みんなのシネマレビュー

東京裁判

Tokyo Trial
1983年【日】 上映時間:277分
法廷もの戦争ものドキュメンタリーモノクロ映画政治もの歴史もの
[トウキョウサイバン]
新規登録(2003-10-19)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2022-08-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1983-06-04)


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監督小林正樹(1916年生まれ)
助監督戸井田克彦
佐藤慶ナレーション
原作稲垣俊
脚本小林正樹(1916年生まれ)
小笠原清
音楽武満徹
製作講談社
プロデューサー荒木正也
安武龍
須藤博(総合プロデューサー)
配給東宝東和
美術赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集浦岡敬一
南とめ(ネガ編集)
録音西崎英雄
その他IMAGICA(現像)
小笠原清(デジタルリマスター監修)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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5.世界の歴史上、稀に見る野蛮な裁判によって日本人が失ってしまったものが、どれだけ大切で大きなものであったのかを痛感できる作品です。
日本人として生まれて来たからには、この映画を拝観させて頂くのは義務なのではないでしょうか? 憲玉さん [DVD(邦画)] 10点(2006-10-14 19:39:28)

4.《ネタバレ》 点をつける作品じゃないけど。事実のみだし。私も母親と見に行きました。パンフの原題をいっしょうけんめい暗記しました。もう忘れた。思い出した。Military Tribunal For the Far Eastだったな。パンフには、俳優さんのごとくひとりひとりの顔写真および経歴アンド判決と受刑内容まで盛り込まれ、豪華であった。あのころは、子供が元気で学校行くだけで親は満足じゃなくて、さらなる教養をつけてやろうなどということを考える余裕があったように思うなあ。なんか他の方も親と行ってたりするみたいだし。東條が頭ポコンてやられるの、実際に見るとすごいよね。「げげー。実物ー」。ひたすら本で読むのみの「戦争」の実物が目の前に。このころ何を思ったか「大日本帝国」も見に行ったな。ウルトラマンタロウと夏目雅子が出てた。映画「東京裁判」にソ連と司法取引したとかしないとか近頃疑惑の瀬島龍三が出ていたかどうかわからず。もし出てたら、「あー、このとき妻子と会わせてもらってたわけね」なんていう臨場感もありだな。今これを子供に見せる親なんているのかな。戦後は遠くなりにけり。2000年近くも親から子へと怨念をつないで行ったユダヤ人とはなんたる違いか、単に宗教のある無しか。映像は100冊の本より雄弁。 パブロン中毒さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-25 22:09:02)(良:1票)

3.太平洋戦争は到底勝ち目の無かった戦争である事は、日米の国力の差を考えれば明らかだった。その事は当時の日本の指導者も分かっていたと思いたい。しかし、その状況でなぜあの戦争を始めたのか?東条元首相は自衛のための戦争であったという。そうなのかもしれない。現実に日本国内以外の海外権益を捨てさえすれば、太平洋戦争は起きなかっただろう。それは一方で、当時の大日本帝国と言う国の面子をかなぐり捨てる事にほかならない。日清から始まる「侵略」戦争により、血で獲得してきたそれら権益を捨てる選択が軍部の発言の強い当時の日本で出来たのだろうか?と、思えば"A級戦犯"と呼ばれた人々にとって開戦を先延ばしに出来なかった事が最大の「罪」なのかもしれない。戦後教育を受けた私たちにとって当時の軍部は絶対悪で、関係する政治家や軍人を不当に低く評価する傾向があるようにも思うが、もうそろそろ精神的、思想的にも「もはや戦後では無い」と言うべき時期なんじゃないだろうか?と思った。なお、映画的な面白さと言うより色々考えさせられたのは久しぶりであったので10点を献上します。 クルイベルさん 10点(2005-01-24 10:04:46)(良:1票)

2.凄い、4時間37分(!)があっと言う間の面白さ。ここには敗戦国への憐憫も批判も、戦勝国への妬みも告発も無い。東京裁判という茶番劇を通して本作が総括したのは戦争犯罪ではなく、戦争そのものの不条理。自らの利益だけを追い求める一部の人間達の疑念と恐怖が戦争を生み、前線で無関係な人間が殺し殺される。運良く戦火を生き延びたとしても、戦後、全く理不尽な理由が正当化されて殺し殺される。どう転んでも殺し殺されるなら、誰も戦争なんてしようと思わない。私はここまで戦争の無意味さを描いた映画を他に知らない。最前線の地獄や被災者の悲劇を描いた作品を観ても、これ程の嫌悪感を持ったことはない。そーゆー意味で、これは究極の反戦映画である。マイケル・ムーアもこれ観て勉強しろ、10点献上。 sayzinさん 10点(2004-08-16 13:33:42)(良:3票)

1.ドキュメンタリー映像のみで構成された作品です。第一部は日本が第二次大戦へと至る経緯を、第二部は極東軍事裁判を克明に記録しています。日本の歴史教育では、近代の歴史を非情に軽んじていますが、下手な歴史教師の近代歴史を教わるぐらいなら、この作品をじっくりと観るのが一番。それほど丁寧なつくりになっています。 伊達邦彦さん 10点(2004-02-23 04:43:21)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 8.33点
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7933.33% line
827.41% line
91037.04% line
10518.52% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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