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【クチコミ・感想(1点検索)】
4.原作の松子が愛しくてたまらないわたしにとっては、観るに堪えない、悲しい映画。
この映画は、1ミリも松子を描いてなどいない。
おそらく監督は、松子になどなんの興味もなかったのではないか。
どんな仕事をしてもトップになれるほど聡明で努力家な松子は、愛を乞うあまり、愛に翻弄され堕ちてゆく。
そんな受動的な松子の人生は、しかし、ささやかな幸福を夢見る一途な乙女の姿でもある。
その生涯を、柴咲コウ演じる明日香の「決意」によって否定するかのようなラストは、あまりにも解釈が甘い。
ハイコントラストの極彩色に、軽妙な音楽で味付けした中島ワールドは、松子をただの不運な女に貶めてしまった。
この人が撮りたいのは「映画」ではなく、「映像」か、もしくは「画面」だ。 【poppo】さん [DVD(邦画)] 1点(2009-04-19 10:15:06)(良:2票)
3.《ネタバレ》 中谷さんはどこに引かれてこの役を演じたのかなぁ…- -; 私にはただの男依存症で学習能力のない人にしかみえないよ。宇宙飛行士の場面、ん?て感じ。長いラストは早送り。 【まおあむ】さん [地上波(邦画)] 1点(2008-11-13 16:32:28)
2.《ネタバレ》 松子という女の一生を全て映画にすることは当然無理なのだが、この作品は合間合間にミュージカル仕立てのダイジェストを挟むことでそれをやってのけた。ずるいけど巧い。でも評価できるのはそこまで。原作も面白いとは思わなかったが、原作では主役は松子と笙なのだが、どうして明日香という、原作でも物語上ではあまり絡んでこないこの女の子が登場する必要があったのかがキーポイントで、要するに自己を持たずにただ人に左右されるだけの松子の一生(父親に愛されたいがゆえの行動がまずスタート)と自己を模索し見つけることのできた明日香の未来(松子は見つけることが出来たのだが遅すぎた)を対比し、自分で未来を切り開くこと、そしてその勇気を謳いあげているわけだ。映画はこのテーマを別に変えたっていい。しかし変えてはいなかった。小説ですら言葉として直接には伝えていないそのテーマをこの映画はなんと言葉で説明する。ダメでしょ!ぜんぜんダメでしょ! ここ、一番肝心なところ。こうなってくると冒頭で評価した「ずるいけど巧い」が「巧いけどずるい」となってくる。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 1点(2007-07-04 14:05:25)(良:1票)
1.《ネタバレ》 作り物感いっぱいの映像のため、終始ストーリーに入りこめなかった。ミュージカル仕立てとの触れ込みで期待したが、楽曲も少なく、誇大宣伝。メインの曲「曲げて伸ばして~」ってやつが特別いい曲ではないのに何度も繰り返されるのにうんざりした。ミュージカル演出の才能は、クレヨンしんちゃんのムトウユージの方があるよな。意外な人がいろんな役で少しずつ登場するので、後半はそれだけで関心をつなぎとめました。評価が高いのが信じられない 【satoshi】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2007-06-04 13:21:50)
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【点数情報】
Review人数 |
208人 |
平均点数 |
7.01点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 4 | 1.92% |
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2 | 7 | 3.37% |
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3 | 3 | 1.44% |
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4 | 12 | 5.77% |
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5 | 22 | 10.58% |
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6 | 17 | 8.17% |
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7 | 41 | 19.71% |
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8 | 53 | 25.48% |
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9 | 29 | 13.94% |
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10 | 20 | 9.62% |
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【その他点数情報】
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