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3.《ネタバレ》 7人のうち、三船を除いて全員がインテリジェンスな侍だったが、私は7人全員が、三船のような野蛮な侍だと思い込んでいた。痛恨の偏見であった。知性を兼ね備え、百姓たちに畏怖の念を抱かせる侍のイメージが、偽侍である三船1人のせいで、台無しになっている。実に気に食わぬ。物語のなかで「種が島」という言葉が出てくる。それによって強い侍たちが次々と射殺されていく。7人のなかで最強だと思われている久蔵ですら、あっけなく射殺される。剣術に磨きをかけてきた侍の存在自体が、鉄砲により否定されたと思うか?不条理だと思うか?いや違うのだ。これもまた偏見なのだ。この時代のサムライは、ラストサムライのような美学はまだ持ち合わせていない。この点に関して、クロサワは、歴史家たちから火責め、水責めにされても文句は言えないだろう。すなわち、「飛び道具は卑怯なり」というキャッチフレーズを考え出したのは、銃を恐れた江戸幕府が最初なのだ。戦争のない平和な時代である。ゆえに侍(武士)たちは美学を持ち始めた。もとより日本は合理性を重視する国ゆえに、侍の武器と言えば刀ではなくやはり銃だったのだ。なによりもこの映画の時代設定、すなわち織田信長よろしく戦国時代真っ只中の時期においては、その事実は火を見るより明らかである。私が言いたいのは、なにゆえに、この当時の侍に、ありもしない美学を持ち出してきたのか?という点に尽きる。百姓を善人にしなかった点は褒められる。しかし侍を、ラストサムライとして描いた罪、それは映画監督としては切腹ものだ。私は不満だ。許せないくらいだ。また外国人に誤解されるじゃないか。しかしたかが娯楽映画である。ゆるりと楽しむことにすれば良いのかもしれない。それができればの話だが。 【花守湖】さん [地上波(邦画)] 1点(2012-12-23 16:11:58)(良:1票)
2.僕としては「羅生門」の方が断然いいです。メジャーすぎる。 【ooo-oooo-o】さん 1点(2003-04-21 20:15:02)(笑:4票)
1.雰囲気と演技はいいと思うんだけど、なんせ、役者のせりふが聞き取りにくかったです。「ん?今なんていったの?」というのがたびたびありました。 【ジンタ】さん 1点(2002-08-12 01:38:21)
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【点数情報】
Review人数 |
415人 |
平均点数 |
8.59点 |
0 | 1 | 0.24% |
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1 | 3 | 0.72% |
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2 | 2 | 0.48% |
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3 | 5 | 1.20% |
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4 | 3 | 0.72% |
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5 | 8 | 1.93% |
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6 | 30 | 7.23% |
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7 | 40 | 9.64% |
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8 | 60 | 14.46% |
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9 | 78 | 18.80% |
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10 | 185 | 44.58% |
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【その他点数情報】
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