みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
30.《ネタバレ》 この作品のような、鑑賞後考えさせられる映画が好きなため点数は最高点をつけさせていただきました。映像、音楽ともに全体的な雰囲気がストーリーと合っていたところも好印象。船から降りない(降りられない)1990に反感を持っている方が多いようですね。しかし、考えてみると人それぞれの人生観や価値観は違うと思いますし、1990の考え方も決して間違いではないと感じました。その考え方は「ピアノは鍵盤の数が無限なのでは無い。弾く人(弾く人の心、弾き方)が無限なんだ」という言葉に集約されていると思います。人生は無限の可能性をもっているとよく言われますが、短い人生において実際はその中からいくつかしか選択することができません。多くの選択肢をできるかぎり求め無限を目指す人もいるでしょうし、船とピアノの中に無限を求める人もいます。1900は船の上で「無限」であり「自由」だったと思います。だからこそ彼のピアノは美しく、人を惹きつける魅力があったのでしょう。 【sice】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-10-31 13:33:41)(良:1票) 29.《ネタバレ》 とにかく理屈抜きで本能レベルで感動してしまいました!好きなシーンがいっぱいあります。個人的にベストと言っても良い作品です。(※注・以下トルナトーレ監督他作品のネタバレあり)トルナトーレは「一生地に足つけず、夢を追い続けてもいいのではないか」と言っておりましたが、このテーマは『ニュー・シネマ・パラダイス』や『みんな元気』でも描かれていたと思います。船が象徴するものは『ニューシネマ~』のトトにとっての映画館であり『みんな元気』の老人にとっての耳にしている子供達の姿だと思います。この前二作品ではトルナトーレは主人公を下船させ、厳しい現実への直面で無残さを味わわせましたが、本作ではついに1900を下船させなかったのです。1900とトトたちとの違いは実は外の世界を〝ある意味では〟知っていたという事でティム・ロスの物憂げな表情がそれを物語っています。彼の奏でるピアノが型破りなのは人間の無限性を、完膚無きまでに叩きのめされるジェリーの登場は陸の限界を匂わせ、想像には敵わない事を暗示させます。そして大勢の客を乗せる船は言わば小宇宙であり、そこを1900の全世界とする事により陸への思いを唯一の夢、欲望としています。それは同時に下船が全ての満ちたりと共に生きる目的、活力の喪失である事を意味するのです。本作には世界の大小に関わらず夢や欲望を喪失してはならないというメッセージが込められているのではないでしょうか。悲しくもロマンティックな美しい物語です。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-30 15:20:16)(良:1票) 28.ティム・ロス中毒のきっかけになった映画。すべるピアノのシーンで完全ノックアウト…されちゃいました。素敵過ぎ! 【桃子】さん 10点(2004-03-31 16:55:04) 27.結構ツッコミ所はありますが、話の良さの前に全て消えてしまいました。ティムロスも雰囲気ピッタリ!。モリコーネの音楽も最高です。ラストシーンの切なさはたまりませんでした…余韻の残る映画です。 【ゆうしゃ】さん 10点(2004-03-03 11:10:43) 26. 【じゃじゃまる】さん 10点(2003-10-17 22:40:39) 25.すごく大好きな映画です。音楽もストーリーも台詞も人も全て美しい。でもやっぱりピアノによるところが大きいかな。サントラ買わずにいられません。 【ひかり】さん 10点(2003-08-11 23:45:57) 24.大変感動する作品です。 【???】さん 10点(2003-08-08 13:57:25) 23.サイコーの一言 【イージューライダー】さん 10点(2003-06-30 20:10:41) 22.エンド・ロールでかなり感動しました。音楽については私はよくわからないのですが、とても良い映画だったと思います。ティム・ロスはこういう役がよく似合いますね。天才肌というか。フォー・ルームスみたいなのも好きですが(笑 【葱】さん 10点(2003-06-22 17:06:44) 21.美しすぎる。途中でオチが読めて、余計に見てて切なかった。確かに爆破シーンは微妙だけど、ほんとにいい映画だと思った。ティム・ロス、なんか悪そうなイメージがあったけど、こんな役もやるんだ~と思いました。泣いた。 【G】さん 10点(2003-05-31 08:33:53) 20.傑作です。なにげなくCSN1で見ました、人間の居場所を考えさせられました。トルナトーレのニュー・シネマ・パラダイスはこの映画のあとでレンタルしました。それなりによかったけど、The Legend of 1900のほうが、いい。映画は、気に入ったら細かい設定は気にならない、というか、それも表現の手法なんだと理解できます。ただ面白くない映画と決めつければ、全てが、気に入らなくなってしまいますが。ティム・ロスはレザボア・ドッグスで知り、フォールームスで見直し、パルプ・フィクションで再認識しました。なかなかいい役者です。 【ドラコ・マルフォイ】さん 10点(2003-02-13 00:05:28) 19.回想場面の挿入が絶妙のタイミング!嵐の夜の遊戯、決闘、暗闇のキスシーンなど心に残る名シーンの数々。緩急のついた自然な流れでラストシーンへ!ここ数年で最高の映画だと思います。ちなみに、勘違いしてる人が多いですが、「寓話」ではなく『伝説』ですね。私は独白シーンで思い知らされました。メッセージ性を期待してはいけませんよ。 【Jajamaru】さん 10点(2003-02-05 16:41:27)(良:1票) 18.すばらしい映画だと思います!!1900が奏でる一つ一つの曲がとても美しかったです。ラストシーンで友人に説得されても船を降りなかった場面…私も共感できた気がします。最後まで音楽を愛した1900にとても感動しました。 【杏里】さん 10点(2002-12-27 21:50:45) 17.ピアノの決闘が熱かった。ティム・ロスが良い!! 【洋平】さん 10点(2002-12-09 20:10:30) 16.久々にヴィディオ・レンタルしてみた第一弾。大当たりです。ストーリーテラー役のプルート・テイラー・ビンズの動く目が忘れられません。 【dp】さん 10点(2002-11-16 23:54:02) 15.この映画を見て感動する物語が好きになった。音楽もすばらしいね! 【hirosui】さん 10点(2002-10-31 23:37:11) 14.誰も書いていないようなので、言わせていただきます。後半のマックスとの再会のシーンなんですが、みんなが探しても見つからなかったり、食べ物もないような所に何年もいて唐突に現れるということや友達に説得されても船を降りなっかった理由は、あの時点でナイティーンハンドレッドは死んでいたということ。つまり、幽霊なんですよ、だから最後に船といっしょに爆破されてもそんなに悲痛に感じることはないのでは。暗がりからヌッという現れ方でそう思いました。そう思えば最後で興ざめで点数をさげなくてもよかった人がいるのでは。私はモリコーネの音楽だけで10点です。 【ころたん】さん 10点(2002-09-30 21:51:27) 13.素晴らしいです。きれいです。何度も観たい映画です。ラストシーンの1900の哀しそうな顔が忘れられません。 【ひろゆき】さん 10点(2002-09-29 15:49:20) 12.キャスト・スタッフ・ストーリー・シーンについての寸評は、個人的主観のお仕着せになりがちなので、あえて避けます。ただ言えるのは、映画全体を包む「空気」がズバ抜けてよい。…コレわかる人は、本当の映画好きだと思う。作品に対する評価はいろいろあって当然と思うし、自分の主観を押しつける気もないので、ヒトにはすすめたことはありませんが。私はこのテの映画を観る時は、決まって心をからっぽにすることにしてます。からっぽの心で、映画の語る世界を素直に受け止めて、純粋に感動できた、数少ない映画のひとつでした。 【かちょりき】さん 10点(2002-05-31 08:15:14) 11.言葉が伝達し世界へ向かっていくものであるとすれば、音楽は浸透して世界と共に自らの内にも広がっていくものでしょう。<詩の言葉は別だけどね>彼がある女の子を眺めながら奏でるピアノ曲がありますよね。それは、相手に聴かせることを前提にしたものではなく、自らの心情、恋の感情そのものだったのではないかな? 確かにそのあと、録音したピアノ曲を女のこにプレゼントしようとする場面はあるけど、結局、彼は意志としての伝達がうまくできない人間なのですね。彼は、ピアノを奏でることによって、海を見つづけることによって、内なる無限を知ってしまったのだと思う。彼の内なる無限にとって、彼を取り囲む環境<船の上や鍵盤など>は限定された世界として常にバランスすべきものだったのでしょう。彼は、世界の無限を悟って虚無感に襲われたのではなく、最初から虚無を知っており、そして無限の「世界」を否定したのです。船を下りなかったのが、彼にとっての自然の選択だったように、船とともに人生を終わることも自然の選択だったのだと僕は思う。そんな彼に誰だって共感できないでしょう。だって僕らは見つめるべき内なる無限をもっていないから。僕らが共感すべきなのは、彼の親友のトランペッタ-であり、楽器屋のおやじなのでしょう。僕らは、彼の死を引き止められずに「あんたならどうする?」とつぶやいたトランペッタ-であり、それに意見することができなかった楽器屋のおやじなのです。そしてある意味で悲劇なのは、そういう僕らなのかもしれない。 【onomichi】さん 10点(2002-04-12 00:43:23)(良:1票)
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