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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
4.《ネタバレ》 絶望が引き寄せる孤独と絶望を希求するが故の孤独。孤独と孤独が紡ぐ性愛、その現実感が満たす孤独という名の救済と慰撫。「ラストタンゴ・イン・パリ」が描く男と女の恋愛劇には、マーロンブランドの強烈な個性に引き摺られながら、その醜悪さも切実さも含めて最後まで惹き付ける魅力があった。<と感じる人は少ないようだw> 最終的に男は恋愛を絶望からの帰還へと変化させるが、女にとってそれはあくまで現実からの逃亡に過ぎなかった。確かに本来的な孤独の意味、その「失われざるための愚かしさ」に囚われていたのは女の方であったか。女は何を求め、何を殺したのか、それは男が追いかけたものでは全くなかったことは確かである。男が逃れた狂気は既に女の側にあったのだ。しかし、男を殺したことによって急速に現実的問題に執心する女の姿は、陽気なラストタンゴが全く夢の如く思えるほどに、冷たい。あれは何だったのだろうか。マーロンブランドが醜悪にして、痺れるほどに最高の演技を見せた恋愛映画の傑作。 【onomichi】さん 10点(2004-07-10 23:26:27)(良:2票)
3.マーロン・ブランドの演技は天才的!こんな凄い演技はあまり目にしたことがない。「欲望という名の電車」とともにブランドの最高の演技であるとともに映画史上に残る名演だと思う、俺は彼の演技から人間の黄昏を感じ取ることができた。音楽と撮影もとても印象に残ってる、映画のサントラも買った。あのジャズ、タンゴはたまらなく好きだ。 【MA】さん 10点(2002-07-06 00:32:23)
2.ブランドの存在感。女房の死体を前にした独り芝居が白眉。 【みぶ真也】さん 10点(2002-01-21 00:13:42)
1.当時、性描写が話題になったらしいが、今見ると全然たいしたことなく、むしろ身を隠して愛し合う姿にはプラトニックな匂いを感じる。ブランド、音楽、映像が圧倒的な存在感で人を愛することの不毛を訴える。極端に言えば、ストーリーなどどうでもよく、考えるより、感じることを強要する映画。 【tetsuya】さん 10点(2000-10-07 09:32:31)
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【点数情報】
Review人数 |
58人 |
平均点数 |
5.41点 |
0 | 3 | 5.17% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 3 | 5.17% |
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3 | 7 | 12.07% |
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4 | 8 | 13.79% |
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5 | 12 | 20.69% |
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6 | 6 | 10.34% |
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7 | 4 | 6.90% |
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8 | 8 | 13.79% |
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9 | 3 | 5.17% |
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10 | 4 | 6.90% |
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【その他点数情報】
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