みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(1点検索)】
3.《ネタバレ》 私の中での「期待ハズレ」部門と「中途半端」部門の両方で見事に殿堂入り。 怪談や都市伝説を元にした妄想系サスペンスホラーを期待していたのに、最初のOPで殺人鬼っぽいヤツがチラチラ出てくるので、「あれ?まさかそっち系?」と訝しんだら案の定。 作品として、せっかくの設定を生かしきれずに中途半端になっている駄作の典型。前半はストーリー展開が読めない分、まだ見ていられるが、後半、あの下水男が姿を現してからがヒドすぎ。結局、中途半端なモンスター映画にしかなっていない。 おまけに突っ込み所の宝庫。相変わらずこの手のホラーにありがちな、「怪物を仕留められる千載一遇のチャンスを手にしたのに、ちょっとダメージを与えたら怪物を放置して逃亡→復活した怪物に襲われる」というパターンの繰り返し。何でその場で止めを刺さない?現代の目の肥えた観客を納得させる程度の「必然性」くらいは考えようよ、監督さん。特に下水処理場でのシーンには呆れ果てた。槍で背後から首筋辺りを突き刺せば終わりじゃん。あの有利な状況で、凶器ともども放置して逃げるなんて、いくらパニくってたとしてもあり得ないでしょ。そういう所を突っ込みたくないんだよ!いくらホラーとは言え、そんな前時代的な「お約束」をいつまでも踏襲しないで欲しい。ホラー以前に、映画製作において思考停止している証拠。 また、主人公であるケイトを始め、登場人物の性格描写にも一貫性が無く、どういう人間なのかほとんど描けていない。下水男も怪力だったり非力だったりと、状況でコロコロ変わるし、キャラ的な特徴も薄いので、モンスターとしての魅力にも欠けている。 ラストも思いっきり中途半端。もう一回復活してくるなと思っていたらそのまま終わりかい!「夜の地下鉄」という舞台設定だけに頼ったであろう安易な製作姿勢が、そのまま作品の質に現れているのがよく分かる駄作。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-02-26 15:41:45)(良:1票) 2.《ネタバレ》 なんとも中途半端。ゴシック系でもなければスプラッター系にもなりきれていない。不条理系でもない。ただ淡々と進んでいく物語。「CUBE」のような世界を期待して観たのがそもそもの間違いだったと、自分を責めるしかない? ツッコミどころ満載のストーリーは、いくら短い作品と言えども省略し過ぎ。モンスターの誕生の秘密、即ち物語の核心部分が殆ど描かれていない。原作や下話が有名だったり、TVドラマとの連携があるのならばともかく、これじゃ解らん人には全く解らない。私なりの解釈では、マッドサイエンティストが愛息を不治の病に奪われ、それを何とか取り戻そうと地下の秘密研究室で日々胎児や新生児を使って実験や手術を繰り返し、やがて自分は死んでしまいモンスターとなった息子だけが生きながらえている、といったところか? いずれにしても、全く共感できないヒロインやら(なんで彼女はこの主演を受けたのかな?)、唐突な残酷描写やら(まるでノルマであるかのように差し込んである)、意味不明な映像表現(たとえば最後の「高圧電流」とか)やら… モンスターそのものは「Xファイル」の「下水男」の焼き直し(「Xファイル」の方がはるかに素晴らしい作品だけど)みたいなもんだし… 観たことをつくづく後悔した作品でした。 あ、作品名について追加。邦題もイマイチだけど、原題はあまりにストレート過ぎ?てか、どういう意味に受け取っていいものやら…?! 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-02-20 00:17:44)(良:1票) 1.ごくふつ~のB級ホラーです。 【カマデラコーントッピング】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-11-27 21:09:39)
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