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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
2.《ネタバレ》 素晴らしい!!なんて素敵な映画なんだろう。今から66年も前の映画で腹を抱えて笑うなんて思ってもみませんでした。あのロシア人が社長にいきなりレスリングの技を掛けたり花火の豪快な爆発っぷりも俺には爽快でした。留置場での場面の会話は、胸を打つしその後の裁判の場面では罰金を払えない家族の為に地域の人がなんとかしたりするシーンはぜひ見て体感して欲しいです(裁判長の粋な計らいも見逃せない!)。ラストはどうなるのかなぁ?と期待と不安が入り混じった状態で見ていたのですが、ズバリ!大満足。今まで数々の大団円を見てきたけどこれにまさる清々しさを感じたことは無かったと断言しましょう。どこまでも気持ちいい映画その一言に尽きるかな。勝ち組、負け組なんていう言葉が流行る今の日本にはピッタリの映画だと思います。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-11-01 00:36:40)(良:1票)
1.《ネタバレ》 キャプラが描く最高級の人生讃歌です。笑いどころも満載で、これほど笑わせる映画との出会いは特別なものでした。と言いつつも、いつも思うのは、キャプラのヒューマニズムによって高らかに謳いあげられる人々は極めて少数の限られた人達であり、裏を返せばその本質は少数派ゆえの「いばらの道」であるということです。それゆえに予め敷かれたレールの上を歩むのではなく、これをはみ出して歩もうとする人々の勇気を賞賛し、その第一歩にスポットライトを当てていきます。「Do You Like it(そんなことして楽しいかい?)」。「我が家」の大黒柱であるバンダーホフが黙々と仕事をする事務員に唐突にかけたこの言葉によって物語に一気に引き込まれます。仕事は楽しいものではないと言うのが一般論で、楽しくないことをやっていてもしょうがないから、大好きなおもちゃを作りましょうというのは、その価値観はあっても行動するには大変な勇気が要ることでしょう。「我が家」で暮らす人々はこの勇気を持ち得た人々で、社会的にみれば、少数派で風変わりなおかしな人々です。当然、少数派の彼等の存在を高らかに謳い上げる行為は社会批判や風刺につながっていき、それを特に体現しているのが、バンダーホフと税務署とのおかしなやり取りのシーケンスで、キャプラのヒューマニズムにはこうした風刺は必然とも言えるでしょう。レールをはみ出す勇気。輝かしき第一歩。それどころか、この作品ではそもそもレールなんてないんだよ、というところまでメッセージしている気がしてきます。「我が家」の仲間入りを果たす勇気は持ち合わせている人は少ないけど、実は価値観を持ち合わせている人は多い。ラストで大富豪のカービーがハーモニカを手に取り、「我が家」に仲間入りした瞬間に、感動とともに大きな拍手を送りたくなったのは、自分がそんな価値観を持ち合わせており、映画の中でその勇気を体験したような心持ちにさせてくれたからなのでしょう。それにしても「我が家」の人々は面白い。傑作中の傑作だと思います。 【スロウボート】さん 10点(2004-01-30 23:24:41)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
32人 |
平均点数 |
6.97点 |
0 | 1 | 3.12% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 3.12% |
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4 | 1 | 3.12% |
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5 | 6 | 18.75% |
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6 | 2 | 6.25% |
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7 | 5 | 15.62% |
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8 | 7 | 21.88% |
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9 | 7 | 21.88% |
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10 | 2 | 6.25% |
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【その他点数情報】
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