みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(1点検索)】
4.《ネタバレ》 エラいホラー映画があったもんだ。ワタシ、一番怖かったのは渡哲也です。まったく感情を表に出さず、生きた幽霊のようでした。「日本海軍最後の艦隊として、全国民の輿望に応えよう」って、いくら何でも歴史的に後出しジャンケンのセリフでしょう。あそこで、こういうことを言えたとは思わない。それに呼応して、艦隊総員、「オー!」って何よ。全員、レミングの例の習性を見るよう。戦争で守れるモンなんて、ひとつもないんですよ。ひとっつも。 【なたね】さん [インターネット(邦画)] 1点(2017-08-20 20:44:30) 3.《ネタバレ》 もう、すべての描写とすべての台詞が、説明的で、凡庸で、陳腐なんです。上船までの経緯も、その後の訓練も、全部、「ここでこうなりました」と説明しているだけ。この話の流れから言えば、レイテ沖海戦なんかは乗員にとって重要な転機点になるであろうことは史実に疎い私でも想像がつくが、そんな一番大事なところをあっさり通り過ぎている。最後の出航も、何でそんな無謀な突撃をすることになったのかということについての考察も検証も解釈もなければ、迫り来る破滅を予感させる空気感もなく、ただみんなが感傷的にわーわー騒いでいるだけ。せっかく登場した林隆三や渡哲也や勝野洋も、とんでもない無駄遣いでした。おまけに美術や衣装関係も手抜き(あのピカピカ感や清涼感は何なの?)となれば、ほめるべきところがどうやっても見つからない。頑張った蒼井優ちゃんには1点あげたいが、その優ちゃんにも無意味な絶叫芝居を要求してしまうセンスは何なんでしょうね。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-04-30 23:09:06)(良:1票) 2.《ネタバレ》 まず「男たちの大和 YAMATO」というタイトルのセンスの悪さ(ローマ字でYAMATO)に感動した。 結局「大和」という戦艦は大した戦果を挙げていず、最後は特攻的な結末を迎えたという事も知らなかったので、勉強になった。 誰もが「鬼畜米英!」「天皇陛下バンザイ!」的な戦時下特有の決まり文句を言わないという不快なデリケートさに溜飲が下がった。 そして戦時下特有の混沌・狂気・視野狭窄的な雰囲気も極力排除!「戦わなきゃどーしょーもない戦争」的かつ「守るための戦争だから、僕らはアリなんです」的な美しい言い訳の羅列に眩暈を覚えた。 母との別れに舞い散りまくり、異常気象かと思わせるほどの桜吹雪に爆笑した。散るゆえに美しいというレベルをも完全にブッチギリだ。 ラストの散骨シーンでは感動もさせつつ老人×少年×娘の敬礼でキチンと失笑させることを忘れない隙の無さに驚愕した。 エンディングテーマの長淵剛で「はっ」とした。そうか。これはコンプレックスの裏返し的マッチョ&ナルシズム・プラス説教臭いメッセージ大好き!という作品性のリンクだ!納得だ! 観たか?観ただろ?この心意気!愛・国・心!君のハートにインプット!超安易に! これがYAMATO!(ローマ字で) 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 1点(2007-05-07 06:05:23)(良:1票) 1.稀代の愚行を美化する映画作っちゃだめでしょ。水上特攻で死んでいった兵士たちはただの犬死にすぎず、戦争の悲惨さを描くというより滑稽さを描いているようにさえ見え、役者の迫真の演技も醒めた目でしか見られませんでした。 【猫田にゃー】さん [DVD(字幕)] 1点(2007-04-09 01:19:46)
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