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【クチコミ・感想(2点検索)】
2.《ネタバレ》 誰かに依存した生き方がロックなわけ無いだろう。だいたい歌詞が悪すぎる。どれだけ曲がロック調でも、歌詞が男に依存した女の歌で、それをやたら熱く歌い上げていても、現代はもとより当時のアメリカでもかなり違和感が大きかっただろう。
そもそも、衣装、車、髪型、音楽等の時代設定が看過できないほどメチャクチャだ。もしわが国だったら、たとえばときは幕末、
町娘が、歌詞はド演歌なドロドロなのに曲調はやたらロックな楽曲を激しく歌い上げてたら、日ごろ通りを我が物顔に騎乗しまわる
旗本の悪童どもにさらわれて、それを伝説のサムライ(髪はツーブロック)が助けに行く、ていうノリだ。何だソレ?
本作品は兎に角、何が言いたいの?って気持ち悪い違和感が最初っから気になって気になって、結局なんにも心に残らない。
日本人は外連味だけでご飯が食べれるので、ある意味心が広い。監督はじめ制作者側からしたら菩薩に見えたことだろう。 【みっしぇる】さん [DVD(字幕)] 2点(2024-09-01 04:19:08)
1.この世の天国ハリウッドには「甘やかしちゃイケナイ監督」ってのがいる。カーペンターとかサム・ライミとかあーゆー輩だ。チョイと当たってカネを手にした途端、大手の言うがままに「オシャレな画面造りを目指さなきゃ」「有名俳優を使いこなせてこそ名監督」「ラブストーリーは必須でしょ」「お客は笑いを求めてるんだよ、笑いを!」…どんどん才能を枯らしていくという(涙)。カーペンターもライミも、ポパイ刑事のごとくリハビリを重ねて一回り大きくなり、大手を見下して自らの立ち位置へ戻る事ができた。しかし、ついに戻って来なかったのが彼らの先輩、ウォルター・ヒルだった。それまでの彼は、アドレナリン過剰気味の初期作品『ザ・ドライバー』『ウォリアーズ』、そして彼の独特な映画観をキッチリ守って製作した『エイリアン』と、ヒットメーカー(またはお騒がせ映画人)として独自の立ち位置を確保していたのだ。そんな彼が始めて大手にすりより、観客におもねって作った本作。それまでのパワーがヌルいギャグに、無理なラブストーリーにと分散されて、本来のバイオレンスに集約できないもどかしさ。もちろん映画はヒットしたが、実は話は逆なんじゃないのか。本作がヒットしたのが原因で、彼の目が狂っていったとしか思えないです。この後、ヒルは『クロスロード』で従来路線(しかも音楽によるバイオレンス!)に戻ろうとするが、完成度の高さとは裏腹にヒットしなかった。多くの観客にとっては、もはや大手に飼われたヒットメーカーである彼に、かつての狂犬のような危ない魅力は求められなかったのだろう。以後の彼は従来のハリウッド的な「ほどほどバイオレンス」路線に従った、ヌルい映画しか監督または製作していない。野球のユニフォームにバットを持ったギャング団も出てこなければ、場違いなピックアップトラックでカーチェイスする弾けっぷりもなくなった。ヒルとライミの違い、ハリウッドを呑むか呑まれるかの違いはそこにあるだろう。オイラは、これが素晴らしい映画だってのをわかっていても、それでもこの映画を評価する事はできないですな。これはお金という魔物に負けて自らを葬った、一人のハリウッド人の華麗な墓石です。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-05-29 17:33:41)
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【点数情報】
Review人数 |
148人 |
平均点数 |
7.40点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 1.35% |
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3 | 3 | 2.03% |
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4 | 9 | 6.08% |
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5 | 13 | 8.78% |
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6 | 14 | 9.46% |
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7 | 29 | 19.59% |
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8 | 30 | 20.27% |
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9 | 26 | 17.57% |
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10 | 22 | 14.86% |
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【その他点数情報】
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