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【クチコミ・感想(10点検索)】
3.日本の戦争映画といえば、”悲劇”をテーマにしたものが多いように思っていました。小学校の時の戦争教育で”悲劇”をテーマにした戦争映画を多々見せられたり、テレビの戦争ドラマでも悲劇的な部分のみを扱った作品が多かったからそんなイメージが植えついたのだと思います。 しかし、この映画はいきなり日本の侵略部分を描いているではありませんか!なんといってもそこに惹きつけられました。特に第一部では、特殊工人が運ばれてくるシーンがすごかった!!粗暴な軍人たちの中で人道を貫こうとする主人公梶、かなり複雑な気持ちになりました。 もちろん、南京大虐殺のようなものは中国共産党の嘘八百のプロパガンダなんだろうけど、シナ大陸への進出や差別は間違いなく事実。個人的には「中国侵略は自存自衛」と言い張る保守論壇の言い分にはちょっと疑問があったりもします。 ただ、逆にこの映画を見た人が左翼的な「日本は侵略して悪いことをした」という安易な考えには走ってほしくないです。 【maemae】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-09-26 02:46:30)(良:1票)
2.壮大なる人間ドラマにふさわしいタイトルロール。木下忠司の荘厳な音楽がワクワク感を高めてくれる。監督小林正樹のライフワークともいえる本作は、五味川純平の同名小説の映画化で全六部、総計10時間近い長尺という邦画史上、空前の大作。しかも、その大作の名に恥じない見事な出来映えは、戦後を代表する人間ドラマの傑作です。舞台は第二次世界大戦下、日本軍による侵略地、満州。日本人による、中国人労働者への酷使、虐待がリアリティをもって描かれている。自分の信念に忠実な、仲代達矢演じる主人公・梶。インテリだが正義感が強く、観客をグイグイとストーリーに引き込んでゆく。恋人役の新珠三千代も可憐で健気な女性を好演。宮島義勇のカメラワークも素晴らしい。ところで登録なんですが、個々扱う題材と展開が微妙に違うので6部に分けさせてもらいました。 【光りやまねこ】さん 10点(2004-01-16 16:39:15)
1.これはロード・オブザ・リングと同じように全巻まとめて1つになる作品なので、長いけれど通しで見るのが望ましい。やはり10時間近くかかるので体力と気力がないと見られない。それでもこれはぜひ見て欲しい日本映画の良心ともいうべき作品。私はまだそいう元気のあったかなり昔、オールナイトで鑑賞し今でも忘れられない感動を受けた。日本が満州に進出した時代、現地中国人に対しての非道な悪行や軍隊という暴力的な集団を描き、その残虐で悲惨な描写に心底恐ろしく背筋の凍る思いがした。人間性を失った軍人たちの中で一人、良心を失わず抵抗する主人公の梶の姿が尊い。涙なしには見られない傑作。 【キリコ】さん 10点(2004-01-15 17:35:12)(良:2票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
7.86点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 3 | 14.29% |
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7 | 6 | 28.57% |
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8 | 6 | 28.57% |
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9 | 3 | 14.29% |
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10 | 3 | 14.29% |
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【その他点数情報】
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