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【クチコミ・感想(10点検索)】
2.《ネタバレ》 巻頭とラストの叙情的なシーンを除くと、大ざっぱに言って、この映画は前半 の将軍号奪還の追跡劇と後半の奪還後の追跡劇(逃走劇)に分けられると思うのだ が、なんと言っても前半のアクションシーンは誰にも超えられない傑出した演技・ 演出だ。
もの凄いコメディのそしてアクションのアイデアが詰まっている。 キー トンの生身のアクションの素晴らしさは言わずもがなだが、提示された小道具な り所作なりが全て伏線として画面で回収されていく、この快感!それがまた縦の 構図で演出されているのだから、どれだけ撮影で苦労したことか。
コメディのそしてアクションの大傑作。こういう映画を大傑作と言うのですよ。 【ゑぎ】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-03-28 06:03:13)
1.キートンの映画を見る楽しみの一つは、こりゃ~どうやって撮っているのだ、という<HOW?>に満ち溢れているところにあります。鉄橋が崩れ機関車もろとも川へ落ちていくシーンは、河童に尻子玉でも抜かれたような、放心へと誘います。前半追うキートン、後半逃げるキートン・・・通信線を切断したり、線路にモノを放置したり、ポイントを切りかえたりといった鮮やかな反復のリズム、走る機関車を横から捉えたスピード感覚、縦から捉えたディープ感覚、機関車を線路をあっちへこっちへのアクション、ユニフォーム一つで笑いと感動を呼ぶセンス、そしてラストのラブシーンをお得意の大群ネタで締めます。なにくわぬストーンフェイスで尻子玉を抜いていくキートンは、サイレントコメディの流れの中を自在に泳ぐ河童だったのであります。 【彦馬】さん 10点(2005-01-15 23:11:16)(良:3票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
30人 |
平均点数 |
7.53点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 4 | 13.33% |
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6 | 4 | 13.33% |
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7 | 6 | 20.00% |
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8 | 6 | 20.00% |
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9 | 8 | 26.67% |
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10 | 2 | 6.67% |
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【その他点数情報】
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