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2.設定、考証が全てにおいてアンバランスすぎる。ハンセン病を中途半端な描き方するのは、「表現」として破綻している。制作側が何かを試みようとした形跡の臭いがする(外の世界が全くリアリティを欠如した結果、本来リアリティのない療養所の風景がかえってリアリティをもって見える)が、意図は全く伝わらない。◆それにしても、人物が全く描かれていないのがひどい(これも、上で述べたと同様、ハンセン病元患者の人々のリアリティのなさに、リアリティが生じるという奇妙な印象は受けるが)。このレベルになると、怒って投げ出さなかった俳優の意識が問われる。もっとこれは、設定や考証で解決できる気もする。遠藤周作の一番つまらない面を、熊井監督自身の一番冴えない表現によって、つまびらかにした作品。 【みんな嫌い】さん 1点(2004-02-14 08:51:03)
1.97年に映画館で見た作品でしたが、見てから「どうしたものか・・・」と思った一作でした。時代設定も舞台背景も中途半端。なまじ、ハンセン病に関心があっただけに、中途半端に取り上げ、興味本位に描いたようにした見えなかったこの作品がたまらなく嫌でした。ハンセン病裁判を受け、この作品が話題になったらしいですが、ハンセン病を題材にするなら、もっときちんと描いてほしかったです。 【祥之上】さん 1点(2002-03-14 20:53:39)
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【点数情報】
Review人数 |
23人 |
平均点数 |
4.09点 |
0 | 2 | 8.70% |
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1 | 2 | 8.70% |
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2 | 2 | 8.70% |
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3 | 4 | 17.39% |
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4 | 3 | 13.04% |
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5 | 4 | 17.39% |
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6 | 2 | 8.70% |
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7 | 1 | 4.35% |
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8 | 2 | 8.70% |
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9 | 1 | 4.35% |
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10 | 0 | 0.00% |
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