ、中盤の倉本美津留ののんきな歌「♪それでは皆さん、さようなら」、子供の声、そしてジェネシス様の歌…洗脳されちまったのか?見終わった後は単なる『クソ映画』だと思った。もちろんイイ意味で。レビューもその気分で書いた。「この映画はクソ映画と呼ばれることで、勝利した」と。だが違った。これはクソ映画なんかじゃない。やられた。そして俺は今日も意味無く「haikyo.com」の点々の画面を見てしまう…。点数は6点から10点に変更。 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-30 12:31:18) 3.いろいろ考えさせられた作品だった。謎、というかわけわからんところもたくさんあったけど、それは深く考えてほしいという監督の考えもあったのかもしれない。全くわけがわからないからつまらないという人は、はたして他の映画のことは、監督が意図して伝えようとしていること、映画をとおして自然と感じてもらいたいこと、全部が全部わかっているんだろうか?ほんの少しでもこれはどういうことだろう?と感じることはないだろうか?それが少しだけだから忘れてしまってるんじゃないか?自殺も同じだ。この映画の中で刑事の一人が「一体どこからが事件なんだ」といった。ほんとそうだよね。もしかしたらこの話の中で自殺した人間たちは、本当はあと数週間、数ヶ月先に自殺をするはずの人たちだったかもしれない。一年統計をとったら、ただそこに集中して自殺が起こっただけで、他の年とほとんど同じの数字になるかもしれない。だとしたら、じゃあなんだ、事件なんかじゃなかったじゃん、といえるんだろうか?僕は思えない。というか、自殺は一人でもう事件なんだ。苦しいから自殺なんて動物は人間以外いないんだから。もし、何かの縁でここにたどりついた自殺を考えている人は、お願いですからそんなことはやめてください。あなたの自殺を望んでない人がたくさんいるはずですから。少なくとも、ここに一人います。自殺するほどの苦しみから解放されるなら、何でもやってください。罪犯してかまいません。どうぞ、生きてください。 【透き通るBlue】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-01-26 15:57:12) 2.54人の集団自殺には一本取られました。確かに誰もが言うとおり意味が判らないですね。でも最初から意味なんて無かったと思います。謎は謎のまま終わる。自殺というテーマならこういう終わり方もアリだと思います。自殺する人達の明るさが怖かったです。 【腸炎】さん 10点(2004-03-11 23:10:25) 1.邦画サスペンスとしては近年希にみる大傑作。冒頭の54人自殺から最後まで一気に見せる展開に脱帽。 【サスペンス命】さん 10点(2002-11-16 12:32:36)
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