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【クチコミ・感想(1点検索)】
2.数年前マーティン・スコセッシ監督がマーベル映画は映画ではなくテーマパークに過ぎないと評し話題になりましたが、その形容は何よりもこの映画にあてはまるものだと思います。戦場の映像には微塵も本当らしさがなく戦争ジオラマやゲームのプレイ映像を見ているかのようでもあります。1950年代の頃、フランスの映画界で大きな影響力を持ったアンドレ・バザンという批評家がいました。彼は長回しこそ映画においてリアリズムを追及する技法であると評価していました。全編ワンカットで撮られたかのように演出されたこの映画は、その単純で素朴な考え方が大きな間違いであることを証明するためだけに生み出されたとしか思えません。フィルムからデジタル撮影に変わったことで長回しは以前よりずっと容易になりました。そこにもう新規性などはないと思います。そもそも映画においてカットはなぜ必要なのでしょうか。答えは単純です、省略のためです。しかしその省略こそが映画を単なる見世物以上のものにしていると私は考えます。省略されるからこそ映されない・語られない何かを我々は想像します。そこにこそ真実性や象徴性というものは宿るのではないでしょうか。この映画には画面に映されたもの以外への想像力を刺激する部分がないのです。しかしラストのアルフレッド・H・メンデス上等兵に捧ぐという字幕にだけは感動を覚えました。そこには決して我々の目には見えなかった物語性を感じたからです。だからこそ本編がこのような語り方で良いとは思えないのです。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(字幕)] 1点(2023-03-22 21:54:39)(良:1票)
1.《ネタバレ》 長廻しは面白いが、内容は普通っていう意見をしてる人が、なぜ6点以上の点数をつけてるのか謎…
現時点で7点になっていますが、いやいや、こちらのレビューサイトは7点ももらったら相当傑作の部類ってことなんですから、へたに高得点あげるのやめてほしいです。点数を参考にして見るか見ないか決める人たちもいるんですから。
さて本題。
長回し撮影がこの映画のウリなのだが、実際に見てみると、シューティング・ゲームをやってるみたいな感覚になってしまった。
撃ったり撃たれたりすながら進むにしたがって場面はずっと続いて、ときどきドラマっぽいことも入れてきたりして、そういう全てのものがゲームっぽい。
「バードマン」のように、戦争モノでなければいいのだろうけれど、目的地に向かって道に迷いながら進むとか、どこから敵が襲ってくるか分からないとか、迷路のような戦地とか、そういうすべてのものが、ゲームに求められている要素なので、それを全部包括しているこの映画は、ただのゲームに見えてしまった。
たとえば「戦火の馬」のように、馬をめぐる幾人もの人達のストーリーがあるわけでもなく、ただただ、戦地で起こりそうなよくあること(泥道でトラックがハマるとか、危なっかしい橋を渡るとか、戦友が死ぬとか)をつなぎあわせて、”ミッション”をクリアするのを見ているだけの映画は、正直退屈だった。
ゲーム好きならそれなりに没入感があったかもしれないが、ゲームに興味がないというかむしろ好きじゃない私にとっては、冗長な作品でしかなかった。 【フィンセント】さん [インターネット(字幕)] 1点(2020-09-10 14:27:46)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
54人 |
平均点数 |
6.54点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 3.70% |
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2 | 1 | 1.85% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 3 | 5.56% |
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5 | 4 | 7.41% |
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6 | 9 | 16.67% |
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7 | 21 | 38.89% |
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8 | 10 | 18.52% |
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9 | 4 | 7.41% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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